内部被曝量からみた甲状腺癌の発生率(サイエンスzeroより)

内部被曝が割と低くても、甲状腺癌は発生しうる という件 ベラルーシのデータより(ヨウ素131が甲状腺に集中するため、影響が出やすい)
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リーフレイン @leaf_parsley

@MAKIRIN1230 まあ無理だったでしょうね、パンク状態だったと思います、だけど水道に関しては大丈夫だったわけだし、←個別に測ってたはず (井戸は怖いけど) 原乳の規制も速かったでしょ? 

2012-01-12 23:35:02
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

3月19日は事故後1週間経っています。最初のデータがこれです。 http://t.co/s30u9buV @leaf_parsley

2012-01-12 23:39:34
リーフレイン @leaf_parsley

@MAKIRIN1230 原乳が市販されるまでのタイムラグもありますし。とりあえずチェルノブイリほどの数値にはならないですよ。 震災直後の物資の流動性のなさも、むしろ良かったかもしれないですし。 だけどほんとは測って欲しかったですね。内部被曝値。

2012-01-13 00:06:10
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

組織荷重係数を理解するには田崎さんの次の解説を読むと良い。 http://t.co/Tn1wjeis 以下、1番重要な部分だけ引用します。

2012-01-13 00:07:16
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

等価線量 Hi は組織 i での単位質量あたりの吸収エネルギーだったことを思い出そう(ただし、放射線の種類によっては放射線加重係数がかかっている)。

2012-01-13 00:09:29
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

そこで、もしすべての組織が放射線に対して完全に等しい感受性をもっているなら、組織加重係数 wi は組織 i の質量を体の全体重で割ったものに等しいことになる。

2012-01-13 00:10:00
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

特に最後の、甲状腺についての組織荷重係数が単なる質量比の100倍程度になっていることが重要です。死亡リスクがかなり低い甲状腺がんでさえ、組織荷重係数がこれほど大きいということは、いかに甲状腺の放射線に対する感受性が大きいかがわかると思います。

2012-01-13 00:16:06
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

本来なら3月12日に牛乳など規制をかけるべきでした。ヨウ素131は半減期が短いので最初の8日間が勝負です。次のことはもちろんご存じですよね。 http://t.co/CDuw6TGT @leaf_parsley

2012-01-13 00:22:46
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

ヨウ素131から放出される1崩壊あたりのβ線の平均エネルギーの値を0.19MeVとすると、成人の場合の甲状腺等価線量換算係数は大体次のように見積もれます。 http://t.co/7o26I98C

2012-01-13 00:40:21
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

(1.00E+6)個/Bq×0.30×0.19MeV×{120day/(120day+8.04day)}/20g ≒(1.00E+6)個/Bq×0.30×3.04E-14J×0.937/0.020kg ≒0.43μSv/Bq

2012-01-13 00:41:48
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

実際には組織によって感受性が異なることが(広島・長崎の被爆者についての疫学調査などから)わかっている。

2012-01-13 00:11:33
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

ICRP が用いている組織加重係数は、単なる質量の比ではなく、疫学データを取り入れた半経験的な量である(ただし、数値が簡単になるように、大胆に丸めてある。また、組織荷重係数には個人差は考慮せず、男女、年齢を問わず同じ値を用いている)。

2012-01-13 00:11:48
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

中でも、甲状腺については、(特に小児の)感受性が高いことを考慮して、組織加重係数は単なる質量比より二桁大きな値になっている。

2012-01-13 00:12:43

前の会話の続き

buvery @buvery

違います。このCardisの2004年は標準的な論文ですが、基本的にERR 5/Gy程度、という話。これで、50mSvで0.3%の甲状腺癌がでる訳がありません。RT @leaf_parsley: サイエンスゼロ…このあたりがベースになってるんじゃないかなと思います。

2012-01-13 03:00:41
buvery @buvery

ちなみに、この論文は、山下俊一さんも共著者です。@leaf_parsley

2012-01-13 03:01:35
buvery @buvery

内部被曝を検証するのは、疫学であって、ヨウ素でERR 5-20/Gyというのは分かっています。これは、実効線量とLNTを使った評価より低い。この話はだいぶ前に終わっています。RT @leaf_parsley: 100m㏜という値は、まだヨウ素131の甲状腺癌への影響を加味した

2012-01-13 03:04:00

会話の冒頭で言ってたグラフ化

リーフレイン @leaf_parsley

ベラルーシの甲状腺癌化率を甲状腺等価線量と実効線量(組織荷重率0.04)で見る(サイエンスゼロより) http://t.co/uRQDEmZs

2012-01-13 07:34:26
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リーフレイン @leaf_parsley

@MAKIRIN1230 おはようございます、昨日言われた分布図を作成してみました。http://t.co/uRQDEmZs これって、甲状腺等価線量と実効線量のすりあわせができてないって話みたいですね。

2012-01-13 07:36:04
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リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @MAKIRIN1230 つまり、甲状腺等価線量で癌化率を見た場合、100m㏜あたりから値がついてきて、それを現状の実効線量に換算してしまうとすごい低いあたいから反応してしまうよ、と言ってる気がします。

2012-01-13 07:40:33
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @MAKIRIN1230 ある意味、100%組織移行の等価線量でみないといけない甲状腺を通常の実効線量でみてしまったら過小評価になるのは当然なので、当然の結果なんですが、この問題は、むしろ(続く

2012-01-13 07:42:30
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @MAKIRIN1230 続き むしろ、「生涯累積値を測る時に、ヨウ素131に関しては実効線量換算を加算するだけではダメなんじゃないか?」という問題な気がします。

2012-01-13 07:43:52
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

グラフ化ありがとうございます。グラフを描くことにも力を入れられているようなので、お願いしてしまいすみませんでした。横軸なんですが、値が大きいほうが間隔が大きくなるので、端の値を使うと傾きがどんどん小さくなってしまいます。 @leaf_parsley

2012-01-13 07:52:49
リーフレイン @leaf_parsley

@MAKIRIN1230 横軸、一定幅にしときましたよーー。あのままの数値をインプットすると分布曲線が綺麗に出ないから

2012-01-13 07:55:36
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