これはまさに田村さんが紹介した千葉さんのブログ記事の話ですね.欺瞞的だと.RT @kankimura: 仮説を綺麗に立てる研究では、通常、あたかも最初から明確な仮説があって調査を始めたような形を取るが、少なくとも自分の場合は、この「書き方」は実際の研究の進め方とは違う。
2010-05-27 08:54:15逆に特定の国について該博な知識を持っている「だけ」の人は比較政治学のポストではとりにくいし,私はその人事に賛成しないでしょう.QT @kankimura: 例えば、韓国のケースを使ってアカデミックな実証研究ができる「だけ」の人材は、どこの大学の韓国関係のポストでも雇わないだろう。
2010-05-27 08:57:28結局研究を誰に評価してもらいたいかで書き方が変わる.地域の名前を冠した学会に投稿する論文と,選挙学会に投稿する論文は別のやり方で書く(素朴な疑問だが投稿先が政治学会ならどうなるだろう?).一般書なら仮説検証型は読まれにくいからそれを維持するにしても文体で工夫がいる.
2010-05-27 09:00:50私は「欺瞞的」だとは思わないのですが、「すっきりしない」です。RT @myamadakg: 欺瞞的だと.
2010-05-27 09:22:21そりゃそうですね。従って、院生に「どういう仕事/研究をしたいか」をきちんと意識させることが大事なのだと思います。RT @myamadakg: 逆に特定の国について該博な知識を持っている「だけ」の人は比較政治学のポストではとりにくい
2010-05-27 09:23:43院生に応募させた経験から言うと、政治学会は「仮説実証型」かと。結構出来る奴が、レフリーにぼこぼこのコメント貰って泣いてました。RT @myamadakg: (素朴な疑問だが投稿先が政治学会ならどうなるだろう)
2010-05-27 09:25:24@myamadakg: 比較政治学のポストでも「仮説実証型」の研究がどの程度、求められているかは疑問かも知れない。多くの大学ではそれよりも「いろんな国のことを知っている人」が求められているような気もする。勿論、各々の大学での「比較政治学担当教員」の位置づけによるのだろうけど。
2010-05-27 09:39:35査読委員会が誰に査読を依頼するかで結果が変わりうるでしょうね。たとえばarea specialistなら。RT @kankimura: 院生に応募させた経験から言うと、政治学会は「仮説実証型」かと。
2010-05-27 09:41:07お説の通りかと。QT @kankimura: 各々の大学での「比較政治学担当教員」の位置づけによるのだろうけど。
2010-05-27 09:42:37しかし、結果が余り変わりすぎるのもどうかと思うなぁ。院生を持つ身としては、ある程度計算が立たないと困る。RT @myamadakg: 査読委員会が誰に査読を依頼するかで結果が変わりうるでしょうね。
2010-05-27 09:43:53『代議士の誕生』のようなある種人類学的なリサーチ・デザインは、ポリサイのそれとはまた違うんでしょうね。QT @txpolisci: 僕が地域研究系の大学院でリサーチデザインを教えるに際してまさにこの問題に悩んでいます。とりあえず「型より入りて型より出でよ」と考えています。
2010-05-27 09:44:40論文の執筆方針についてのやり取りが面白い。現在までに @kankimura @myamadakg: @txpolisci @ttya70 @YukiAsaba @mconsulting の各氏が参加しています。
2010-05-27 09:45:58お察し申し上げます。ただ誰に査読を依頼するかはやはり査読委員会がジャーナルをどういうものにしたいかのポリシーの反映。でも実際は頼んだ人に断られたりとか、紆余曲折があってポリシーを貫くのは大変かと推察する次第。QT @kankimura:院生を持つ身としては
2010-05-27 09:47:17木村さんにちょっと付き合えばすぐ慣れるかもw。でも僕自身もまだよくわかっていない気がします。RT @YukiAsaba: どうもまだtwitterに慣れていません。
2010-05-27 09:48:37何をおっしゃいます「師匠」。私は昔のPC通信の「ノリ」でやっています。RT @myamadakg: 木村さんにちょっと付き合えばすぐ慣れるかもw。
2010-05-27 09:51:06だからこそ複数のジャーナルに投稿できることが大事。地域研究系の政治学ならココとか。比較政治学会ってどうなのかな。僕は非会員なので知りませんが。
2010-05-27 09:58:54博論はともかく修論で思うような研究ができることなんてマレ。修論の出来が良くて公刊されるケースも皆無ではないが。QT @kankimura: 実際、院生の修論や博論を見ていて思う時がある。「あなたは本当にこの研究がやりたくて大学院に来たのか?」
2010-05-27 10:15:01@akiyuki_w ありがとうございます RT @myamadakg トゥギャってくれた方がおられるようです。議論はまだつづいているので更新してもらえるのかな? http://bit.ly/bivcuj RT @usa_dance: どなたか、まとめていただけると嬉しいが。
2010-05-27 10:36:11しかし、実際問題として、今の大学院では修士で終わる院生は多い。そして彼等は大学院在学中のかなりの時間を修論の準備の為に過ごす。従って、彼等にとって修論が何ものであるかは、とっても大事。RT @myamadakg: 博論はともかく修論で思うような研究ができることなんてマレ。
2010-05-27 13:25:44因みに私の指導教員曰く、「君の論文で一番出来が良かったのは修士論文だ」そうです。20年間全く成長していない、ということらしいです。確かに書いているときはしんどかったけど、楽しかったもんなぁ。
2010-05-27 13:27:44