第139回ku-librarians勉強会: 理系研究者の生態系とe-Science

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ku-librarians @kulibrarians

「ただし、昔はProceedingが一級の学術成果だったこともある」 #kul139

2011-09-29 18:57:34
積読荘の住人 @tsundokulib

. @kulibrarians 実験系ラボも本をたくさん買う。でも科研費や外部資金で買ったりするから、その大学のやり方如何では、図書館が実験系ラボが買ってる本を全然知らないこともあるはず。農経や文系は備品登録が多い印象。

2011-09-29 18:58:31
ku-librarians @kulibrarians

「博士論文。査読はないが、それと同等の厳格な審査があり、学術的なクオリティは高い。地球系図書室では、博士論文の希望が多いが、なぜなら実験などの過程が詳細に記載されている。雑誌論文は結果がクローズアップされていることが多く、過程はほとんど書かれない。 #kul139

2011-09-29 18:59:00
ku-librarians @kulibrarians

「先輩が犯したミスを繰り返さないために、過程は重要な重要。ただし、アクセシビリティが著しく低い。地球系・化学系は保存してない。電気系はある。」 #kul139

2011-09-29 19:00:31
yuki @yuki_o

RT @kulibrarians: 「実験系の研究者は図書館を使わない、というのは迷信」 #kul139

2011-09-29 19:00:36
眞崎光司 | Kouji Masaki @anachoreta

RT @kulibrarians: 「研究生産物のサイクル。研究開発→発明の権利保全→研究集会(学会)→研究報告(テクニカルレポート)→雑誌論文(査読付き)→情報の利用→研究開発。必ずこのサイクルをたどるわけではない(たとえば、研究集会などを経ずに雑誌論文になるパターン)」 #kul139

2011-09-29 19:00:52
眞崎光司 | Kouji Masaki @anachoreta

RT @kulibrarians: 「タイプ。実験系と理論系。理論系のほうが格上の空気が特に欧州などである。が、実験も、技術やセンスなどが必要なので、実験系から理論系に移る人も。とはいえ、実験系の人も理論を知る必要があるので、実験系の研究室も図書室を利用するし、ILLなどの申し込みもある。」 #kul139

2011-09-29 19:00:58
眞崎光司 | Kouji Masaki @anachoreta

RT @kulibrarians: 「もう一つのタイプ分け。マネジメント系、準マネジメント系、現場系。」 #kul139

2011-09-29 19:01:29
眞崎光司 | Kouji Masaki @anachoreta

RT @kulibrarians: 「研究者の置かれている状況。サイエンスの膨張による学際化と細分化。新規の分野に資金を投入するために、既存の分野は予算が減少。=分野の短命化」 #kul139

2011-09-29 19:01:34
ku-librarians @kulibrarians

「雑誌論文。査読付き雑誌論文が研究者のすべてを決める! 研究室の存在意義はより良い雑誌論文を少しでも多く生み出すことにある。査読付きの雑誌に掲載されなければ、研究の価値は認めてもらえない」 #kul139

2011-09-29 19:01:38
眞崎光司 | Kouji Masaki @anachoreta

RT @kulibrarians: 「Proceeding(学会発表要綱)。研究者が学会に参加する意義。1.研究を宣伝し、自分では気づかなかった盲点を洗い出す。2.情報収集。雑誌論文よりも半年ほど早く情報が手に入る。3.人脈づくり。共同研究者を探したりとか。4.ポストの獲得。 #kul139

2011-09-29 19:01:40
ku-librarians @kulibrarians

「研究者に対する評価は執筆した論文のリストによってほとんどが決まる。どれだけIFの高い雑誌に、どれだけ引用された論文が、どれだけたくさん掲載されたか。数値化されているので、客観的(っぽい)評価ができる」 #kul139

2011-09-29 19:02:56
眞崎光司 | Kouji Masaki @anachoreta

RT @kulibrarians: 「博士論文。査読はないが、それと同等の厳格な審査があり、学術的なクオリティは高い。地球系図書室では、博士論文の希望が多いが、なぜなら実験などの過程が詳細に記載されている。雑誌論文は結果がクローズアップされていることが多く、過程はほとんど書かれない。 #kul139

2011-09-29 19:03:16
眞崎光司 | Kouji Masaki @anachoreta

RT @kulibrarians: 「先輩が犯したミスを繰り返さないために、過程は重要な重要。ただし、アクセシビリティが著しく低い。地球系・化学系は保存してない。電気系はある。」 #kul139

2011-09-29 19:03:33
眞崎光司 | Kouji Masaki @anachoreta

RT @kulibrarians: 「研究者に対する評価は執筆した論文のリストによってほとんどが決まる。どれだけIFの高い雑誌に、どれだけ引用された論文が、どれだけたくさん掲載されたか。数値化されているので、客観的(っぽい)評価ができる」 #kul139

2011-09-29 19:03:52
ku-librarians @kulibrarians

「引用されてるには論文発表からタイムラグがある。それによってすぐに評価がされないことがある。実験系と理論系の論文を比べると理論系のほうが高評価の傾向」 #kul139

2011-09-29 19:04:04
眞崎光司 | Kouji Masaki @anachoreta

RT @kulibrarians: 「引用されてるには論文発表からタイムラグがある。それによってすぐに評価がされないことがある。実験系と理論系の論文を比べると理論系のほうが高評価の傾向」 #kul139

2011-09-29 19:04:45
ku-librarians @kulibrarians

「引用・参考文献の意義。1.盗用の防止。2.同分野内の研究者へ好意の表明。引用されると、その著者の評価が上がるので。引用・参考文献でコミュニケーション。3.同じ分野の研究者に認めてもらえるように」 #kul139

2011-09-29 19:07:01
ku-librarians @kulibrarians

「査読。査読者は憎まれ役。なので、匿名が基本。ただ、いい査読者としての評価を受けて、編集担当としてハンティングされることも。「判決」のパターンは「受理」「却下」「改定すれば受理」など #kul139

2011-09-29 19:09:36
ku-librarians @kulibrarians

「査読のプロセス。著者→編集委員→査読者。査読を行い、疑問点を指摘。編集委員から著者に連絡。この過程を2回ほど経て受理に至る。3か月程度で終わることもあれば、何年も続くこともある」 #kul139

2011-09-29 19:10:43
ku-librarians @kulibrarians

「査読者は著者と同じ分野の研究者なので、ライバルでもある。不条理なクレームをつけて時間稼ぎなどをすることがある。査読者の立場で入手した情報を不正に利用することも。対処法として、著者は査読適任者を推薦できる。望まない査読者を編集委員に伝えることができる。」 #kul139

2011-09-29 19:13:41
ku-librarians @kulibrarians

「編集委員側は、著者推薦の査読者からの評価はちょっと割り引く」 #kul139

2011-09-29 19:14:37
ku-librarians @kulibrarians

「最近は査読をオープンにする雑誌も現れている(もちろん、査読者は匿名)。 Hydrology and earth system sciences。準コアジャーナル。ぽっと出の雑誌がやっているわけではない #kul139

2011-09-29 19:16:56
ku-librarians @kulibrarians

「編集委員は必ずしも著者と同じ分野の専門家とは限らない。著者は査読者(同分野)だけでなく、編集委員(類似分野)にも理解される論文を書かなければならない。 #kul139

2011-09-29 19:18:52
ku-librarians @kulibrarians

「査読者になることで、自分が著者になった時の採択率が上がる。履歴書に書いた時にプラスに評価される。 #kul139

2011-09-29 19:19:53