放医研: 公開講座“放射線と健康” 2012/02/18

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島薗進 @Shimazono

8プルトニウム安全論。サンデー毎日2/26「医療界の原子力ムラ」玄海原発の「住民説明会に、工学系の大学教授らとともに放医研名誉研究員が講師として参加、安全性を説明」以下は島薗注。放医研名誉研究員とは阿部道子氏で「環境放射線の挙動と人体被ばく線量評価に関する調査研究人材育成」が専門

2012-02-20 21:35:46
島薗進 @Shimazono

9サンデー毎日2/26「医療界の原子力ムラ」放医研の阿部道子氏の2005年の10月の説明会の内容は以下にhttp://t.co/aYcVg1fI あります。「プルトニウムを飲み込んだときは、体内にほとんど吸収されずに排泄されてしまい、取り込まれたプルトニウムからアルファ線が放出」

2012-02-20 21:36:07
島薗進 @Shimazono

10サンデー毎日「医療界の原子力ムラ」補注「アルファ線が放出されますと、体内でほんの短い距離で止まってしまい、その通過組織に大きなエネルギーを与えます。つまり、プルトニウムを相当量吸い込んだときだけ、人体への影響が問題になります」05年玄海原発の住民説明会で放医研名誉研究員語る。

2012-02-20 21:39:02
島薗進 @Shimazono

1ICRP厳しすぎる説の日本の専門家④佐渡敏彦氏。1969年から93年まで放医研に在籍。『放射線被曝と甲状腺がん』2011年の監修者、『放射線および環境化学物質による発がん』2005年の編者の1人。生物の発がんメカニズムの研究から低線量安全論を説く、放医研島田義也氏と共著多い。

2012-02-20 09:11:31
島薗進 @Shimazono

1ICRP厳しすぎる説の日本の専門家⑤島田義也氏。同氏は放射線医学総合研究所発達期被ばく影響研究グループリーダー。文科省の平成21年度原子力基礎基盤戦略研究イニシアティブ審査委員会の28人の委員のうち、酒井一夫氏とともに放医研から出ている2人の委員の内の1人。

2012-02-21 09:58:30
島薗進 @Shimazono

2ICRP厳しすぎる説の日本の専門家⑤島田義也氏。放射線による発がんの生物学的(医学者ではない)研究の専門家で佐渡敏彦氏の退任の4年ほど前から放医研に所属。同氏との共著が多い。事故後、他の要因による発がんと比較して放射線による発がんリスクは小さいと安全論を強調、市民を驚かせてきた

2012-02-21 10:00:27
島薗進 @Shimazono

3ICRP厳しすぎる説の日本の専門家⑤島田義也氏。佐渡氏他編『放射線および環境化学物質による発がん』第5章「放射線および化学物質の生物作用」では「生殖細胞の突然変異は、次世代の発がん率を高める可能性がある」p142と。が、同書第7章「発がんと突然変異」では自説の楽観論を語る。

2012-02-21 10:04:05
島薗進 @Shimazono

4ICRP厳しすぎる説の日本の専門家⑤島田義也P185-6「これ(自然発生[内因性]のDNA損傷の量)は…(自然環境)放射線によって生じるDNA損傷の量と比べて2億倍…も大きい値である。また、DNAの二重鎖切断だけに注目すると、1000倍の違いがあると計算されている。

2012-02-21 10:06:01
島薗進 @Shimazono

5ICRP厳しすぎる説の日本の専門家⑤島田義也氏。「第5章で、生殖細胞における自然発生突然変異率を2倍にするのに必要な倍加線量は約1Gyであることを述べた。いま仮に、この数値をがんの原因となる体細胞での突然変異に適用すれば、生体内では自然に1Gy被ばくに相当するほどの突然変異が」

2012-02-21 10:06:40
島薗進 @Shimazono

6ICRP厳しすぎる説の日本の専門家⑤島田義也氏。「発生しているということになる。1Gyは自然環境における年間被ばく線量あるいはICRP勧告にある一般公衆の年間被ばく線量の上限値の1000倍であることを考慮すると、自然突然変異の発生における複製エラーや活性酸素など内因性の原因の」

2012-02-21 10:07:45
島薗進 @Shimazono

7ICRP厳しすぎる説の日本の専門家⑤島田義也氏。「寄与がいかに大きいかが理解できるであろう」p186殆ど詭弁で、放射線による突然変異は発がんの大きな影響要因ではないということを強調している。「それらのDNA損傷の約99.9%はDNA修復機構によって修復されると考えられるが、」

2012-02-21 10:08:30
島薗進 @Shimazono

8ICRP厳しすぎる説の日本の専門家⑤島田義也氏。「それでもなお1mGy/年の20万倍のDNA損傷が残るという計算になる。これらの数値を見ると、現在の放射線防護基準は、生物学の視点からはかなり低いレベルに設定されるように思われる」。これはICRP基準緩和主張のための超飛躍推論。

2012-02-21 10:08:55
島薗進 @Shimazono

9ICRP厳しすぎる説の日本の専門家⑤島田義也氏「したがって、過剰の放射線や化学物質への曝露はできるだけ避けなければならないのは当然であるが、万一の事故により、年間許容量を何倍か凌駕する程度の放射線や化学物質への曝露があった場合でも、そのことによる発がんリスクの増加を」

2012-02-21 10:09:57
島薗進 @Shimazono

10ICRP厳しすぎる説の日本の専門家⑤島田義也氏「過剰に心配する必要はまったくないといってよい」p188福島原発事故を予感してたかの如くで事故後の発言は確信犯的である事が分かる。だがその推論はICRP基準緩和を志向し、生物実験の特殊な解釈と専門用語で煙に巻いてるとしか読めない。

2012-02-21 10:12:09
猫弥ゆきじ @Nekoya_Yukiji

W1)私に当事者性はなく、「こいつが悪い!」と書いたところで何になるというわけでもないので極力書かないようにしているが、時に思い出し愚痴りたくなる時がある。グチグチ書くが、お読みの方はサラッと流して欲しい。WBCのことである。

2012-02-21 10:46:30
猫弥ゆきじ @Nekoya_Yukiji

W2)今はみな知る単語、内部被曝やホールボディカウンターだが、負げねど飯舘の愛澤さんが「内部被曝が評価できるのか」と最初に知ったのが4月27日のこの出来事の報道からだった。 http://t.co/W08Pkni9 まだ、負げねども発足したばかりで、

2012-02-21 10:46:40
猫弥ゆきじ @Nekoya_Yukiji

W3)【「村は安全」講演翌日に「計画的避難」「みんなずっこけましたよ」】 http://t.co/P6TwtS1i こんな記事が出て間もない頃だ。今日現在、「今の積算線量で健康被害は無い」というのは簡単である。しかし、当時から振り返れば明らかな後出しジャンケンであると思う。

2012-02-21 10:46:49
猫弥ゆきじ @Nekoya_Yukiji

W4)当時あった疑いの結果を積み重ねた上で、今日現在の評価があるからである。当時から健康被害が無いと言う学者もいた。「当時の被害を最大限見積もっても健康被害は無い」という評価をひっくり返せるほどの学術的論を私は持たない。

2012-02-21 10:46:58
猫弥ゆきじ @Nekoya_Yukiji

W5)(もしここで、したり顔で「被害がでますよー」というリプライをしようとする人がいたらちょっと待って欲しい。「でねぇよ馬鹿野郎」という感情的言葉と共にブロックという選択を私はする。目を背けるとか言われそうだが、むしろ、その発言の大きさを認識できない軽薄さに吐き気がするからだ。)

2012-02-21 10:47:05
猫弥ゆきじ @Nekoya_Yukiji

W6)最大限に見積もって健康被害が他要素に埋もれる程の低確率であるならば、今まさに福島県で行われている検査等々は無駄だろうか。もし「どうせ無いのだから検査は必要ではない」という人がいたら、社会的認識が足りないと言わざるを得ない。どのような評価にせよ「検査」に意義を見いだせるのだ。

2012-02-21 10:47:12
猫弥ゆきじ @Nekoya_Yukiji

W7)負げねどがWBCを要望したのは5月17日。もちろん4月27日から寝て過ごしていたわけではなく、WBCを受ける為には総理、知事、県立医科大宛てに「WBCによる体内放射能測定に関する要望書」を提出】という社会運動的行動が必要という結論に至るまでの経緯が、この期間に含まれている。

2012-02-21 10:47:21
猫弥ゆきじ @Nekoya_Yukiji

W8)WBCは時間との勝負、という強い認識が愛澤さんやパンダPさんにはあったと思う。半減期の短い核種もある。計画的避難が開始された混乱の中で「全村民とはいかなくても、数人だけでも受けておけば皆の目安になるだろう」という活動になった。

2012-02-21 10:47:29
猫弥ゆきじ @Nekoya_Yukiji

W9)私は思う。何故、「おぅ、やれやれ、すぐやれ」とならなかったのだろう。何故、WBCを持つ側や管理する側が「検査を行わない理由探し」をまず向いたのだろう。福島医大の現場の人を責めたい訳じゃない、県を責めたいわけじゃない。でも、何故「やれる理由探し」をすぐに向けなかったのだろう。

2012-02-21 10:47:38
猫弥ゆきじ @Nekoya_Yukiji

W10)放医研にはあったのだ、WBCが。原発作業員の方々が順番待ちをしていた訳じゃない。あったのだ、調べられる環境がそこに。震災後、皆が手持ちの武器、技術や知識や労働力を持ち寄って協力を申し出た。「WBCあるよー!」という声を、持つ人達に期待したのは望み過ぎだろうか。

2012-02-21 10:47:45
猫弥ゆきじ @Nekoya_Yukiji

W11)放医研で負げねどメンバーがWBCを受診したのが5月31日。4月27日から一ヶ月が、3月15日からは二ヶ月半が経過していた。(愚痴終わり)

2012-02-21 10:47:54
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