『差異と反復』におけるライプニッツ・カント・コーエン/ドゥルーズにおけるカント/ニーチェ生理学とアル中
- ttt_ceinture
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@ttt_ceinture なるほど.そういえば建築の見方は知らないですね.あれこれ妄想するのは好きなんですが.(漠然として申し訳ないけれども)何かおすすめはありますか?
2009-12-18 09:39:27@Yonus_Mendox 美術や文学に比べても建築論の系譜をさほど知ってるわけじゃないのであまり信用されても困るんだけど、哲学諸系譜とのつながりで読めるものはあるよ。たぶん…。ハイデゲリアンの建築論とか、メルロ経由の空間知覚論(ルドルフ・アルンハイム)とか。
2009-12-18 09:42:06@Yonus_Mendox ただ、絵画よりも建築は論点が山ほどあって、結構ばらばらなんだよね。建築構造と耐震性の話もあれば、国家の象徴の問題もあれば、立地と風土性の話もあれば、教会建築の話もあれば、産業テクノロジーの話もあれば…みたいな。
2009-12-18 09:43:48@Yonus_Mendox たとえば、フランクフルト学派経由で、周辺住人との合意をめぐる問題を扱ったり、地理的な一致や風土の固有性とどう合致させるかという論点が出たり、言語論的な分析をしたり、とかあって、思想の諸傾向がもろに反映されてるところもある。
2009-12-18 09:45:42@Yonus_Mendox ハイデガーには「住むこと、建てること、詩作すること」って文章だったか講演もあるしね。あれは結構よく引用されてる。
2009-12-18 09:46:27@Yonus_Mendox でもその建築の世俗的条件は、敷衍すると意外に他のジャンルでも似たような事態がある分、テクノロジーや住生活とかかわる以上、ダイナミックに世俗的諸問題が浮上しているようにも思えるし、面白いところもあったりする。あんまり触れてないけどね。
2009-12-18 09:48:47@Yonus_Mendox まったく哲学と関係ないような、たとえば地震などの非常事態にガスリンスタンド跡地を共用施設として転用するとか、そういうプロジェクト読んだりするw 建築のいいところは、本が出やすいことかな。美術や文学よりも関わってる母集団が多いから。
2009-12-18 09:54:18@Yonus_Mendox いや、倒産されて残ってる跡地だってw 田舎によくあるパチンコ屋の駐車場込みの巨大な廃墟空間みたいな例。ああいう空白地帯をどう利用するか、みたいな話だったかな。
2009-12-18 10:09:09@Yonus_Mendox ただ、たんじゅんな話になっちゃうけど、たとえば、ライプニッツのモナドが近代都市をイメージしていたとか、スピノザやデカルトを含め機械論的な側面は当時の機械テクノロジーからの影響もあるといった意味で、
2009-12-18 10:06:50@Yonus_Mendox テクノロジーと哲学の長期的な系譜というのは、たぶんにあるんじゃないかなあ、とは思うね。ただし、テクノロジーといったとき、「外部化されたものが実装されて実効力を持つ」とかじゃないいろいろなアプローチはあるんだと思うけど。
2009-12-18 10:07:47@Yonus_Mendox 都市空間と設計って近代化の初期にどかんと出るって意味では、結構根深くて、その意味で面白かったりしてね。都市の人口急増と都市/地方の切断のもとで、故郷喪失問題が出てきたりとかさw 割と近代を貫く問題だよね。
2009-12-18 10:13:49@ttt_ceinture それは夢想/妄想を含めて,ですね.デカルトやライプニッツ,カントは,数学を厳密な学の典型例として用いる(まあ,吟味するわけですが).
2009-12-18 10:13:59@Yonus_Mendox そうそう。妄想としてね。上野修あたりはそのアナロジーをたまに言うけど。素朴反映論じゃないかたちで論じられたら面白いだろうね。
2009-12-18 10:15:07@Yonus_Mendox そのへんの問題の端緒がおそらく新カント派時代にあるんじゃないかと思うんだよね。技術哲学があのころぽろぽろ出てくる。ハイデガーのサイバネティクス言及はたぶん、それを引きずってるんだな。<テクノロジーではないけれども,これも哲学の外部から思考を規定された例
2009-12-18 10:18:50@ttt_ceinture でも,どこからふきこまれたのか,ゲーデルの不完全性定理を持ち出して,数学ですら不完全なんだ! だから不可知論だ! なんて言ってしまうひとさえ出てきた.テクノロジーではないけれども,これも哲学の外部から思考を規定された例とは言われるかもしれない.
2009-12-18 10:15:22@Yonus_Mendox 数学はよく知らないけど、ゲーデルのそれは、実際に、practicalに計算をする上ではむしろ問題にならないらしいしねえ。単純なアナロジーや相対論はやらんほうがいいと思う。第一、面白くもないしね。
2009-12-18 10:17:11@ttt_ceinture (フォロワーのみなさま,間違っていたらつっこんでください)雑駁に言うなら,不完全性定理(たいてい,第一のほうを念頭においているのでしょう)は「どの体系も,真/偽のどちらであるとも証明できない命題を持つ」というものです.応用においては問題ないですよね.
2009-12-18 10:27:10@Yonus_Mendox 体系が真であろうと偽であろうと、実際上関係ないよね、っていう。ゲーデルについてはマジでよく知らないのでなんともいえないけど、プラトニックな実在観をもっていたとも聞くな。
2009-12-18 10:29:36