あ、少なくとも守旧派は、もし彼らが「戦争してでも国を守れ」「自分が兵士になってもいい」と言うなら、それは恐怖の点で左派とは違う、って言えるよね。
2016-06-26 13:32:45あとそうだ、恐怖を要求するのは共同体なので、個人主義を使って共同体を常に否定したい、ってのはありそうで、それと共同体不信がつながってる可能性もある。
2016-06-26 13:37:18私の言ってる相対主義は価値相対主義のことで、絶対主義と相対主義は言葉上概念上は対義語だろうけど、それは外から見た場合の話で、個々に生きる人とその人々からなる共同体がいずれかの価値観をよしとして採用するというのは別の話だと思ってる
2016-06-26 13:43:12ちとこれ↓の続き。昨日は「恐怖」についてだったけど、今日は「欲」に関連して… twitter.com/kazutomi/statu…
2016-06-27 13:47:12てのは、日本の左派的なもの―と私が見るものってことだけど、例えば反戦とか反原発とかリベラル(本物の、ではない)とかって、知的怠惰とか精神的心理的弱さと、とても相性がいいように見える、ってこと
2016-06-26 13:06:18恐怖と同じで、欲も人間が生きていくのに必要なものだと思う。食欲が出たら食わなきゃ死ぬ。性欲がなければ子孫は残らない。金銭欲だって、金がないと生きられないのだから、実は必要なもの、って言える。
2016-06-27 13:49:10ただ、一人では生きられない人間が、共同体の中で生きるとき、欲を無制限には満たそうとすると、それが共同体の働きを阻害して、その中にいる人々の幸せ(欲を満たしたい、というのも含む)を損なう。
2016-06-27 13:51:28共同体では欲の制御が重要で、それで人間は宗教だの道徳や倫理だのを持つことにし、あるいは持たざるを得ないんじゃないか、って思ってる
2016-06-27 13:53:01例えば道徳は、個人に、欲を抑えるように言ってくることがある。その人がその道徳を是と認めているとき、その人は「従わなければいけない」と思う。と同時に、欲を満たしたいとも思う。
2016-06-27 13:58:23そこで、欲を満たさずに道徳に従う、という選択ができることが、精神的心理的な強さだとするなら、左派的な主張のほとんどは、個人が欲を満たしたいという方に向いているんじゃないだろうか……
2016-06-27 14:00:56簡単なのは個人主義。個人主義は、全体より個を上に置く。だから、個が嫌だということを全体は押し付けられない。個人主義が是であることは、個人が欲を満たす方向に便利だ。
2016-06-27 14:04:49他には、例えば国民主権という言葉。この概念、私ははっきり理解できないんだけど、言葉としては国民が主権を持つという意味だから、この言葉を聞いたときに、個人が何か実現したいときに「国民主権」でない場合よりは実現しやすいだろう、と考えるのは自然だろう。
2016-06-27 14:07:51人権もそう。人権とは、自分が嫌なことをされない権利だ、くらいに捉えている人が多いように常々思う(ほんとは違うw)。「人権」がそういう意味なら、人権を主張することは自分の利益になる。だから欲と同じ方を向いている。
2016-06-27 14:10:18あるいはイエの否定。イエに関する何らかのルールから自由でいたい。だからイエが否定されることは、自由でいたいという欲と同じ方を向いている。
2016-06-27 14:12:00左派の特徴では、と言っているので一応。守旧派が例えばイエは大事だと言うなら、その人はイエに関する様々なルールによる縛りを受け入れるだろう。普通は人間は縛られたくないものなので、その点では、楽だ、くらいの欲とは別の方向の主張をしていると言える。
2016-06-27 14:14:48あと人権も。もし右派が人権を何らかの形で制限したいと言うとしたら、言う本人だって国民なんだから、自分の権利を制限していい、と言ってることになる。左派はこれ絶対言わないと思うし、てかこれを言ったら右派認定ってとこでは。
2016-06-27 14:16:54で、平等主義とか、弱者を助けるとかは、承認欲求を満たす方向と一致する。平等主義や弱者救済は悪いことじゃないし、むしろいいことだとは思うんだけど、それとは別に、それらが心理的欲求と同じ方を向いている、という事実。
2016-06-27 14:22:12