千葉市長・熊谷俊人氏「そもそも夫婦に『特権』のある制度とは何か」「パートナーを造らぬ選択への配慮も必要では」
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※【プロローグ】少し、この議論に至るまでの経緯を紹介します
togetter用資料 この流れから、今回のまとめ話に ちなみに「猛批判」より「賛否両論」が実際でしょう。 LGBT新制度が好意的に受け止められたはずが、LGBTへの嫌悪許容発言により逆に猛批判を浴びた千葉市の熊谷俊人市長 - togetter.com/li/1047668
2016-11-15 08:50:59先ほど定例記者会見で、性別が同一である者とパートナーシップを形成している職員が介護休暇や、結婚休暇に相当するパートナー休暇を取得できる制度を発表。 既に事実婚でも休暇の取得が可能なもので、性的多様性に配慮できる項目と判断しました。事実婚で許容されている分野・趣旨を今後も精査します
2016-11-10 14:18:50性的多様性についてもっともらしい理屈(多くは整合性が取れていません)を用いるのではなく、単純に「生理的にダメ」「気持ちが整理できない」と言えば良いと思いますし、それは別に責められるべきものではありません。
2016-11-11 16:57:21私はそんな発言が無くなる社会を望む側ですが、多くの日本人にとって性的多様性の議論は始まったばかりです。社会・人はそんなに急激には変われません。特に愛という最も根源的な感情に関するものであれば尚更です。今の時点で嫌悪感の表明すら認めないのでは、却って相互理解を阻害すると私は考えます twitter.com/yymmgg0115/sta…
2016-11-11 19:07:50「生理的にダメ」は、言ってもいいのでしょうか。思うだけなら勝手ですが、公言するべきではないのでは。 twitter.com/kumagai_chiba/…
2016-11-11 18:15:47多くのご意見ありがとうございます。性的多様性を話し合う際に、嫌悪感を抱く方の意見を抑制せず、その上で課題を抱える方への理解と権利擁護を促す必要があるという趣旨でしたが、当事者に攻撃的に向けられることを認めるかのように受け取られた方も居ることから、誤解を招く表現であったと反省します
2016-11-13 06:14:48以上、少し前の市長関連まとめ(http://togetter.com/li/1048695)議論のダイジェストでした。
このtogetterのほか、個別ツイートにも多数のブクマがついています
http://b.hatena.ne.jp/entry/twitter.com/kumagai_chiba/status/797017984862547968
http://b.hatena.ne.jp/entry/twitter.com/kumagai_chiba/status/797548222931554306
ここから本題に入ります。
おはようございます。千葉市美術館で『文人として生きる− 浦上玉堂と春琴・秋琴 父子の芸術』を開催中です。昨日公務の合間に少し鑑賞しましたが、10年ぶりの玉堂展、息子の春琴・秋琴の足跡も辿ることができる企画展となっています。ぜひお越しをccma-net.jp/exhibition_end… pic.twitter.com/dpqplBwP0Z
2016-11-14 06:41:20①早起きしたのでLGBT関係で私が悩んでいることを一連ツイートで書きます。LGBTへの理解が進むと行きつく先の一つは同性婚だと思います。私自身は賛成側ですが、「そもそも行政がパートナーを認定し、独身者と違い税制や権利等で特権を与える意味は何か」という問いに行き着きます。
2016-11-15 05:08:47②多様性の行き着く先は「そもそもパートナーを作らない選択にも配慮されるべき」。そうなるとパートナー広範に与えられる特権は適切なのかという議論に。おそらくパートナーに対する特権を整理し、個々に社会的な意義を評価し、特権の付与が適切か、という流れになるのかと思っています。
2016-11-15 05:09:16③異性婚に特権が与えられていた大きな要因の一つは親子関係・子育てにあり、「一人では自立できない子供を育む主体を支援することで社会の安定性・持続性を高める」ことにあると思います。こちらの社会的意義の評価から導き出されるのは、パートナーの形状・有無に関わらず子育てする主体への特権付与
2016-11-15 05:09:34④パートナーが居ること自体の社会的意義ですが、子育てしない・できない異性婚や事実婚にも既に特権が与えられていることを考慮すると不均衡があり、まずは不均衡を解消するための施策は必要、権利を落とすのは様々な面から困難なので権利を与えることでの不均衡解消、すると独身者との不均衡は拡大
2016-11-15 05:09:54⑤病院での看取りも含めパートナーに対して認めることが適切な権利もあります。市営住宅は法的婚姻・事実婚が対象ですが、その理由は子育て支援なのかパートナーに対してなのか、子育て支援であれば子育て意思や年齢を問うべきか…等々、「子育て支援」と「パートナー支援」の整理が本当に悩ましい
2016-11-15 05:10:20⑥私の中で結論に至っておらず、皆さまの意見を頂きながら、異性・同性カップル・シングルに対する合理的な支援、さらには子育て支援のあり方について検討し、一つひとつ現実的なステップを踏みながら社会全体を前に進めていきたいと考えています。認識に不備・間違い等があればご助言も下さい。
2016-11-15 05:10:57⑦追記。パートナー支援を相互扶助への支援とすると愛は必要なく、相互扶助の契約や関係が確認できればどのような形態であっても支援することが妥当ではないかという考えにもなります。
2016-11-15 05:20:34@kumagai_chiba 集団生活自体に合理性がある、というのもあるのではないでしょうか。これは普遍的なものだと思います。
2016-11-15 05:18:38@kumagai_chiba 政治の第一義を下位の価値観と混同。 生物としての人間社会存続には、異性結婚による次世代DNAと家族・社会の文化や資産の継承が必須。この原則を守り確認し支援こそ政治の仕事で目的。 それを忘却し放棄し混同混乱、上乱れ国破れるの典型。
2016-11-15 05:27:10@kumagai_chiba 独身でパートナーを看取った者として、市長の考えを心より応援しています。少数者にとっての議論が深まることを祈っています。
2016-11-15 05:47:53@kumagai_chiba 市町村を維持するためには子供を産んでいってもらうことが必要不可欠なので子供を生み育てていくことに対して優遇するというのはまず必要だとして、そうでない人達シングルも子無し夫婦も同性婚もなるべく不都合がないようにだけしてあげるのがいいのかなぁ
2016-11-15 05:54:22@kumagai_chiba 同性婚賛成とのことですが、それは政策決定を考慮しない一個人の感覚として、という意味ですか?連ツイでは明確な政策方向性を示されていないので、検討の結果、政策としては「現状同性婚は認めない」みたいなこともあり得ますか?
2016-11-15 05:57:41@kumagai_chiba 同性婚の方が特別養子縁組で子どもを持った場合、その子どもがどう考えるか?などなど、一歩進むとまた新たな課題がでてきますね。タブー視されていた分野のテーマを考える機会、議論できる場が提供されるようになったこと自体が、まずは大きな一歩と考えています。
2016-11-15 06:09:13@kumagai_chiba 熊谷市長さん、お早うございます。 朝、早いんですね。w 発言すれば、炎上避けられない問題にも逃げることのない市長さんの姿勢に感服いたしました。 今日も一日、御安全に。
2016-11-15 06:14:37@kumagai_chiba おはようございます。 子育て支援から考えると、独身者は既に親側の戸籍に居て、全員がメリットを享受済。パートナーと新たな戸籍を作る又は事実婚でメリットを受ける選択をしていない状態です。独身のままでいるのは格差ではなく個人の選択で、格差とは別だと思います
2016-11-15 06:55:36@kumagai_chiba 自立した男女が共同生活を行う時、法律婚か事実婚かでも差が生じる 元々こうした不合理があるのに、ここに同性カップルを加えると問題が更に複雑化する ここは単なる婚姻で得られる公的利得を無くし、性不問の全て事実婚ベースで、子育や介護に公的利得を集中しては
2016-11-15 06:56:20