カオスラウンジ問題についての、カオスラウンジ主催当人を中心とした各種論争
@takashipom それはどんな話の展開になっても興味深い論議として残りそうですね。そういった場ができるよう個人的にとても期待しております。カオスラウンジ側がOKを出したら、それだけで彼らに対する認識を少し改めてしまいそうではありますけど。
2011-06-21 23:16:20諸々、専門的なことを確認していて遅くなりました。あと、メンバー内での議論とかですね、けっこうシリアスな感じで。ぼくとしてはそのこともツイートしたい。しないほうがいいんだろうけど。勢いでしてしまいたい。
2011-06-22 03:57:34確認したといっても法律に関しては当然ながら、どこまでいってもぼくは素人なので、あまり付け焼刃のことを言っても仕方ないとは思っています。最低限の言及にとどめつつ、ぼくの理解の範囲で書いていくつもりです。
2011-06-22 03:58:17まず、基本的な主張としては、梅ラボのコラージュ作品はそれ自体に創造性、独自性、批評性等の「付加価値」があり、創作として認められるべきだ、というものです。それに付随する細かい問題はこれから書きます。
2011-06-22 03:59:04多くの優れた二次創作と同じように、梅ラボの作品には、オリジナルとは違う創作性がある。サンプリングした元素材や、その環境に新しい角度から光を当てているし、キャラクター文化に対する梅ラボの「解釈」にもなっている。それは独立した作品として見なされるべきです。
2011-06-22 04:01:29商標法の本質は、「出所表示」「自他識別表示」という機能らしいです。つまり、商品と提供元の同一性を示す物です。「SONY」というロゴがあればSONYの商品だ、ということがわかる、という機能で、これを悪用したらいけない、という感じだそうです。
2011-06-22 04:03:01で、仮に梅ラボコラージュの中に「SONY」の商標が使われていたとしても、梅ラボの作品がSONYから提供されている、という誤解は生まれないでしょう。梅ラボはそういうふうに商標を使っていないからです。作品を見ればわかります。だから、梅ラボは商標法が守るものを侵害してはいません。
2011-06-22 04:05:29黒瀬陽平(@kaichoo)さんが語られていますね。まず商売する前に調べていないのは論外ですが、取りあえず商標法について誰にどう確認したんでしょうね。一部企業は「アート目的も禁ずる」としているのですがそこら辺も説明されるんでしょうか。楽しみです。
2011-06-22 04:09:37あとは著作権ですね。とりあえず重要なところだけ書きますが、人の著作物を使うことによって、権利保持者の利益を簒奪したり、損失を与えたりすることはあってはならないことです。海賊版とかが代表的な例だと思いますが、それが出回ることで、権利保持者は商品が売れなくなるとか、そういう事態です。
2011-06-22 04:14:01これも、梅ラボの作品(もちろんカオスの他の作品も)には当てはまりません。梅ラボがコラージュすることによって、その会社が損をするとか、そういうことではありません。
2011-06-22 04:17:12藤城嘘さん(@lie_)、梅ラボさん(@umelabo)、黒瀬陽平さん(@kaichoo)さんが同時に呟いてるのですが、彼らの中に統一した公式見解の発表という概念は無いんでしょうか。ひたすら分かりづらくて誰も得しないですよね、コレ。
2011-06-22 04:18:46それはあくまで、企業が個別に決めていることですよね? それに対しては、一般的な商標法の基準に基づいて、作家の判断で使用しています。RT @aba_suto @kaichooいわゆるアート目的で作られている作品も禁止しているような企業に対してはどのようにお考えなのでしょうか?
2011-06-22 04:20:27.@aba_suto もしそれで、企業の側が「ゆるせん!」ってことであれば、あるいは裁判に発展することもあるでしょうが、そうなったとしても、梅ラボとカオスとしては、権利侵害を目的としない正当なサンプリングであり、創作である、という主張を続けるのみです。
2011-06-22 04:23:07商標法、著作権のことを考慮してもなお、梅ラボの作品に代表されるような「多次創作」は創作物として価値があるという主張は変わりません。ネットの空気も含めた現在の日本では、創作性は一切問題にすらならず、書かれてある条文にひっかかる=悪であるという認識になることがほとんです。
2011-06-22 04:29:45@kaichooそもそも商標は企業側が設定したものでありその企業の決めた禁止範囲に踏み行って使用すればそれは立派な商標権侵害に当たるように思えるのですが、それらの事実を認識した上で今後も創作活動を続けていくということですか?
2011-06-22 04:32:44藤城嘘さん(@lie_)、梅ラボさん(@umelabo)、黒瀬陽平さん(@kaichoo)さんはネットや聞きかじりではなく、まず知財権に詳しい弁護士さんに相談して、統一見解を公式サイトで発表した上でツイッターで質疑応答することをお奨めします。
2011-06-22 04:33:18そこが少しでも変わらなければ、狭い意味でのアートに限らず、あらゆる多次創作的な創作物が無意味に抑制されることになると思います。なので、条文に照らし合わせて、これはグレーだ、黒だ、という時点で取り下げるとか、制作をやめる、自粛する、という態度はとりません。
2011-06-22 04:33:31