知的財産マネジメント研究会(Smips)「ソーシャルメディアから生まれるイノベーションの新しい形」
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なるほど、重要な議論ですね!オープンになるほど情報の質が低下する懸念がありますが、それをどう防ぐかが問題になりそうですね。RT @2ndlab: ソーシャル時代のイノベーションは進めば進むほど開かれる方向に力が働いていくと思われる。
2011-09-18 08:41:01@kusukusu105 @khirose1987 僕がSmipsで発表したのも「ソーシャルメディアで議論の参加者が増え続け、議論の材料になる情報が増え続け、いつまでも広がり続けるイノベーション」という話をしました。
2011-09-18 10:47:45@kusukusu105 @khirose1987 で、議論の中から良い部分を切り取るキュレーターが必要になるという話をしました。楠浦さんが発明塾のブレスト中でやってることですね。
2011-09-18 10:48:59@2ndlab @khirose1987 なるほど。たぶん「ストック」から「フロー」になり、そのメキキの瞬発力が重要になっているのだと思います。
2011-09-18 11:06:10ソーシャルメディアとイノベーションと知財の関係でいうと「議論に参加する人間」「議論に投下されるアイデア」「議論に投下される情報・データ」が爆発的に増える→議論のおもしろいところを切り取るキュレーションが必要→(続く)
2011-09-18 15:45:43議論を切り取る=イノベーションへの貢献者を選ぶということなので成果の帰属・配分で揉める、と言う点が論点としてはおもしろいかな。もちろん情報公開による新規性の喪失とかもあるけど、論点としては新しさが無い
2011-09-18 15:47:08Smipsのワークショップで「ソーシャルメディアで生まれる新しいイノベーションの形」というセッションを担当させてもらって良かったことを書いていく。というか、あれだけ豪華なメンバーが参加者にいる中、僕が90分自由にやらせてもらえるというのがまずありがたい
2011-09-18 15:52:231)ゼミの議論をツイッターで公開する取り組みを紹介したところ、某大学の先生(一応伏せておきます)が自分のゼミでもやろうかなと言っていたこと。これだけでもこのセッションを開いた意味があったような気がする。
2011-09-18 15:54:342)研究者向けマイクロパトロンの話を、技術商業化に関わっている人達(技術をお金にする、裏返せば研究にお金を回したい人達)との議題に載せて思ったより好意的に受け止められたこと。具体的な動きもしていくことになりそう。
2011-09-18 16:09:083)研究コミュニティの運営とか、情報のキュレーションとか、いくつかのノウハウ化を文章にまとめることに留まらず理論化して世の中に発信していこうという話をいただけたこと。
2011-09-18 16:10:43オンラインゲームによる集合知を利用した研究の話題
「ゲーム愛好者たちの名前を研究者たちとともに論文の共同執筆者として掲載するという科学専門誌としては異例の対応」か。土曜日にSmipsで話した「集合知による研究成果の帰属」に関する重要な事例になるな > ゲーム愛好者らが酵素の構造を解析 http://ow.ly/6zgcA
2011-09-20 19:47:54汎用のソーシャルメディア上ではなく、専用に設計されたオンラインゲーム上で生まれた研究成果ということが実に興味深い。なぜかというと、専用に設計されたゲームということは「集合知で研究成果を生み出すことを前提とした研究」ということだから。
2011-09-20 20:30:28集合知の活用を「前提」とした研究、と書いたが、集合知の活用を「目的」とした研究のようにも見える。
2011-09-20 20:33:24記事によると、ゲームを開発した1人、クーパー氏は「ゲームというものは、コンピューターと人間の力を結集するための枠組みを提供する。(中略)以前ならば不可能だったような進展を得ることが可能になるかもしれないことを示している」というコメントを残している
2011-09-20 20:33:57歴史学研究も、史料だけブワーっと出しておいて当時の地理空間を再現したゲームの中で史実を検証しあうゲームとか出たら、すごい発見とか起きるのではなかろうか。
2011-09-20 19:20:12この話で一番すごいのは、酵素の解析作業をゲームに帰着させた人。適切な大きさに問題を切り分けることの威力がまさにこの事例に詰まっている。 → ゲーム愛好者らが酵素の構造を解析、米研究 http://t.co/3e8rYheH #lablifejp
2011-09-20 00:59:31複雑な問題に関して、問題の発生メカニズムを分析し、それの解決法を考える。その上で、解決法を人間にとってより単純で簡単な問題に帰着する。簡単化した問題を人間が扱いやすい形式に変換して、多くの人間に解決させる。群衆の叡智は、このシステムの下で成立する。
2011-09-22 23:25:18問題さえちゃんと帰着できれば、オンラインゲームを用いた、地方都市の都市計画とかもいずれできるように思う。間違いなく、こういう研究している人いるな。
2011-09-22 23:50:45これは「簡単化した問題を人間が扱いやすい形式に変換して、多くの人間に解決させる」には当たらないと思う。詳しくは[[Foldit]]、あるいは今日の私のTweetを。RT @next49 この話も系統としては同じ。 → ゲーム愛好者らが酵素の構造を解析、米研究
2011-09-22 23:44:10とは言ったものの、「蛋白質やアミノ酸を知らなくとも、パズルゲームと言う簡単化した問題に転化し、3Dゲームの得意な層を上手く取り込む事が出来た」と言えば、そうかも。すみません。 @next49
2011-09-22 23:53:37オンラインゲームを使った酵素の構造解析、「科学者が10年調べても分からなかった構造をゲーマーが3週間で解析」というポイントを抜き出して研究者は10年間何やってたんだか、という趣旨のつぶやきを見つけた(今は考えを変えたようなのでRTはしないけど)
2011-09-23 23:26:45言うまでもなく、10年間の研究の積み上げがあってこそ開発されたゲームのはずなので、研究者が何もしてないということはもちろん無いのだけど、研究成果の帰属という意味では確かにややこしい。もし特許として出願したら特許庁の審査官も同じようなことを言いそうな気もする
2011-09-23 23:34:05実験計画を立てるかわりにゲームを作り、立てられた計画に沿って実験をするテクニシャンのかわりにゲーマーがゲームの中で解析をする、という状況に近い気がする
2011-09-23 23:37:51