7/19東電発表-放射性物質放出量暫定評価-を考察する方たち、のtwまとめ

7/19 東電発表、「福一原発1~3号機からの放射性物質の現時点での放出量の暫定評価について」 http://www.tepco.co.jp/cc/press/11071902-j.html について考察する方々のtwまとめ。8/23現在、ぼちぼち更新続行中。
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Yoh Tanimoto @yoh_tanimoto

一応東電は毎日空気中のダストを採っていて、わかりにくいですがここhttp://t.co/GGGwBGS の空気中の放射性物質というところから毎日のデータやひと月分のグラフなどが見られます @jun_makino @geophysics 福島第一のプレスリリース一覧にはありません。

2011-07-16 15:03:10
Yoh Tanimoto @yoh_tanimoto

ここなどhttp://t.co/rO07xap http://t.co/WhPup1g を見比べると3月末から楽観的に見て1桁しか下がっていなくて、放出量に比例してると考えていいのかわかりません。 数字は現在検出限界近くのようです。 @jun_makino @geophysics

2011-07-16 15:08:07
Yoh Tanimoto @yoh_tanimoto

こういった観測自体は3/19からやっていて、初めの数日の採取場所は西門ではないですが、Csの桁は似たようなもののようです。http://t.co/METSAHR @jun_makino @geophysics

2011-07-16 15:12:06
Yoh Tanimoto @yoh_tanimoto

なんというか、東電でも放出量なんかまるっきり把握できてないということがよくわかる資料ではある。。。http://t.co/GC7OprT 細かい計算は書いてないけど、何をやったか推測はできる。

2011-07-20 18:09:47
Yoh Tanimoto @yoh_tanimoto

報道http://t.co/zOdWVrp では現在の放出量が10^9Bq/hということになっていて、これがどうやって算出されたかというと、安全委員会の放出量推定http://t.co/koYCSiJ と原発敷地内のダスト濃度の変化を単純に比べたみたい。

2011-07-20 18:09:55
Yoh Tanimoto @yoh_tanimoto

東電の資料http://t.co/GC7OprT のダストの量の変化を見ると、非常に楽観的に見て4/15あたりから現在まで大体2桁下がっている。一方安全委によると4/6にはCsで2.9*10^11Bq/hだったので、今は2桁落ちて10^9Bq/hだと。

2011-07-20 18:10:29
Yoh Tanimoto @yoh_tanimoto

こういう算数みたいな『放出量推定』が原発の責任者から公式発表で出てくるというのは大変興味深い。だいたい、安全委の資料と東電のダストの資料は4月中にあったわけで、なんで5-6月じゃなくて今になってこんな発表をしてるのかとっても不思議である。

2011-07-20 18:10:37
Yoh Tanimoto @yoh_tanimoto

あと、東電のダストの資料は実際には3/19からあってhttp://t.co/METSAHR このときは安全委によると放出量はCsで10^13Bq/hくらいあったので、今も10^11Bq/hくらい出てると同じ手法で言えなくもない。

2011-07-20 18:10:45
Yoh Tanimoto @yoh_tanimoto

関東に大量に降った3/21も3/19と同じくらいhttp://t.co/RIZlIGx なので、それと比べると百分の一。二百万分の一ってどこから来るの?的な。他の場所のダスト資料があるので本当は放出量はもっと減ってると思うけど、こんな発表をするんだから東電も何もわかってないと。

2011-07-20 18:10:51
bunogeto @bunogeto

(TEPCOが言う10億Bq/hr http://bit.ly/pJFBIc は、サイト空中線量を3月のfallout沈着の巻き上がりでなくて100%新規放出で説明、と仮説した場合の見積上限数値を指すと称するが、具体的な数値計算が分からん。どこかにあるんでしょうかね)

2011-07-20 23:11:47
bunogeto @bunogeto

(もひとつ。TEPCOが言う10億Bq/hr http://bit.ly/pJFBIc は、冷却水として処理系にかかったり、地下水に逃げてしまうほうの放出分のことは考慮してない。という読解で正しいのかな)

2011-07-20 23:12:48
Yoh Tanimoto @yoh_tanimoto

東電の言う10^9Bq/hについては昨日計算方法を推測して書いたので、ぼくのついーとをごらんいただければ。複雑なことはなにもやってないように見えます。水に行った分は入ってません。@bunogeto

2011-07-21 19:39:41
Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki

計算手順をフォローすれば分かるが、http://t.co/mvL2tXS の別紙評価で留意すべき点は、(4)に記載された放出率(暫定値)。現時点での西門付近での空気中Cs137放射能濃度の実測値と合うように逆推定された放出率であることに注意。

2011-07-23 14:13:18
Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki

(4)記載の放出率は現時点での推定値。それを使用して評価された地表面に沈着した放射能密度[Bq/m2]には、http://t.co/evCjfSx で評価されているような、事故直後に放出された高濃度Csの寄与が含まれていない(と考えられる。忌憚無きご意見求む)

2011-07-23 14:22:50
Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki

(表土除去等の除染作業が実施されていない場所における地表面の放射能密度を保守的に評価するためには、時間に依存した放出率Q(t)をキチンと考慮して土壌への沈着量を評価すべきと思うのだが)

2011-07-23 14:48:37
ryugo hayano @hayano

【TEPCO 実測された放射性物質濃度による被ばく線量の評価 7/23】http://bit.ly/pCsAXt (7/19に「現時点で原子炉建屋から一時間当たり約10億ベクレル放出」http://bit.ly/phhnF1 と発表した計算はどうやって行ったかを示す資料)

2011-07-23 14:59:05
Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki

Cs134とCs137の総放出率2.8e5 [Bq/sec]=2.8e5×60×60=1.0e9 (10億)[Bq/hour]ということです。

2011-07-23 15:05:32
ryugo hayano @hayano

ですね @hyd3nekosuki: (4)記載の放出率は現時点での推定値。それを使用して評価された地表面に沈着した放射能密度[Bq/m2]には、http://t.co/evCjfSx で評価されているような、事故直後に放出された高濃度Csの寄与が含まれていない(と考えられる)

2011-07-23 16:36:03
Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki

(x=1km, y=z=0, 大気安定度Dとして計算→http://t.co/vAXbhlP 大体オーダーはあったがやや大きい?疲れたので寝ます)

2011-07-24 03:43:22
Yoh Tanimoto @yoh_tanimoto

10^9Bq/hについての東電の資料http://bit.ly/pCsAXt 拡散式と西門のダストと比べたと書いてあるので、ぼくが前に書いた「ダストの変化率を安全委の数字にかけた」というのは間違いでした。大変申し訳ありません。しかし、これは少し困った結果である。(続く)

2011-07-24 06:41:42
Yoh Tanimoto @yoh_tanimoto

ここで東電がやったのはSPEEDIによる逆算(安全委http://t.co/koYCSiJ 解説http://togetter.com/li/159023)と似ていて、原子炉から一定量出ていると仮定して放射性物質の拡散を計算し、実測と比べて放出量を推定するというもの。

2011-07-24 06:41:50
Yoh Tanimoto @yoh_tanimoto

具体的には、原発から1Bq/sでずっと出てるとすると西門での濃度は7*10^-11Bq/cm^3になるはずで、実際には10^-5Bq/cm^3だから、放出量は比例計算で1.4*10^5Bq/s = 5.0*10^8Bq/hである、という話。

2011-07-24 06:41:58
Yoh Tanimoto @yoh_tanimoto

なにが困った話かというと、同じ計算を安全委の推定のある日に関してやると全然結果が合わないということ。

2011-07-24 06:42:04
Yoh Tanimoto @yoh_tanimoto

例えば安全委の計算では4/1で1.7*10^12Bq/hだけど、東電の方法で西門のダストhttp://goo.gl/SNqYj でやると、高いところ(東風?)を見て10^-4Bq/cm^3、放出率は5.0*10^9Bq/hで、2桁以上違う。3/19でやるともっとひどいことになる。

2011-07-24 06:42:30
Yoh Tanimoto @yoh_tanimoto

2つの方法に違いがあるかというと、もちろんあって、安全委はSPEEDIを使って時間変化する放射性物質の濃度を計算した。一方東電は風向き・放出量を一定として十分時間が経った後の分布を計算する拡散式を使っている。

2011-07-24 06:42:39
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