『日本のファンク史』のための徹夜漫談
@rootsy @junne @bmonkey1966 @tricken とりっけんさんには、なんでもいいからソウル・ミュージックの解説書を一読されることをおすすめします。どんなソウル本でも「ファンク」と「ファンキー」に関する記述は確実にあるはず。
2011-09-28 17:48:50@mskasuga @bmonkey1966 @junne @tricken ファンクについて40年近く初歩的誤解や迷信、変な精神論が流布しつづけているのは残念ですね。例えばラテンの世界では誰でも、これはサンバ、これはトゥンバオ、バイヨンとはっきり判別するのに。
2011-09-28 18:11:34@rootsy @bmonkey1966 @junne @tricken まあでも迷信や精神論を誘い込む秘教的・密教的な要素もファンクの魅力なのかもしれません。グルーヴライダーの『Mysteries of Funk』というタイトルを思い出しました。
2011-09-28 18:24:08爆風スランプでファンクという音楽の存在を知った俺が初めて買ったファンクのアルバムが、当時(89年)CDでリイシューされたばかりで広島のタワレコにディスプレイされていたファンカデリックの1stだった。「これがファンクか……なんか違うな」と思った。
2011-09-28 18:35:07その後ウェストバウンドから復刻されたファンカデリックのCDは欠かさず買った。アナログで買い直したりもした。しかし名盤の誉れ高いワーナー盤『One Nation Under A Groove』はなかなか再発されなかった。
2011-09-28 18:39:48どうしても聴きたくて渋谷の芽瑠璃堂で\5400払って購入した『One Nation Under A Groove』。最初に針を落としたときの感想は「なんかチャカポコして軽いなー」というものだった。
2011-09-28 18:46:58こうしてガチの玄人が釣れて、事実誤認や抜け落ちを危惧する流れがまた面白い。事をファンクに限っても入って来方は色々複雑で、誰が誰の影響で何をしたのか知っているが故に体系だてて語りようが無いカオスが透けて見える。 http://t.co/lJdfB2OM
2011-09-28 19:08:00@rootsy @mskasuga @bmonkey1966 @junne ご指摘感謝します。ご存知の通り素人解釈がをどうにかできないかと思っておりました。ですが自力で学んだぶんではあそこまでが限界になってしまってます。英語の文献で外せないものは既にあるのでしょうか?
2011-09-28 19:11:05@tricken @rootsy @bmonkey1966 @junne 和書ですが、ソウル・ミュージックに関してはピーター・バラカン『魂のゆくえ』があればだいたい事足ります。いまはアルテスから出てるのかな。
2011-09-28 19:34:17@mskasuga @rootsy @bmonkey1966 @junne バラカン本(魂のゆくえ)については新旧両方読んでるんですが、あまり身についてないみたいですね……あと、リッキー・ヴィンセントの『FUNK』も読んでいます。なので読み逃しについてはすぐ訂正可能です。
2011-09-28 19:37:02■■■ここで言及している『FUNK』とは、リッキー・ヴィンセント『ファンク―人物、歴史そしてワンネス』というファンク概論のことです。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4938339390/
ジョージ・クリントンのソロもPファンク・オールスターズのアルバムも、最初聴いたときはピンとこなかったな。なんかスカスカしてて。正直クリントンのソロのなかにはいまでもノレないのがある。言葉の問題も大きいんだろうな。
2011-09-28 19:38:47アニソンとAKBの隆盛で純粋に演奏力を楽しめる曲が聴かれなくなってファンクとかは下の世代だと全滅しちゃうんじゃね?隙間を掛け声で埋めちゃって、なんでギターソロだけ生き残ってるのか分からない って状態になってる。そのうちドラムからベースから全部アニメ声でトラック作ったるって思ってる
2011-09-28 19:51:50大和田俊之さんの『アメリカ音楽史』。本文は勿論、巻末に大量の英語圏での最新の研究成果が挙げられているので未読なら是非。RT @tricken: @rootsy @mskasuga @bmonkey1966 @junne …英語の文献で外せないものは既にあるのでしょうか?
2011-09-28 19:56:28ソウルやファンクの歴史は多くの人々によって研究・検証されており、ある程度「正史」を踏まえないことには話が通じない。ただこれは出版物なんかの場合であって、ネットは……難しいな。
2011-09-28 19:59:07数年かけても全然見つからなかった「ファンク史の霧を晴らす方々」がなんか10人単位でいらしてくださるのでもうなんというか感無量です。
2011-09-28 20:05:14今の気分を一言で言うと「そんなに知ってたんなら、なんで僕らのために本にしてくれてないんだっ!買うのに!(笑)」という感じです。
2011-09-28 20:05:53Togetterのタイトルに「『日本のファンク史』のための〜〜」と書いたのは、ほかでもない、もしそういう本があったら僕が一番最初に買って読みたい本だからなんですよね。ないからああして語って、もっと詳しい方の見解を仰ぐしかなかったのです。
2011-09-28 20:08:48いま @bmonkey1966 からもおすすめいただいた大和田俊之『アメリカ音楽史』 、ちょうど今月24日に @sakstyle くんが書評してくれていた。なんか八起さんから一周してきたなw logical cypher scape http://t.co/ikLWYzqP
2011-09-28 20:12:15クラブ系のファンクの本邦受容と、ウタモノで試されたファンクの受容との間にひとつ断絶を感じるんだけど、たぶんそれが、ファンク&ソウルの本を読んでも「回答が書いてない」感じのする点なのかもしれない。ファンクを日本語に落とす試みが始まった時点で海外の言説からはみ出た何かがある気がする。
2011-09-28 20:15:38もちろんそれは、歴史的なファンク&ソウルの言説を無視していいということにはならないのだけど、Togetterまとめの元の意識は(八起さんの当初の議論もあるように)「日本語でファンクがなされた時の特徴を把握すること)なので、最終的にはそこの解明に貢献したいなあ。
2011-09-28 20:17:01