『テヅカ・イズ・デッド』を批判的に乗り越えるために

3
前へ 1 ・・ 5 6
uroak_miku @Uroak_Miku

21)それでも作品論の延長としてのキャラクター論と、商品論としてのキャラクター論の融合を図ろうとした(著者にどこまでその自覚があったのかは疑問ですが)のはやはり評価したい。

2016-11-13 23:53:43
uroak_miku @Uroak_Miku

22)ここで難問として立ちはだかるのがこの子猫です。 pic.twitter.com/UY3okxlhih

2016-11-13 23:57:46
拡大
uroak_miku @Uroak_Miku

23)続きは別の機会に。

2016-11-13 23:59:16

以下、思いつくままに影を論じてみました。

uroak_miku @Uroak_Miku

以下更新しました。 『テヅカ・イズ・デッド』を批判的に乗り越えるために - Togetterまとめ togetter.com/li/1047586?pag…

2016-11-14 00:13:25
uroak_miku @Uroak_Miku

あ、そういえば影が描きこまれていますね。戦闘機の影らしきものが地表におりています。走る男の子も、影ではないけれど血痕みたいなのを航跡に残しながら駆けている。土を蹴った跡でしょうか。ここには「地面」が存在する。揺るぎない「地面」が。 pic.twitter.com/bkizEIBVwo

2016-11-14 00:32:40
拡大
uroak_miku @Uroak_Miku

商業デビュー後の作品から。こっちは影がない。屋内だからでしょうか。 pic.twitter.com/IFsA007UrV

2016-11-14 00:34:14
拡大
uroak_miku @Uroak_Miku

衝撃の商業デビュー作から。影があります。 pic.twitter.com/TkVi7LVxTK

2016-11-14 00:36:25
拡大
uroak_miku @Uroak_Miku

商業デビューまもない頃の作品から。死別シーン。さりげなく影が描きこまれています。この頃はまだまんがでスクリーントーンを張る技法は日本ではなかったので手描きと思われます。 pic.twitter.com/JEIeXj9BH9

2016-11-14 00:50:21
拡大

以下は手塚まんがのスターシステムについて。

uroak_miku @Uroak_Miku

1)手塚まんがの特徴としてスターシステムがあります。各キャラクターを俳優に見立てていろんな作品で使いまわすのです。 pic.twitter.com/z1S4qCEQy2

2016-11-14 01:26:05
拡大
uroak_miku @Uroak_Miku

2)「キャラクター」を可逆から不可逆にしていくのが手塚まんがの王道だとして、その手口に手塚そのひとがひょっとしたら何か罪悪を感じていたのではないかと思います。それでスター・システムというリセット機能を取り入れて各キャラクターを可逆に戻している。罪滅ぼしとして。

2016-11-14 01:28:43
uroak_miku @Uroak_Miku

3)いくら紙のなかとはいえひとを死なせているわけですよ手塚は十代のときから。命の大切さを訴えるために作品内で命を殺めている…罪悪感はやはりあったと思う。それでスターシステムで浄化している。 pic.twitter.com/OmuEv8Jr4Z

2016-11-14 01:30:35
拡大
uroak_miku @Uroak_Miku

4)まんがでのスターシステムはほかのまんが家には継承されなかった。手塚以外には例が思い浮かばない。もしあるなら知りたい。むろん日本のまんがのことです。

2016-11-14 01:31:49
uroak_miku @Uroak_Miku

5)手塚まんがの最古参キャラクター・ヒゲおやじからして何度も何度も命を落としています。 pic.twitter.com/o1WHReknZZ

2016-11-14 01:35:40
拡大
uroak_miku @Uroak_Miku

6)「キャラクター」の可逆→不可逆を描きながらも可逆に必ずリセットをかける…けっして成熟することのない輪廻的世界。戦後日本のおたく文化のDNAはこんなところから生まれたのかも。

2016-11-14 01:38:29
前へ 1 ・・ 5 6