ヒーローアイドル、かくあれかし

よっしー @yossy_island

南条ちゃんがビートシューターに「アイドルとは、ヒーローとは、ヒーローアイドルとは」って己のあり方をつきつけられたラウンドだったけど、割と初期から俺の中で南条ちゃんは「ヒーローのカッコよさに憧れて真似してるだけの14歳の子供」という立ち位置でいる。

よっしー @yossy_island

南条ちゃんが「ヒーローなら○○だ！」とか「正義の味方は△△だ！」みたいな「ヒーローかくあるべし」という概念を行動規範にしてるのはおおよそ反論のないところだと思うけど、ここに「ヒーローへの憧れ」が入ると少しややこしくなる。

よっしー @yossy_island

例えば荷物を抱えて立往生してるお年寄りがいた時に、理想とされる南条ちゃん像だとまったくのノータイムでお年寄りに手を差し伸べるのに対して、「憧れ」というフィルターを介すると「お年寄りが困ってる、（自分が憧れる）ヒーローなら助けなきゃ」と己に言い聞かせる思考を働かせる間隙が生じる。

よっしー @yossy_island

これは南条ちゃんの意識下において、判断の根拠を「己の中の明確な正義」に委ねているか「既存ヒーローの掲げる正義」に頼っているかという大きな違いとなって潜伏している。もしかしたらこの「己以外の正義」に立脚しているのが現在の南条ちゃん像ではないだろうか。

よっしー @yossy_island

そのあたりの未消化感というか、「ありたい姿（＝ヒーロー的なカッコよさ）」と「あるべき姿（＝ヒーローの理念を自力でアイドルに落としこむ）」の乖離が存在しますよー、と公式に明言されたのが今回のビートシューターwith光だったのではないだろうか。

よっしー @yossy_island

以前こんなのを描いたことがある。特撮ヒーローが放った言葉を上っ面だけ借りて説教する、そんな自己投影による陶酔が今の南条ちゃんの限界なのではないか、と。 pic.twitter.com/ad3wrwRKCL

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よっしー @yossy_island

いつか南条ちゃんが己の内に借り物ではない正義を宿し、「ヒーローに憧れる少女」から「真のヒーローアイドル」になる日を心待ちにするとともに、新たなカード早く出ねぇかなぁと指折り数える作業に戻ります。