航空機モニタリングのクセ(測定誤差、自然放射線量の扱いなど)
@QEnergyTeleport スペクトルでセシウムだと確認しているそうです。途中までは行けますが、汚染箇所は道もなくなり、崖崩れなどの危険もあり調査は難しそうです。ただキノコ狩りに入る人もいないらしいので過剰に心配しなくてもいいかな、と個人的には思います。
2011-10-14 14:56:11@QEnergyTeleport さんが文部科学省に問い合わせた結果
こちらも航空機モニタリングの件を文科省に聞いてみた。空間線量については自然放射線入りで、ヘリの高度のログも用いて地上1mの値をマップに表示。Cs降下量は殆どの場所で観測線量から一定平均自然放射線値を引いて換算係数で単純評価。
2011-10-14 15:44:22自然放射線が高そうな場所ではスペクトルデータで核種を同定し、自然放射線を評価して差し引いた。以前聞いた時には誤差は30%と言っていたが、今回聞いたら山近辺で50%の誤差と言っていた。全体的な分布を把握するには役立つが、値は本当に目安にしかならない。細かな地上実測汚染マップが必要。
2011-10-14 15:48:01新潟の補正の例、航空機モニタリングにおける自然放射線量の扱いまとめ
航空機モニタリングのセシウム沈着量は、線量から自然放射線量を引いて換算し算出。ただし、自然放射線量が高い地域では、より多くの自然放射線量を引いて補正する場合もある。核種を確認しながら測定しているため、補正が可能とのこと。新潟の補正の例 → http://t.co/WjDMAwQO
2011-10-14 23:42:35航空機モニタリングにおける自然放射線量の扱いまとめ。【1m線量】自然放射線量を引かずにそのまま表示。【セシウム沈着量】線量から換算して沈着量を推計。その際、多くの場所では全国平均値の自然放射線量を引いてから換算。自然放射線量が高い地域では補正をかける場合もある。
2011-10-14 18:48:29AIST の100万分の1地質図における深成岩類と航空機モニタリング結果を重ねた図(@TatsuyaSasaki1 さん作成)
新潟県の航空機モニタリング結果と地質の関連が、ちょいとだけ話題になってましたので、AISTの100万分の1地質図における深成岩類とモニタリング結果を重ねてみました.さて、いかがなもんでしょうか? http://t.co/7aYdB9vj
2011-10-17 17:58:10@usa_hakase さんご紹介の日本の自然放射線量図(換算、実測)
日本の自然放射線量図を見れば、日本の花崗岩の実力がわかる。たいていは非アルカリ系だろうから、どうってことない。0.1程度の上乗せがたぶん限度だろう。http://t.co/e7cUu7fr
2011-10-17 15:46:48実測した自然放射線量分布の論文あった→http://t.co/Jqtu53BB 地質学会のとほぼ同じ傾向だが、浜松付近の怪しい高まりは見えないようだ。
2011-10-17 16:04:07宇宙からの放射線の扱いについて
航空機モニタリングにおける宇宙からの放射線の扱いについて。「※航空機モニタリングに使用する検出器では宇宙からの放射線も検出するが、その分は差し引かれている」だそう。元ネタ:環境省「追加被ばく線量年間1ミリシーベルトの考え方」の一番下 → http://t.co/fkqBkELW
2011-10-20 15:36:29クセがあるものを判断基準に使うとどうなる?
よろしければ関連してこちらのまとめもどうぞ。
航空機モニタリングにはクセ(測定誤差、自然放射線量の扱いなど)があるのだが、国が財政負担して除染を支援する「汚染状況重点調査地域」の絞り込みは、航空機モニタリングの計測結果を利用しているため、実測で基準を超える地域が漏れる可能性がある。http://t.co/rRocGmwu
2011-11-11 16:41:58