【東京公演中】青年団リンク キュイ『不眠普及』『止まらない子供たちが轢かれてゆく』三都市ツアー感想まとめ
【初日6/24 22:30更新分】↓
これからアトリエ春風舎で「不眠普及」を見る。実は非常に楽しみにしてる。そして客席に着いて、これが演劇になるなんて想像してなかった自分がいたことに気づく。正解はなく可能せだけがある上演前。え、そー言えば最近のムリンカンからリンクになったのはキュイだけらしい。
2016-06-24 19:26:51キュイ「不眠普及」 初演が特殊な美術装置ありきで書かれた戯曲だっただけに、空間が変われば印象も(たぶん本質も)がらりと変わる。動か静かで言えば確実に静のキュイ、なんだけど、一から三までの人称間を乱反射しながら全方位から撃ち込んでくる音響効果はまさに「寝かさない演劇」だった。
2016-06-24 20:56:45三人称から二人称へとシームレスに変わるみたいに三大欲求の1つがごっそり奪い取られ、その欠落を残りの欲求で埋め合わせようとする不合理が、聴き取れたとたん砂に変わるような脆く短い単語の羅列で語られる。そういえばかつて「長文しか書けなかった」綾門くんの最大の変化はこれかもしれない。
2016-06-24 21:03:34不眠普及!よかった! 止まらない子供たちと全然ちがう! だいぶ綾門さんの脚本に慣れてきたのか、セリフをひとつひとつ意味を考えながら聴けるようになった!
2016-06-24 21:04:38劇中のあの不眠のつらさは多分、寝たいのに眠れない夜のそれよりも、眠くて仕方ないのに眠っちゃいけない昼のそれに近くて、だから余計に終盤のクリアな目の冴えが映えていた。体感にもとづく印象でしかないけれど。
2016-06-24 21:06:56キュイ『不眠普及』なんとも頭がずくずくしまする。以前観たやつは鋭い攻撃だったけど今回は睡魔のごとくじわじわ泥塗りこまれた感じ。必ずしも泥が汚く嫌なものではないのだけど。泥取り払えたら綺麗なお肌が見えそう。3人の台詞すごく聴き入った…。初日お疲れさまです。長丁場お身体に気をつけて。
2016-06-24 21:08:28青年団リンク キュイ、ずっと体感したかった不眠普及。 この地球には酸素があって海と山と空と、そんで今じゃ国があって家があって普通に所属して生きてて、「よかったね〜〜?」と、自分の使えてない脳機能に言われるような感じだった 全然頭がまとまらない。 憧海さん音響だったー!奇遇〜!
2016-06-24 21:11:07あとやっぱりキュイ見てて思い出したのはこれなんですよね、とくに序盤の、どんな速度でどっち方向へどう転がるのかまるで掴めない感覚。 youtu.be/GlRlDTbRfjU
2016-06-24 21:11:51【6/25更新】止まらない子供たちが轢かれてゆく初日
止まらない子供たちが轢かれてゆく 今まで私の中でぶつ切りだったひとつひとつの場面が繋がった。 めっちゃ楽しかった〜😆 やっぱり照明びかびかびか〜!ってかんじの演出スキ!西島先生が女性だったところが私的にはとっても新しくて、すごい素敵だった!
2016-06-25 19:54:31うまく言葉にできないのがつらいけど、ほんとに観にいってよかった! でも覚えてるセリフが邪魔をしてきて、んんんん!ってなった。 始まる時に音楽流れ出して、興奮止まらなくてニヤニヤしちゃった〜
2016-06-25 20:04:33【6/2715:00更新】
こういう人はキュイの「不眠普及」をぜひ。ただし、眠りについて考えさせるためにト書に「眠りを誘うように」と指定されているのではないか、と疑ってしまうような上演のため、万全の体調で臨まれたし。 twitter.com/maki_co/status…
2016-06-26 09:17:42青年団リンク キュイ『止まらない子供たちが轢かれていく』否定/肯定、悪意/善意が高速回転する切れ味鋭い台詞。暴かれた景色の無力感と絶望感は継続されていくが描かれたのは単純な二項対立でもないし決着もない。ロジカルかつ非日常的台詞(非現代口語演劇的)が醸すドライな詩性がいい。
2016-06-26 11:23:42→キュイは初めて観たが、キュイの特性か、『止まらない子供たちが轢かれていく』に限ってか、演出家に拠るものか、編集のテンポ、台詞まわし、人物のデフォルメが近年のテレビアニメ(「近年」かどうかもわからないくらい知らないけど)っぽいと思った。
2016-06-26 11:43:08青年団リンク キュイ『止まらない子供たちが轢かれてゆく』を観てきました。登場人物だれのことも全く愛せないけど、起こることも台詞も音楽も、気持ち良くて楽しかった。『不眠普及』も観ます。
2016-06-26 17:36:38キュイ「止まらない子供たちが轢かれていく」観劇。前回の綾門演出とは違い、かなり引いた視線から語られる物語は、「エンターテイメント」といった喜劇に仕上がっています。冷めている視線と言ってもいいかな。そのため綾門優季の言葉が際立って、するっと刺さります。
2016-06-26 20:26:02キュイ「止まらない子供たちが轢かれていく」続。ツアーをしやすいように簡素なセットの中を大人と子供を演じ分けていく役者達。前回公演とは違い、子供視点、大人視点で観るかと言うこともなく、子供だからの残酷さ、大人だからこその残酷さが出ていたなと。ラストの改変は業の深さを際立たせてます。
2016-06-26 20:38:04キュイ「不眠普及」観劇。何ともアンニュイな時間がただただ流れる数十分。淡々とした台詞で展開していく物語は小説を読んでいるよう。でも、3人の女優が物語ることで熱が帯びるわけです。ここが良いとたくさん上げられるのだけど、なぜいいのかをなかなか言えない。でも、すごくいいんだな
2016-06-26 20:49:28中野成樹+フランケンズ『えんげきは今日もドラマをライブするvol.1』Aプロ「森のカヴァー」からの、青年団リンク キュイ『不眠普及』。私は狭量で器が小さいし、目下、人生に鬱屈してる日々なので、「分からないこと」を楽しむ余裕がなかった。ジャッキー・チェンの映画とか見るべき日だった。
2016-06-26 21:26:26青年団リンク キュイ「不眠普及」アフタートークしてきました。 ただでさえ膨大なセリフに、必死についていこうと集中するが、そこを見事に撹乱してくる演出が小気味良かったです。 キレイな女優に、まあエグいことを言わせる。そこもまたグッときました。 東京公演は7/2までやってます。
2016-06-26 22:04:14今日は演劇初体験の一日でした。キュイ『止まらない子供たちが轢かれてゆく』 『不眠普及』。ふり幅のものすごい2作を見て、演劇を見た!という気持ち。とくに『止まらない子供たちが轢かれてゆく』は演劇初心者にもわかりやすく、楽しめました。
2016-06-27 00:28:58