鬱と自己肯定感に関する借金玉さんのツイートが心に響いたのでまとめてみた

流れたら勿体無いのでまとめた
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借金玉 @syakkin_dama

僕のどん底は冬だったんですが、「寒い、でもストーブの灯油を補給する気力もない・・・」って布団の中で絶望してる時に、暖かいお茶が魔法瓶にあるだけで何とか救われるんですよ。どん底時はシンプルに甘いのがオススメですが、回復してきたらレモンもいい。ミルクは胃に重いのでとりあえず回避推奨。

2017-06-24 21:10:47
借金玉 @syakkin_dama

風呂に入れたらかなり回復してる。マジで風呂に入れるラインが一つの境目だと思う。あそこまで行けば大分死は遠ざかってる。

2017-06-24 21:13:07
借金玉 @syakkin_dama

鬱のどん底で風呂入るの、平常時で言うと3000メートル級の登山くらいのイメージです。

2017-06-24 21:14:09
借金玉 @syakkin_dama

はるか昔だけど、一番躁鬱の鬱がやばかった頃トイレに行けず失禁してそれでも動けなくてそのまま1日寝てたことあるんですよね。なかなか恥ずかしいエピソードだけど、鬱はガチになるとここまで行くので油断しない方がマジでいい。

2017-06-24 21:18:06
借金玉 @syakkin_dama

トイレに行けなくなったらもう無理です。あらゆる手段を使って病院飛び込みましょう。

2017-06-24 21:19:17
借金玉 @syakkin_dama

ただ、このレベルの底だと物理的に自殺とか無理なので致死リスクは思ったほどないんですよ。ここから回復してそこそこ思考力が戻り始めた頃がリスクの天井です。自殺が可能になりますからね。そこが一番危ないのも覚えておきましょう。

2017-06-24 21:23:20
借金玉 @syakkin_dama

コンビニに行けるを越えて、髪を切りに行けて役所に行けるくらいまで回復した辺りで、回復してきた思考力と行動力と希死念慮の歯車がガッチリ噛みあう時期があるんですよ。安定剤でとにかく止めてしのぐしかない。その時期抜ければ希死念慮が去るので思考力だけが残ります。

2017-06-24 21:25:18
借金玉 @syakkin_dama

逆に言えば「ボロクソの格好してたあいつもこざっぱりしたし、目つきも足取りも普通になってきた。そろそろ大丈夫かな」くらいの時期がクソやばい。これは覚えておいた方がいいです。自分自身のためにも大事な人のためにも。

2017-06-24 21:26:42
借金玉 @syakkin_dama

改めて言いますが、雪山で吹雪の中道を見失った時に山を降りてからどうするか考えるのはマジで無駄です。雪洞掘って寝ましょう。そして、リスクのMAXは吹雪が晴れて下山する道です。そこで死なないように注意しましょう。暖かいお茶を魔法瓶に入れましょう。以上です。

2017-06-24 21:32:04
借金玉 @syakkin_dama

あと、鬱の怖い点としては雪山から降りてきて町が見えたら「怖い、町が怖い」ってなることあるんですよ、これに関しては「ゆっくり入って行こう、町は怖いけど、でもあなたの望むものもそこにある」としか言いようがないですね。

2017-06-24 21:41:08
借金玉 @syakkin_dama

長く雪山にいて、町が見えてきた時のあの恐怖感は僕も覚えがあります。また雪山に僕を追いやった場所に帰って生きていかねばならないのか、という恐怖は本当にすごい。でも、やっぱりゆっくり帰って行きましょう。また雪山に戻ることはいつでも出来ます。

2017-06-24 21:42:06
借金玉 @syakkin_dama

雪山から降りて来たところがまた新しい登山の始まりであることは、つまるところ時間をかけて受け容れて、また登り始めるしかないんですよね。でも、登れなくてもいいんですよ、とりあえず生きていればいい。その無根拠な自己肯定をなんとか持って、山を降りましょう。

2017-06-24 21:43:50
借金玉 @syakkin_dama

精神的な疾患からの回復の最後のハードルがこれで、なんならこれが一番きついし、僕だって未だに雪山と町を往復しながら生きてますからね。

2017-06-24 21:44:50
借金玉 @syakkin_dama

とりあえず、町に帰る時は「働く」とかそういう町の辛い部分の前に「うまいメシ」とか「楽しい遊び」とかそういう町の楽しさを享受するところからリハビリした方がいいと思う。逆に言えば、遊べないうちはまだ町に戻る準備が出来てない。町と雪山の狭間を突破するタイミングは選びましょう。

2017-06-24 21:49:16
借金玉 @syakkin_dama

人に差し向けた人差し指に鬼やんまが止まり、失われていったものはもう一度失われる。人を指していた自分の指に突き刺される。逆上がりをしてひっくり返った景色とひっくり返らなかった世界。 好きな詩の一節なんですが、今日の自己肯定の話にマッチしてる気がする。

2017-06-24 22:02:24
借金玉 @syakkin_dama

景色がひっくり返って、人を指していた自分の指に突き刺されるのマジで辛いので、その辺は気をつけた方がいいと思います。

2017-06-24 22:03:28
借金玉 @syakkin_dama

インターネットの無名の書き手の書いた詩で、たった一作しかこの名義で物された詩は無いんですが、興味がある人は検索して読んでみてください。僕はものすごく好きな詩です。

2017-06-24 22:13:31