低線量被曝の影響ってどうして良く分からないのか?に関する対話
- Yuhki_Nakatake
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常に一定なアウトプットを出す生物なんて存在しません(というか知りません)。生物的な数値の観測で揺らぎがないことなんてあるのですか?先に示したとんきょさんの統計ブログを読まれては? @hindu_kush420
2012-03-26 11:45:04「閾値あり説」は常に一定のインプット以上でみな一様に同じ反応を示す生物の存在を主張していませんか? RT @Yuhki_Nakatake 常に一定なアウトプットを出す生物なんて存在しません(というか知りません)
2012-03-26 11:47:46んにゃ、それはないです。食塩を過剰にとればたいてい死ぬけど、少量だったらたいてい大丈夫、という揺らぎのある一般毒性の概念と同じです。毒性学http://t.co/mZnAAd60をご参照。LNTは変異原性。その考えだと生物学全部があてはまりますね @hindu_kush420
2012-03-26 11:52:24毒物の閾値は「XX 以上の量を与えると YY % が死ぬ」みたいに決めますよね?「ZZ μSv 以下なら『全員に』健康被害はない」みたいな主張は,重大な印象操作に思えます(あなたがやっているとは言いません) @Yuhki_Nakatake
2012-03-26 12:03:54YY%が死ぬ、という結果が常に得られると思うこと自体が変です。たくさんサイコロを振ったらだいたいYY%に落ち着くんじゃね?程度。「健康被害はない」については「絶対」とかつけてたらダウト。印象操作か省略かは、個人のリテラシーによって解釈が分かれますね @hindu_kush420
2012-03-26 12:05:11いえ,まさに後者の意味の事を私は主張しています.前者(みんな同じ反応する)が必ずしも正しくない理由,を問題にしたのです. RT @Yuhki_Nakatake YY%が死ぬ、という結果が常に得られると思うこと自体が変です。たくさんサイコロを振ったらだいたいYY%に落ち着く
2012-03-26 12:13:10↑
生物現象はバラツキのあるものです(物理現象にもありますし、生物に限ったことではない)。
そのバラツキのあるものを解析するのが統計的な手法です。
100mSvで0.5%の致死的なガン、とされていても、当然「だいたい0.5%くらいでたぶん発生するよ?0.45の年もあると思うし0.55の年もあるよ」という幅のあるものです。
他の発ガンファクターによる結果も、同様にバラツキが発生しますし、年々僕らを取り巻く環境は変わります。食生活も変わりますし、タバコの喫煙率も変わりますし、医療体制も変わりますし、色んなファクターが混ぜっこぜになって「発ガン率」が変わります。何も大きな事件が無い状態でも結構変わるのです(一年で1%とか平気で変わります)。そこらへんはhttp://togetter.com/li/159460の野尻さんのまとめとかガン情報センターhttp://ganjoho.jp/pro/statistics/gdb_trend.html?2%1を参照。
「低線量被曝」が加わったとしても、アウトプットが量依存的だと考える以上、10mSvとか20mSvとかの差が「放射線の影響だ」というには、かなりきっちりした解析をしないと、科学的な主張としては脆弱なので、今の今まで「低線量って良く分からんよね」といわれてます。
「つか、根本的に証明なんて無理なんじゃね?」という意見もあるくらいhttp://togetter.com/li/156228