『史記』の「烏孫」の発音を復元すると、砂漠の水源「氷河」の輝きを意味した印欧語で、ギリシア語、ラテン語と同系統の言葉だった!?

「烏孫」(あそん)とは、インドヨーロッパ語族のトカラ語派(アールシ語)にみられる「白い」を意味するarkiと同根の言葉で、「アールスン」の音訳でした。日本語「えんじ」色の語源とも。言語学の専門家の考証と中国史からのアプローチが決め手になりました。
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切韻音系中古漢語bot @Chetpheng

尤も,この結論には1つ大きな穴があります。そもそも再構された上古漢語は先秦代が基準であり卑彌呼の時代とは 1000 年近い隔たりがあるところです。中古漢語の基準との隔たりは約 350 年ですので,上古漢語を元に「カ」と斷定するのは嚴しいかもしれません。

2016-02-03 05:39:12
巫俊(ふしゅん) @fushunia

@Chetpheng すいません、発音記号として添えられている「*」は何を指すのでしょうか?

2016-02-08 12:39:41
巫俊(ふしゅん) @fushunia

@Chetpheng 再構音だと示すために、つけているのですね。ありがとうございます

2016-02-08 13:27:30

**このツイートの後、
「焉居」などについては、
印欧語で「黒」を意味するとのご教示を、
言語学を専門とする方から頂きました。

楼蘭から出土した遺物より、
「白」「黒」「赤」の3色を世界観とする人たちだったのではないかと、指摘されています。

なので、すべてが「白」だと確認できた訳では無いですが、
いずれにしましても、先史時代の東西交流(メタルロード)
の研究が現実のものになってきました。

中国と日本の青銅器時代は、西アジアからの伝播により始まり、
弥生銅剣・銅矛の最古の姿は、シベリアで確認されたという考古学の論文が出ています。**