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片道勇者オンライン:シディアンの旅のまとめ

片道勇者オンライン @go2miner00 シディアン(PL:マイナス)のまとめを作ろうとしている最中
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マイナス @go2miner00

@go2miner00 朝早くに街を出て中央大陸を北へ北へと進む。まずは北の噂も多いだろう北の街へ…それがシディアンの当分の目標だ。そうして歩いていると途中近くにあった村の外れに鳩小屋と、何やらそこで作業をしているおじさんを見つけた。気になったのでフードを被って近づき、訪ねてみた

2016-06-22 20:16:56
マイナス @go2miner00

@go2miner00 「おじさん、なにしてんの?」 「いや、この鳩たちも可哀想だと思ってね。逃がそうとしてるんだよ」 「ふーん…」 聞くところによると、最近の闇が近づいている状況に際して、闇と距離が取れずに小屋に縛られている鳩が可哀想だと思って自由にしようという事らしい。

2016-06-22 20:20:26
マイナス @go2miner00

@go2miner00 そうか、こんな所でも闇の影響があるんだな…シディアンはそんな事を思った。と、同時に鳩を逃してあげているこのおじさんの事が少し気に入ったのだった。闇から逃げられない鳩も、闇に蝕まれつつある自分も近いような気がしたのだ。

2016-06-22 20:22:55
マイナス @go2miner00

@go2miner00 でも、そこに旅立つ自由と勇気があれば…そしてそれを助けてくれる人がいるのなら、どんなに心強い事か。 「おじさん、私もよかったら手伝おうか?鳩、いっぱいいるだろ?」 そのおじさんは笑ってありがとうと言ってくれた。少し照れる。

2016-06-22 20:25:24
マイナス @go2miner00

@go2miner00 ……鳩をあらかた逃し終わると、おじさんは「こいつらはこれから自由の身だが、立派な伝書鳩だ。お前さんが頼めばもしかしたら手紙を届けてくれるかもしれないよ」と言った。なんとなくいい事をしたような気がして気分が良かったので、喜んで手紙を出す!と答えてしまった。

2016-06-22 20:29:31
マイナス @go2miner00

@go2miner00 いつかの舟荷の時もそうだったが、たいして知り合いはいないのである。中央大陸で知ってる人なんていただろうか…?その時ふっと頭に思い浮かんだのがフリーダ王女…という人の事である。どうせ届くか届かないかわからないなら有名人の名前でも書いてやろう

2016-06-22 20:31:40
マイナス @go2miner00

@go2miner00 手紙の中身はいつかの舟荷と同じように適当に理術の本の中から呪文を書き写してみた。この鳩が本当にフリーダ王女に届けてくれるのか、それとも別の人に届くのかは知らないが…きっと誰かの役に立ったらいいな、とそんな事を思いながら伝書鳩を放った。

2016-06-22 20:35:12
マイナス @go2miner00

@go2miner00 (PL注:なおフリーダ王女…に襲いかかってる山賊のところに届いた模様。そして手紙は爆・発っ!!という形で青緑(アイン)さんに支援をさせていただきました。)

2016-06-22 20:39:01
マイナス @go2miner00

【中央/休息/探索2】シディアン@中は山の頂上で火を焚いて休んだ。火を見ていると理由もなく毛深い耳長人のことを思い出した。LP+5、DK+4。何を思い出したか描写するとさらにLP+2。 appli-maker.jp/analytic_apps/… #片道勇者オンライン

2016-06-23 07:04:25
マイナス @go2miner00

[8日目]シディアン 中/理術/半獣人(ネズミ) LP:60 DK:26 伝説P:4 《◆火炎のフォース》《仲間:頼れるペット》 (昨日分 @go2miner00

2016-06-23 10:19:14

# 9日目

マイナス @go2miner00

シディアンによくしてくれた耳長人、つまりエルフなのに毛深いことにそこはかとない悲しみを抱えてるはずだと勝手に思っておく

2016-06-23 10:26:18
マイナス @go2miner00

@go2miner00 日もだいぶ落ちてきた。もうそろそろ頃合いかと思って焚き火の準備をする。さっきまでに集めた薪木で今晩は十分だろう。並べて、本を開いて、呪文を唱える。小さい火が起きて種火にする用の紙に火が灯る。よしっ!と心の中でガッツポーズ。

2016-06-23 18:55:58
マイナス @go2miner00

@go2miner00 ここ暫くで自分はだいぶ理術の扱いに慣れたようだ、とシディアンは自画自賛した。実際、彼女はあの本を読み始めた頃より確実に理術を使えるようになっていた。8日前と比べても格段に良くなっているだろうーー尤も、きちんと使えるのはいまのところ火の物だけだが…

2016-06-23 19:00:34
マイナス @go2miner00

@go2miner00 薪木に火がきちんと移るまでの間に軽く荷物を広げ持ち物の点検を済ます。ついでに今日の夜ご飯用に取っておいた干し肉とネズ公が山の途中で見つけてくれた食べられそうな野草と果物を出す。鍋でもあればよかったのだが、残念ながらそんないいものはない。

2016-06-23 19:10:33
マイナス @go2miner00

@go2miner00 ねず公にはチーズ投げる。器用に受け取ってチチっと鳴くとそのまま食べ始めた。シディアンはというと火が燃えてきた頃合いを見計らって干し肉を日で炙って温める。今日の夜は普段より豪華だった。

2016-06-23 20:40:19
マイナス @go2miner00

@go2miner00 いままで急いで北へ北へと向かっていたが、幸いにして何事もなく進めている。そのおかげで思ったよりも早くこの山の頂上までこれた。この山を降りて、暫く行けばもう中央大陸の北のほうの街…らしい。少なくともこの山の麓にあった村の人はそう言っていた。

2016-06-23 20:52:29
マイナス @go2miner00

@go2miner00 そういうわけで少し早いがちょっと豪華な食事なのだ。 ご飯を食べ終え一息つく。 焚き火を見ながらシディアンは何とはなしに耳長人のくせに毛深い、ある男のことを思い出していた。本名かは知らないが彼はヒラオカと名乗っていた。

2016-06-23 21:06:37
マイナス @go2miner00

@go2miner00 ヒラオカは南大陸の街で私が財布をすった相手だ。……今はそんなことやってないが弁明すると当時はそれくらいしかできなかった。し、仕方ないと思っていた。そんな私に何を思ったか文字やら何やら教えてくれたのがヒラオカだ。

2016-06-23 21:12:22
マイナス @go2miner00

@go2miner00 このケープも彼がくれたものである。とりあえず手持ちので買えるもので買った。文字の勉強を頑張ったご褒美だと言っていた。服は自分で稼いでなんとかしなさいと言っていた。…闇に飲まれつつある世界だというのに明るい奴だった。

2016-06-23 21:16:24
マイナス @go2miner00

@go2miner00 ヒラオカ…前を向いて生きることを教えてくれた人だが、彼の消息は知らない。ある日突然、すまん!という書き置きとこの理術の本を置いていつの間にか居なくなっていた。本は置いてあったから私が拾った。突然いなくなった奴から貰えるもんか。

2016-06-23 21:20:24
マイナス @go2miner00

@go2miner00 あいつの贈り物だなんて思わないことが、突然いなくなったヒラオカへのささやかな抵抗だった。……彼は今どうしているのだろうか?あれからまた頑張って勉強して、なんとかここまで来れたが、こんな世界だ。そしてあの書き置きである。どうなっているかはわからない。

2016-06-23 21:24:00
マイナス @go2miner00

@go2miner00 願わくば、心優しく…自らの毛深さを時々悩むような繊細さを持った…彼もどこかで同じように生きていたらなとシディアンは思いながら火から登る煙を、そしてそのまま空を眺めた。 月の位置でなんとなくの時間を知る…もうこんな時間か、もうそろそろ寝よう。

2016-06-23 21:29:51
マイナス @go2miner00

@go2miner00 <ヒラオカ:毛深い耳長人。名前を適当につけた関係で、おそらく現代からの転生者的な人っぽそう。シディアンが聞き慣れた名前じゃない為に本名じゃないと思われてるし、おそらくきっと本名は別にあるんじゃないかな!あんま決めてない!>

2016-06-23 21:36:18
マイナス @go2miner00

ヒラオカははじめ、シディアンと同じく茶色い宝石があったらそれからつけようとか思ってたけどそのグーグルページにヒラオカ宝石云々見たいのが書いてあってヒラオカが妙にしっくりきたからヒラオカにしたよ!思いっきり日本名じゃないか!エルフなのに毛深い上に日本名!

2016-06-23 21:40:00
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