心の寓意として解釈する『まどか☆マギカ』

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田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

ほむらは未だ「少女」の世界の住人。最終回、ほむらと出会っていたのは絢子ママでなく現実/未来のまどか本人だと読むことができます。 魔法少女まどかが懐かしいのは自分のもう忘れてしまった過去の姿だから。そして、彼女はすでに紅いリボンを必要としない。 #madoka_magica

2011-04-26 09:14:07
田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

この作品全体がフイルム音で始まり、フィルム音で終わることも、作り手からのメッセージですね。「まどか☆マギカ」 #madoka_magica

2011-04-26 09:17:08
田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

@hira_sail TV版から十数年経って「Q」で作品がどう結ばれるか、すごく気になります。「大人」として何を語ってくれるのか、楽しみです。

2011-04-26 09:33:26
田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

フィルムの音の主が気になります。この作品世界を夢見ていたのは誰か?「少女」ではないです。「エヴァ」がストレートな自画像なら、「まどか☆マギカ」はもうひとつ「魔法少女」というフィクションの物語のフィルターを通して語られる自分にとっての世界の見え方です #madoka_magica

2011-04-26 09:55:27
田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

この作品が読者の心に引き起こす、麻薬的な「憂鬱で甘い痛み」の来るところかもしれませんね。 RT @kazi_hac: 「思春期の迷路からの脱出」という田中ユタカ先生のツイートが、理屈じゃなく感情的にかなりしっくりきた。 #madoka_magica

2011-04-26 15:23:57
田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

「感情」は社会生活においては価値順位は高くはないです。怒ったり、悲しんだりを最優先させていたら仕事も子育ても出来ないです。世の中では感情が(まるで存在しないかのように)不当に低く扱われていると感じるのは、社会を識り始めた十代が必ず通過する世界観です #madoka_magica

2011-04-26 15:48:45
田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

主人公の役目:お話の全部のカードが表に返された後、倫理的葛藤を経て、孤独な決断と行動、それによって作品の全てをひっくり返す。

2011-04-26 15:54:38
田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

その違和感に同意です。作者も読者も「少女」ではないところがこの作品の肝なのだと感じます。 RT @crowserpent: 「少女」という言葉には、それが示す年齢以上の意味が否応なく塗りたくられている。・・・外から過剰に付けられた意味付けに他ならない。#madoka_magica

2011-04-26 16:05:55
田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

へぼゲーマーほむらの無限リセット日記。「ちょっ!黄色って何ですぐ死ぬんだ?」「青の魔女化って強制だよね?」「うわあ!またワルプルに負けた~!!リセット!リセット!!」・・・繰り返し病院で目覚めるあの表情は完全に意地になっている徹夜明けゲーマー。 #madoka_magica

2011-04-26 21:44:09
田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

あの病院で目覚めるたびに険しく充血していく眼は、もう、そのものですよ(^^) すっかり意地になって・・・RT @saki_asamiya: 田中先生 その発想はなかったです^^

2011-04-27 00:01:59