@naoki_ma (松沢直樹)氏、「終戦記念日に、祖父のことを偲び、接点のあったコルベ司祭の生涯を追うと、今の時代の危うさが見えてくる」。

1945年8月に何があったのか……。九州で信仰の灯を守り抜いた一人の人間の苦闘と歩み。そして、日本となじみ深い関係にあったアウシュヴッツの聖者・コルベ司祭の想い出……。そのひとつひとつを振り返ることで、今、「生きている」僕は何を考えなければならないのだろうか。忘却は罪であり、未来を展望することは不可能だ。喧騒が忘却を加速させる酷暑のなか、「第二次世界大戦は、経済問題が端緒となって、民間人だけで300万人以上の人が死に至ったと言われる。今はどうだろう。我々は隣人の死に慣れはじめていないか?」……。このまとめは、考えること・生きることの宝の山。
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松沢直樹 Naoki Matsuzawa @naoki_ma

最悪の事態は、過去の歴史を考察することで回避できる。今日くらいは、戦争の歴時代をひも解いてみてもよいのではないだろうか。そして、その時代の出来事が、今の私たちの生活にも直接つながっていること。今、私たちを苦しめていることを回避する方法が見つかることを願ってやまない。

2011-08-15 17:06:26