「人生リセットもの」の男性向け(異世界転生)と女性向け(店もの)の違いについて
文芸評論家の方たちや出版社社長と話している中で、「男性と女性は、転生モノのストーリーラインが違う。男性向け作品は死んで異世界に生まれ変わる転生ファンタジーだが、女性向け作品は食えなくなったところを自営業の店に拾われて、店モノ・料理モノになる」との結論に至り、色々と慄然とした。
2017-06-15 16:54:21同じ転生ジャンル・自分探しジャンルであったとしても、男性向け作品は思惟が残れば肉体に執着しないのに対して、女性向け作品の方は現世の肉体に執着する。そのため「店モノ」になるというのには、スゴく納得した。
2017-06-15 16:57:21男性と女性では、同じ「人生リセットものストーリー」であったとしても、リセットの仕方で大きな違いがあるのかもしれない。
2017-06-15 16:59:23ああ、書き方悪かったですね。整理していただきありがとうございます。 twitter.com/srpglove/statu…
2017-06-15 18:31:48伝わりにくかったのを整理してもらった。『店モノは実質的に(女性向けの)転生ものである』の方が確かにわかりやすい。 twitter.com/srpglove/statu…
2017-06-15 18:32:53転生……?王家の紋章は?!ふしぎ遊戯は?!と思ったけど、現世の肉体に執着はしてるか?してるかな??店もの……? 文芸だとそうなのかしら?? twitter.com/nakatsu_s/stat…
2017-06-15 17:49:35@enobito 榎本ナリコさんからリプをいただいてしまった/ここ数年の「なろう系小説」での転生モノと、女性読者を数多く得ている「店モノ」の話ですね。王家の~・ふしぎ~などは、少し年代的に前なのと、「肉体はそのままで召喚される」イメージと言えば伝わりやすいでしょうか。男性向けは肉体が変容する感じ。
2017-06-15 17:57:00@nakatsu_s なるほど、自分そのもののまま活躍したい、というのと、今の自分をまるごと捨てる、または捨てることが目的でさえある……みたいな感じでしょうか?店をやるって感覚はちょっとピンと来ないですが、幼女戦記みたいなものを見るとへぇーっ!となりました。
2017-06-15 18:01:19@enobito そうです、幼女戦記が典型的ですね。男性向けであっても、そのままの自分で転生するものも数多いですが、その極北になると『自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う (スニーカー文庫)』とか。女性は劇的に生き方が変わる(悪女として生きる婚約破棄悪女モノ)けれど、肉体変容は少ない印象。
2017-06-15 18:04:46@nakatsu_s なるほど、女性の転生ものの母数がそもそも少ない感じですね、でも男性の転生ファンタジーは一大ジャンルとなってますよね。魂が入ってる入れ物の差もあるんでしょうかね、面白いですね。
2017-06-15 18:12:48@enobito あくまで私見ですが、女性の場合、「少女から女になる時に、一度、肉体の大きな変化を経験している」ので、転生モノで肉体変容して何かが変わるということを逆に信じ難いのかも。だから生き方・思想信条・職業の変化の方が馴染みやすいのかも。で逆に男性は人生リセットに肉体変化を希求しちゃう。
2017-06-15 18:15:49@enobito 文藝の話ですが「女性作家は何作も初恋モノを書けるが、男性作家は数作しか書けない」説があります。女性は外的に少女から女になるので、逆に心理的にいつまでも少女でいられるんですが、男性は「僕は男にならねば」と内的に思わない限り少年でいられるので、逆に一度大人作品を書くと戻れない印象です
2017-06-15 18:30:18(反応)