間違った科学をニセ科学と呼ぶか。(改)
「ニセ科学」や「誤った言説」を信じるか信じないかは、個人の自由だ。自分に害毒が及ばない限り、他人がとやかくいうことがらではない。
2010-06-09 11:55:04というわけで、御池山に隕石孔があると主張する人がいて、それを信じる人がいて、大勢の人が集まって町おこしができるなら、それはそれでけっこうなことです。
2010-06-09 12:12:04使われ方や主張する態度をニセ科学かどうかの判定に使うのはおかしい。主張された内容だけをみてニセ科学かどうか判定すべきだ。使われ方に問題があるとか、提唱者の態度が悪いとかは、ニセ科学判定とは別の次元で(したければ)糾弾するのがよろしい。
2010-06-10 05:48:21血液型の違いがひとの性格に反映するかもしれないとする視点は科学的だ(どうやら結論は否定的らしいが)。その視点による研究成果の使われ方に問題があると思うなら、それは使った特定個人の使い方に問題があるということだ。血液型で性格を研究しようとする科学分野にその責任を負わせるべきでない。
2010-06-10 06:10:45ニセ科学を「科学を装うが科学でないもの」と定義すると、私には、マイナスイオンと波動測定器くらいしか例示することができない。ここでは、科学でないものを反証不能なものとした。反証可能だが科学でないものを認めることができるかどうかは未定。
2010-06-10 08:24:59いっぽう、科学の体裁をとるが誤ったもの、すなわち誤り科学をいくつか指摘できる。よく知られたものとして血液型性格診断と水からの伝言がある。ただし後者についてはこれに分類してよいか議論の余地がある。誤り科学は、エンターテイメントやファンタジーとしての価値を有する。
2010-06-10 08:25:13地学の分野では誤り科学をたくさん指摘できる。地向斜造山論、ボウエンのマグマ成因論、FM電波による地震予知、高松クレーター、御池山クレーターなどだ。地学の場合は、誤りを決定的に証明することがむずかしいから、提唱者がいつまでも自説を信じる傾向がある。
2010-06-10 08:25:33@ubitw 私の発言を整理してくださって感謝しています。次の三つも http://togetter.com/li/28001に足してくれませんか。 http://ht.ly/1WWfO http://ht.ly/1WWg8 http://ht.ly/1WWgj
2010-06-11 06:35:11@HayakawaYukio 了解しました。以前に地球科学をやったワタシもニセ科学の定義は気になる点でした。生物進化や地球史に再現性はない。昨日の先生と菊池さんとのやりとりは大変興味深く、またワタシ自身も考えさせられました。そちらも別トピックでまとまると良いのですが。
2010-06-11 07:34:10