理想ではあるものの、物凄い凄腕の鍛冶屋じゃないかぎり、柔らかい鉄と硬い鉄の配置バランスを全体で完全な均一に出来ないの。崩れてるとそこから歪みが起きて弱点になるの。
2011-06-23 11:47:36複雑に混在していた状態の古刀では考えられなかった弱点だったが、四方詰めで作ると刃紋は綺麗なんだよね。しかも、時代は江戸時代。弱点が露呈するほど激しく戦うことがないw ありえるとしたらタイマンだが、一回やるだけなら全然問題がないので柄の問題と共に忘れ去られた。
2011-06-23 11:50:35あ、柔らかい鉄と硬い鉄をなぜ混ぜ合わせるといいのか? ってのは過去のPOST参照してください。折れるか曲がるかの違いと切れ味の問題があって、混ぜ合わせていいとこどりするのが理想なんです。
2011-06-23 11:54:56四方詰めの簡易版であるマクリは、砥ぎ減りすると柔らかい鉄が外に出てくる問題抱えてましたが、そんなに実戦繰り返して研ぎ減りすることも時代敵にありえないです。
2011-06-23 12:00:44ただ実戦では、脆い点を抱えても斬れる刀は、切れ味が悪くとも壊れない刀よりずっとタチが悪いです。だって、刀って当たれば死ぬもん普通。手首を1cm斬るだけで、失血死するには十分ですよ。1cmが8mmになっても正直大差ないです。骨に当たるような場合、重傷者相手に逃げ回るだけで勝てます。
2011-06-23 12:06:13新々刀の話は、TLでフォロワーさんが期待してたんですけど、正直、必要かな? それを話すなら古刀を分解して古刀、中古刀、末古刀としたりした方がいい気が、ってか素材の性質的にはそんな変化してないですし……
2011-06-23 12:10:30まあ、そんな感じに時代が進むにつれて、刀は実戦能力を失っていったわけですが、代わりに武士の魂とされて刀身の綺麗さを求められるようになっていきました。なので、名刀というと、戦国時代までは切れ味と壊れにくさと綺麗さ、全てを両立した刀でしたが、次第に綺麗=名刀になっていきました。
2011-06-23 12:18:51実戦もこなせる名刀っていったら、之定か虎徹かって感じですね、正宗は古刀ですが、綺麗さ一点重視の先駆け的存在で、実際に使うと折れそうで怖いです。村正は末古刀によくある皆焼刃といって、刀身全てを芯を残すように焼き入れした物で、切れ味より耐久性を重視しています。
2011-06-23 12:24:02ってか、村正(特に初期の二代目あたりまで)は数打ちが多くて、名刀というよりも実用本位で、皆焼以外にも箱乱れが有名でしたね。焼きが低いと聞くので、やはり切れ味はあまり重視しないで、耐久性を意識した刀かと。振ったこともないんでわからないですけど。
2011-06-23 12:30:01@tutinokugane 九字っていうと之定(二代目のこと)か。作り込みが鋭くて、短い脇差と打刀の中間みたいな出来が多いね。知り合いが八代目だが兼定持ってたな。薄刃で折れそうなのによく斬れる刀だった。
2011-06-23 12:34:15@Tobacco_Lolita 伊勢が地元なんですよ。しかも神宮の近く(外宮の方ですが)。和泉守兼定は伊勢で刀作ってたみたいですから
2011-06-23 12:41:56つうわけで、簡単に武器の質でいえば、切れ味と壊れにくさの両立としては 完璧な新刀(事実上、理論値)>古刀>>>実際の新刀 くらいの順番になってしまうわけです。ってか切れ味も二通り、柔らかい物と硬い物に対する切れ味は違うんで、肉を斬るなら薄刃にしてよく砥げば、どんな刀でも斬れます。
2011-06-23 12:37:23まあ、一般的に○○すら斬った刀! みたいな言い方する場合、対象は硬い物と相場が決まってますが、その場合、衝撃を上手く伝え、刀の負担を減らしながら、叩き壊す。みたいな斬り方になり、刃はやや鈍めな蛤状に研いで、包丁的な使い方で言うと肉は切りにくくなっちゃいますね。
2011-06-23 12:42:18あと、西洋刀で日本刀ぶっ壊す動画とかありますけど、先ほど言ったように日本刀は、刃方向からの衝撃に強くて側面は弱い性質があるので、側面から鉄で叩いたらそらぶっ壊れますがな。としか感想が出てこないことは多いです。
2011-06-23 12:47:03こないだ話題になってた@Tobacco_Lolitaさんが刀の話をしてる。全く刀の知識が無いから面白いけど、武術史や武器の歴史から見ると頷けない話が多い。ので気になる所RTした
2011-06-23 12:45:37刀の立ち位置は概ね同意だけど、刀(打刀、腰刀)が広まったのは室町時代じゃないかな RT @Tobacco_Lolita: 戦国時代が終わり、平和というか槍などのメイン武器を奪われ、戦闘が少ない時代が訪れる。刀のみが日常的な使用を許され、武士の魂であるという概念はこの時代に誕生した
2011-06-23 12:47:51あー、私なんかよりずっと詳しいみたいですが、居合が江戸期に生まれた…? RT @inuchochin: こないだ話題になってた@Tobacco_Lolitaさんが刀の話をしてる。全く刀の知識が無いから面白いけど、武術史や武器の歴史から見ると頷けない話が多い。ので気になる所RTした
2011-06-23 12:49:07つまり打刀が一般的になったのは戦国時代だと思う。 RT @Tobacco_Lolita: こうなってくると、まず、刀が短くなった。これは日常的に持ち運びしやすいように。柄も邪魔なので短く。ってなると太刀より打刀が主流へ
2011-06-23 12:49:18元々打刀は短かったのではないか。居合や小具足とのからみもあるけど、この辺りは詳しく調べたい。 RT @Tobacco_Lolita: こうなってくると、まず、刀が短くなった。これは日常的に持ち運びしやすいように。柄も邪魔なので短く。
2011-06-23 12:52:09@inuchochin んと、最初は戦場で槍などと同時に使用できるよう、サブウェポンとしての性質を高めるために誕生→江戸時代に入ってその携行性が日常使用で評価され太刀が衰退→初期の打刀は長めな物もあったが、どんどん短く。みたいなのを説明するのが面倒だし文字数制限で省略したんです。
2011-06-23 12:54:34居合の祖流ともいえる林崎流は長い刀を使用してたけど、後の流派は普通に体格に合わせたものを使い出しますね。まあ東北の林崎流は今でも馬鹿長いの使うみたいですがw RT @Tobacco_Lolita: ああ、やべえ、誕生じゃなくて流行しただw 結構勢いで書いてるんで読み返すと色々酷い
2011-06-23 12:55:19居合が生まれた時代はまだ戦国時代で、既に小具足や小脇差居相と言われる武術が脇差帯刀状態から始める護身術として存在してた。 RT @Tobacco_Lolita: 居合が誕生したのもこの時代。居合向きにさらに短くした刀も出てきた。
2011-06-23 12:57:25長い刀というと英信流の方が浮かびます。そっちは見たことありますね RT @SagamiNoriaki: 居合の祖流ともいえる林崎流は長い刀を使用してたけど、後の流派は普通に体格に合わせたものを使い出しますね。まあ東北の林崎流は今でも馬鹿長いの使うみたいですがw RT
2011-06-23 12:57:43