クライ・ハヴォック・ベンド・ジ・エンド #6
翻訳チームによるサイバーパンク・ニンジャ活劇小説「ニンジャスレイヤー」リアルタイム翻訳
(原作:Bradley Bond-san & Philip Ninj@ Morzez-san)
ニンジャスレイヤー公式ファンサイト「ネオサイタマ電脳IRC空間」
http://d.hatena.ne.jp/NinjaHeads/
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ニンジャスレイヤー / Ninja Slayer
@NJSLYR
「なるほどハッキングひとつで躓くとは、脆い象徴存在もあったものだな、小僧」ニンジャスレイヤーが侮蔑した。「この巨大な鉄クズは何一つその愚かな企みを果たせぬまま、粗大ゴミとして滅ぶ。そしてそれがザイバツそのものが辿る運命だ。オヌシらを一人の例外なくカラテ・スクラップにしてくれる」
2011-09-24 22:22:39
ニンジャスレイヤー / Ninja Slayer
@NJSLYR
「な、何を貴様……貴様は何を偉そうに!貴様のせいで!貴様のせいで!」トゥールビヨンはついに激昂して叫んだ。「貴様のせいで俺はダークニンジャ=サンに恥をさらしたのだ!死ね!イヤーッ!」空中回転踵落としでニンジャスレイヤーめがけて襲いかかる!「イヤーッ!」「グワーッ!?」
2011-09-24 22:27:24
ニンジャスレイヤー / Ninja Slayer
@NJSLYR
ドガッ!トゥールビヨンの体がくの字に折れ曲がり吹き飛ぶと、壁の戦略地図にぶつかって跳ね返り、床へ叩きつけられた。ニンジャスレイヤーはポン・パンチを繰り出した体を震わせ、余剰カラテエネルギーを再循環させる。ゴウランガ!なんたる速い拳!トゥールビヨンは一瞬で腹部に強打を受けたのだ!
2011-09-24 22:33:05
ニンジャスレイヤー / Ninja Slayer
@NJSLYR
「グワ、ありえない、俺、私がこんな」トゥールビヨンはぶるぶると震えながら起き上がろうともがく。鼻血が流れ床を汚す。「こんな卑しいニンジャに……」「ダークニンジャと言ったか?」ニンジャスレイヤーは歩いて間合いを詰めに行く。「ダークニンジャ=サンがここに居るのか。話せ。そして死ね」
2011-09-24 22:39:26
ニンジャスレイヤー / Ninja Slayer
@NJSLYR
(第二部「キョート殺伐都市」より:「クライ・ハヴォック・ベンド・ジ・エンド」#6 終わり。#7へ続く )(このエピソードは短いセクションが多く続きます)
2011-09-24 22:40:41