VガンダムのリーンホースJr特攻シーンとは一体どういうシーンなのか？

はばキツ @foxnumber6

津波のときに自分を助けようとした人に「私はいいから先に逃げろ」と言って追い払った97歳のおばあさん迫力がある。 pic.twitter.com/VKw4OofvO7

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🐎クワトロさん💻ガンダムSEED劇場版楽しみ @120372G

@foxnumber6 ガノタなら分かってくれるかもしれないですが 機動戦士Vガンダムの50話で 若者も乗せたリーンホースという戦艦が敵艦に特攻してしまう話があるのですが 若者を先に逃がし 敵と果敢に戦い散っていった老兵達を思い出しました pic.twitter.com/38cSdrhVD6

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はばキツ @foxnumber6

シブい……

はばキツ @foxnumber6

リーンホース特攻はさんざ子供を担ぎ出して戦争やらせてた大人がこれは大人の責任だとか言って勝手に気持ちよくなって勝手に死んでいく名シーンなんですが……

あでのい @adenoi_today

いやあ素晴らしいやりとりだ！

あでのい @adenoi_today

いや皮肉でも何でもなしにね。あのシーンはそりゃ「こういう事」になるよね。これぞVガンダムですよ。

あでのい @adenoi_today

完璧ですよこれマジで。

魔少年ヤクマ＠ｶﾞﾝﾀﾞﾓｫｳ @kumarasiisekai2

Vガンダムと富野由悠季の真の狂気を感じられる恐ろしいシーン 全然笑えないし泣けないのよ…

あでのい @adenoi_today

Vガンダムというのはですね、人間関係や起こってることを冷静に考えるとエゲつねえシーンだったり気持ち悪いシーンのはずが、演出のテクニックで感動的なシーンになってるというシーンがチョコチョコある訳ですよ。いわば理と情の齟齬とでも言いましょうか。

あでのい @adenoi_today

そう、まるで「深刻なイジメにあっているはずなのに絵的にはゆるふわラブコメディ」なピタ恋のように！

あでのい @adenoi_today

その理と情のクロスポイントの集大成みたいなシーンなんですよね。リーンホースJr特攻は。これまで積み重ねた物語を考えれば「爺さん連中これで責任とりましたなんて顔して死に逃げとかお前…」と理性では気持ち悪さを感じてるはずなのに、画面に釘付けになった俺の目から流れる涙は一体何？という。

あでのい @adenoi_today

なのであのリーンホースJr特攻シーンについて「老人達が若者を守る名シーン」と捉えている人と「ジジババ共が自己満足で勝手に死んでった名シーン」と捉えている人がすれ違いを起こすというのはもう完璧なVガンダム的名シーンと言ってしまって良い訳ですよ。

あでのい @adenoi_today

いやあ、皆さん良いもの見ましたね。素晴らしい。

魔少年ヤクマ＠ｶﾞﾝﾀﾞﾓｫｳ @kumarasiisekai2

Vガンダムってやっぱり「見られたものじゃない」な… スポンサーに対してムキになってるのが目に見えるし、基本的に何か足が浮いてるかのような恐怖を感じる。もう少しこの感情を言葉に出来ればいいのだけど💧

魔少年ヤクマ＠ｶﾞﾝﾀﾞﾓｫｳ @kumarasiisekai2

それでも面白いのだからすごいアニメだ…　でもエヴァに悪い影響を与えすぎとも思える

粘液ップ🚀 @hagetenai

『ぼくが一番上手く老人を殺せるんだ！』と言って演出された可能性を感じるぜェ（現実に対する恨みつらみを込めた）

粘液ップ🚀 @hagetenai

一方で、視聴者からはボロクソに言われることもあるカテジナは、どうにか救いたいと考えてられているのもまたVガンダム

粘液ップ🚀 @hagetenai

理と情の齟齬かー。いいキーワードだなぁ！

HIGHLAND VIEW @highland_view

あのシーン。ほとんど暴力みたいなシーンなんだよね。感情の強姦みたいなシーンだよ。 twitter.com/highland_view/…

HIGHLAND VIEW @highland_view

ちなみにリーンホースJr特攻は、物語的には感動のシーンでも何でもないので私は当時、全く感動はしてなかったと思う。今でも、ある種の名シーンだと思うけど、感動シーンだとは思ってない。でも、そんな私でも、見ると心が揺さぶられる。そう演出されてるから。カワイイはつくれる！みたいなもので。

2014-10-01 11:23:57

HIGHLAND VIEW @highland_view

『Vガンダム』のリーンホースJr特攻といえば友人の話を思い出す。当時、友人が自室でそれを見ながら泣いていたとき、お母さんが「入るでー」と入室し、ベランダに出て洗濯物を取り込んだあと息子の様子に気付き「あんた泣いてんの？」と言いながら部屋を出て行った、というエピソードがすごい好き。

HIGHLAND VIEW @highland_view

完全に『ごっつ』の「おかんとマー君」だと思うので、私の脳内では松本人志で再生されている。 おかん「なんやあんた泣いて。板尾さんとケンカでもしたんか。あ、板尾さん、こんにちは。泣き虫な子やけど仲良うしたってな」 友人「はよ出てけ！」 その場が友人ひとりでなければこうなったのにな。

HIGHLAND VIEW @highland_view

ちなみにリーンホースJr特攻は、物語的には感動のシーンでも何でもないので私は当時、全く感動はしてなかったと思う。今でも、ある種の名シーンだと思うけど、感動シーンだとは思ってない。でも、そんな私でも、見ると心が揺さぶられる。そう演出されてるから。カワイイはつくれる！みたいなもので。

HIGHLAND VIEW @highland_view

きちんと演出された場面は、こちらにその意思がなくても感情に作用する。音楽の力も大きい。『ふしぎの海のナディア』ラストでネオ皇帝が、ナディアに向かって歩くところは当時も今も何度見ても心が揺さぶられるんだけど、あれ本当にただ歩いてて、周りが「歩いてる！」って驚いてるだけなんだよね。

HIGHLAND VIEW @highland_view

ネオ皇帝なんて終盤にちょっと出てきただけのキャラクターだし、歩けるのも「奇跡」と言ってるように論理的な理由もない。ただ、ゆっくり歩いているだけ。それなのに演出と音楽の力は偉大で、人間の感情はそれに簡単に揺さぶられてしまう。でも揺さぶられるのは快楽なので抗えない。