リネハンとBPDの当事者性あるいはその技法について
【再掲】M.M.リネハンによる自身のBPDの告白 http://t.co/fosuS2l [境界性パーソナリティー障害と闘って(1)]
2011-08-11 13:01:28臨床心理学とユーザー問題,「それがなくてもセラピストとして成立すること」が大正論なのは前提として,しかし,リネハンの仕事と人生を分けることはできないし,分けても意味がない。技法の開発にユーザー視点が活かされてるのはもちろん,ドロップ率の低さとか,セラピー自体にも活かされてそうだ。
2011-08-11 11:59:46とすると,セラピストとしての成立要件を満たすなら,ユーザー視点は必ずしも排除すべきとは限らない,どころか,有利な面もあるかもしれない。もちろん,セラピストとしての成立要件を満たす過程において,逆にユーザーは不利な面もあるとは思う。
2011-08-11 12:00:14しばしばガン治療(とガン患者)のたとえが使われるけど,それは半分当たってて,半分間違ってるのかもしれない,と思ったりする。ただ,誰しもリネハンになれるわけではないので,そこは楽観的にはなれない,というのは分かります。
2011-08-11 12:00:50@imymemii ですよね。自伝『私は私が大好きです』を待つしかない……もとい,力動に親和性高そうなのに,とか。70年代だとまだガチガチの行動療法やってたんじゃないかな,とか。
2011-08-11 12:23:15@psypub そうなんですよ、70年代だったら力動系に行く可能性のほうがありありじゃないかなーと思って。そして行動療法も今とは違っただろうし。自伝待ちたい気分ですほんと。
2011-08-11 12:30:56@psypub 分けることは意味はないし、不可能とも思う。ただ、リネハンだって、そのことをずっと封印してた訳で、ある程度の時期を見て開示したということもある。最初から全面に出していたら上手くいかなかったのではないか、と思うのですよ。
2011-08-11 12:28:40@psypub リネハンの話とユーザー問題を絡めると収束しにくいかなあ、と。歴史的に大体の技法の開発者(ベックとかも)は何らかのユーザー的問題を抱えていたわけで、じゃあユーザーが自分の問題を棚上げにしてTh.になれるかっていったら全然違うと思う。
2011-08-11 12:38:41わかります。ただ、アインシュタインでアスペルガーを語るよりは、まだ何か見いだせそうかなと。 RT @rain_00: psypub リネハンの話とユーザー問題を絡めると収束しにくいかなあ、と。
2011-08-11 12:43:51それはそんな気がする。程度の差こそあれ現ユーザーに対する嫉妬と羨望があると思う。ドライさはそこに起因するかもしれないし、単にウエットになる感覚を持ち合わせていないとも言える。 RT @psypub: というか,推測だけど,おそらく非ユーザーよりも,ある種,ドライ,なんじゃないか
2011-08-11 12:32:01@psypub ユーザーがTh.になるには非ユーザーの学び方とは異なる道筋で学んだり習得しなければならない要素がある、という所なのでは。つまり、非ユーザーの学ぶこと+αで、やはり勉強する量は多くなると思われますよ。ユーザーだから学ぶ量が減るとは思えない。
2011-08-11 12:42:11Th.になるには絶対的に安全な基地を手放す、というイメージだから、そこで護られている段階のユーザーを見るとそんなふうに感じる時がある。多分それは自らの不安定感や巣立ち感とリンクしていて、いわゆる回帰願望的なものなのかもな、と。RT @psypub: ユーザー間の嫉妬や羨望
2011-08-11 12:50:00@hrnll @psypub 難しいねぇ。女性同士だから嫉妬の対象になったりするしねぇ。とにかく揺れ動く中でいかにうまいこと波に乗れるかって感じです
2011-08-11 13:22:28