@nixeneko Яを左側と縦棒に分割して「၄|」の様に見た時、普通は|→၄の順に書くけど、これを၄→|の順で書いたものっていう解釈は不適当?
2016-08-11 12:27:24@na4zagin3 確かにその可能性はありますね。距離は小さそうです。ただ、 commons.m.wikimedia.org/wiki/File:Evol… を見る限りそれぞれ別方向の進化をした様にも見えます。
2016-08-11 12:36:03@nixeneko キリル文字って、小文字書体からそういうカッパープレート体風筆記体まで連続して発展してたの!?……ギリシャ文字と同様、近代になってラテン文字に倣って作られたものかと思ってた
2016-08-11 12:47:23@na4zagin3 聖書写本とかではアンシャルに近い形がずっと使われてたようですが、15-17世紀ころには速記体が発達してきていて、それをもとに、ラテン文字を参考にして書体の整備が行われたような感じがあります。
2016-08-11 13:01:05@nixeneko なるほど……。ギリシャ文字の方は知っているとおもうけど通常(非銅板体風)の筆記体からカッパープレート体風筆記体までの連続性はあると言えばあるけれど(λの位置とか)、しかし、μやρの様に妙な革新のあるものが…… de.wikipedia.org/wiki/Griechisc…
2016-08-11 13:25:19@nixeneko 中世風のcursive(少なくとも18世紀末まではこれ)からカッパープレート体風cursive(20世紀初頭はこれ)までの差が……云々書いてたら、19世紀の写本に中間的な書体が使われているのを見つけたので訂正する bl.uk/manuscripts/Fu…
2016-08-11 13:44:11>Ш has the distinction of being the only[citation needed] distinctly Cyrillic letter internationally used in mathematics: へー。
2016-08-11 16:13:53>母音に先行するjの要素の体系的な表記法がキリル文字で確立していることで,その結果Ꙗ, Ѥ, Ѩ, Ѭの各文字(いわゆるイオタ化母音字)が作られ,そして,その類推の線上でЮの字体も安定したものと考えられる(本来は、ギリシア語の連字οιに倣ったꙔが起源だった).
2016-11-16 20:36:10>また,2つの鼻母音字は,グラゴル文字ではそれぞれⰧ (e+ɴ),Ⱘ (o+ɴ)のように母音e, oに鼻音の要素を加えた構造になっているのに対し,キリル文字ではそうした構造が明らかでなく,(続
2016-11-16 20:43:04続)>それぞれがグラゴル文字を90度回転した形を起源とするというトゥルベツコイ(N. S. Trubetzkoy)の解釈のように,グラゴル文字への依存性はここにも存在する。 三省堂「言語学大辞典 別巻 世界文字辞典」『キリル文字』の項より
2016-11-16 20:45:13