編集部イチオシ

テロに遭わないようにする/遭った時の被害を減らす

テロの被害を減らすために個人で心がけること、バングラデシュ・ダッカでの事件後に内藤正典教授が連ツイされました。
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masanorinaito @masanorinaito

【危機管理】ISはシリア、イラクで劣勢。世界各地でテロを起こすことで、力を誇示するので、当面、世界のどこにいても危険は高まる。イスラム圏で酒類を供するホテルや飲食店などへの立ち回りを避ける。

2016-07-02 09:56:25
masanorinaito @masanorinaito

【危機管理】 空港、駅、ショッピングモールのように不特定多数が集まる場所を狙う可能性が高い。大都市の地下鉄とバスは密閉されているため小規模の爆弾でも威力が高いので使わない。一般の鉄道も同じ。

2016-07-02 10:00:14
masanorinaito @masanorinaito

【危機管理】 日本の外務省が発出する危険情報は参考になるが、トルコを見れば明らかなように、国によっては安全を守るには不十分である。英語で読めるなら、英国、米国の旅行情報を読む。両国ともイスラム圏で嫌われているので、詳細である

2016-07-02 10:03:47
masanorinaito @masanorinaito

【危機管理】 イスラム圏では公共交通機関を使わない。交通ラッシュの時間には移動しない。車が渋滞している時はテロリストにとって銃撃、自爆とも最適の時間帯である。

2016-07-02 10:06:51
masanorinaito @masanorinaito

【危機管理】 現状では、アメリカ、ヨーロッパ、オセアニアなど非イスラム圏であってもテロのリスクは高い。日本人はテロから数ヶ月ですぐ忘れるが、出かける前に、目的国、目的地で過去に何が起きたかを調べるぐらいは自分でやる

2016-07-02 10:15:51
masanorinaito @masanorinaito

【危機管理】 ISのテロは、ひどくインスタント。AK47(自動小銃)と自爆が中心。これまでのテロのニュースなどで、AK47の音を聞いて覚えておく。素人には最初爆竹のように聞こえる。とにかく弾が貫通しそうもない物陰に潜んで動かない。発射音が聞こえたらパニックで走らないこと

2016-07-02 10:21:12
masanorinaito @masanorinaito

【危機管理】 不幸にして爆弾テロに遭遇したら。頭を守ること。日頃から頭部を保護できる帽子、カバンなどを持ち歩く。爆弾によって建物のガラス、天井などが崩落するからである。

2016-07-02 10:27:33
masanorinaito @masanorinaito

【危機管理】 ごく近くで銃が乱射されている時に、多くの人が殺到する店やカフェテリアに一緒に入らない。みんなが逃げ込むと、そこに行きがちだが、テロリストは、人が逃げまどい、集まったところを狙い撃ちにする

2016-07-02 10:30:07
masanorinaito @masanorinaito

【危機管理】日本のメディアは日本人が被害にあわない限り、大きく報道しない。自分が海外に行こうとするなら、少なくともBBCや米英の新聞記事から目的地で、どんなテロが起きたかを調べる。しかし、テロリストは同じ場所を何度も選ばない twitter.com/nhk_asianvoice…

2016-07-02 10:37:37
masanorinaito @masanorinaito

【危機管理】 多くの日本人は、いくつかの国に多数のイスラム教徒が暮らしていることを知らない。イスラム教徒とテロを結びつけるのでは断じてない。だがISはイスラム教徒である以上、イスラム教徒市民の中に潜む可能性は高い。タイ、フィリピンはいずれも南部にイスラム教徒が多数いる。

2016-07-02 10:43:44
masanorinaito @masanorinaito

【危機管理】 タイは南部の3県ではイスラム武装勢力と政府軍との間に衝突がつづき、フィリピンもミンダナオなどにイスラム武装勢力がいる。従来、ISとは無関係であった組織が、今後も無関係でいる保証は何もない

2016-07-02 10:50:24
masanorinaito @masanorinaito

【危機管理】 インドネシアのバリ島は人気の観光地で、バリ自体はイスラム圏ではない。しかし、2002年、05年にテロ事件が起きている。外国人の集中する飲食店やクラブなどはたえず標的となるリスクを負っている。

2016-07-02 10:55:25
masanorinaito @masanorinaito

【危機管理】 モルジブも、住民のほとんどがイスラム教徒であり、ISの戦闘員として参加しているモルジブ出身者もいる。イスラム法による統治を求める運動もあり、ISに共鳴したテロリストが、外国人の集まるビーチやリゾートを不道徳なものとして狙う理由はある。

2016-07-02 11:02:06
masanorinaito @masanorinaito

【危機管理】 ヨーロッパ。パリやブリュッセルでISによるテロが発生したが、他の国でもテロが起きる可能性は高い。英国(05年にロンドンで同時多発テロ)、スペイン(04年にマドリードで同時多発テロ)では大惨事となった。

2016-07-02 11:12:06
masanorinaito @masanorinaito

【危機管理】 ドイツ、オランダ、デンマーク、オーストリア等では反イスラム感情の高揚もあり、次にISが標的とするリスクは高い。もちろん、フランスは依然として脅威のレベルは高い。上の国は、いずれも全土にイスラム教徒が多数おり、テロリストが潜伏する場所には事欠かない

2016-07-02 11:15:38
masanorinaito @masanorinaito

【危機管理】 ISによるテロがこれまでのテロ組織と比べて格段に危険性が高いのは、メンバーシップを問わないこと。誰でも、どこにいてもカリフ・バグダーディに臣従の誓いをたてれば、それでISの国民になってしまう。必ずしも、シリアやイラクにいる戦士をどこかに派遣する必要もない。

2016-07-02 11:23:00
masanorinaito @masanorinaito

【危機管理】 パリやブリュッセルの場合は、中東に距離的に近いこともあって、直接、シリアにいた戦闘員が関与したとされるが、銃と爆薬さえ入手できれば、ISに共鳴した人物が、どこにおいてもテロを起こすことは十分ありうる。

2016-07-02 11:25:03
masanorinaito @masanorinaito

【危機管理】 ISと関係がなくても、テロがISの意に沿うものならば、後追いで称賛すればよいだけのこと。

2016-07-02 11:29:41