青山繁晴さん「ワイドスクランブル」でストレステストを批判!
- toshihiro36
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寺崎:なるほど。もしですね、今言われているのは国内の原発がすべて止まってしまうような状態が生じるんじゃないかと、来年の春ぐらいに。そうなった時に、電力不足が本当にやってくると。この点については青山さんはどういう風に想像されますか?
2011-07-12 16:23:29青山:大停電の危険は否定できないと思いますけれども、それよりも重要なのは産業用の電源でしょうね。日本はハイテクの国ですから、どんな場にも安定した電圧の電力が常に供給されることが必要ですから、それについて不安が生じることは避けられないと思います。 (続く
2011-07-12 16:27:35青山:もし今の状態で自然エネルギーを含めて代替エネルギーが全く不完全な状況で原発を全部止めると、少なくとも産業用の電源については不安は避けられないです。それはトヨタの豊田章男社長がすでに工場の海外移転に言及している。あれはトヨタにとっては波紋を呼ぶ発言ですが、 (続く
2011-07-12 16:33:06須田:まあその埋蔵電力うんぬんの問題以前に、電気事業連合会・電事連という業界団体がありますよね。これが直近の数字をまとめると2009年で商業用発電の発電設備供給容量、総発電量ですね。これが2億3700万Kwあるんですよ。なぜこの話をするかというと、この中には (続く
2011-07-12 16:43:12須田:原子力・火力・水力全部含まれているんですが、火力・水力だけで1億8800万Kw全国で発電することが出来るんですね。ところが2009年のピーク時(の需要)というのが1億5900万Kwなんです。これ電事連がまとめた数字ですよ。ですから火力と水力だけで (続く
2011-07-12 16:47:24須田:原子力がなくてもピーク時の電力は確保できる。ただこれは東西の50ヘルツ・60ヘルツというのが分かれていますからね。スムーズにそういくかどうかは別ですが、東西融通がきちんと行われて電力会社以外の発電業者から供給が受けられれば、電力不足にならないんじゃないかと思いますけれども。
2011-07-12 16:51:14青山:当然それは産業界を含めたきちんとした議論をした上で、考えなくちゃいけないですね。今までの発表ベースで考えるのは危ないと思います。再検証しないといけないですね。それも国会が中心になって行うべきです。
2011-07-12 16:54:05寺崎:そうですね。これはもう数字を徹底的に全部出してもらってやらないと、国民がどう判断していいか判断材料がないと困りますもんね。 青山さん、どうもありがとうございました。
2011-07-12 16:56:12