ニセ科学批判とは何か

ニセ科学をインターネットで精力的に批判しているひとのツイートのなかから、注目すべきものを選びました。私の意見と立場は、次のブログ記事をお読みください。 「ニセ科学を批判すること」 2010年6月 http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-267.html 「ニセ科学にどう向き合うべきか 火山防災の目から考える」 2010年7月 http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-268.html
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あ〜る菊池誠(反緊縮)公式 @kikumaco

なぜニセ科学を問題視するか、ニコ動後に言ったことをひとつだけ。オカルトが基盤の社会や原理主義的宗教が基盤の社会はありえて、そこでニセ科学を問題にしても意味はないかもしれない。一方、我々の社会は合理的精神に基づく民主主義を選択したのだと思う #lv17001565 #synodos

2010-05-18 10:32:03
早川由紀夫 @HayakawaYukio

@kikumaco ニセ科学を問題にしすぎるあまり、ファンタジーを否定しているようにみえます。

2010-05-18 10:38:08
あ〜る菊池誠(反緊縮)公式 @kikumaco

@HayakawaYukio 少なくとも僕に関する限り、ファンタジーを否定などしていません。相手をお間違えではないですか

2010-05-18 15:05:56
早川由紀夫 @HayakawaYukio

@kikumaco ニコニコ動画は見ていません。kikulogは拝見しています。「我々の社会は合理的精神に基づく民主主義を選択したのだ」と認めたとしても、それだけでニセ科学を問題視することの正当性が立証されるわけではありません。問題視が行きすぎてるように感じます。

2010-05-18 15:49:30
あ〜る菊池誠(反緊縮)公式 @kikumaco

@HayakawaYukio 「科学と神秘のあぃだ」を読んで、ファンタジーを否定しているかどうか判断してください。

2010-05-18 18:03:40
早川由紀夫 @HayakawaYukio

@kikumaco kikulogで「はじめに」を読みました。星占いを「楽しむなら、なんの問題ないはずだ」「振り回されたり、他人に押し付けたりし始めたら、やっぱりまずい」。同意しますが、程度感覚が違うようです。(第三者による)水伝バッシングを私はやりすぎだと感じます。

2010-05-18 18:31:06
あ〜る菊池誠(反緊縮)公式 @kikumaco

なにをなぜニセ科学と呼ぶかについては、当然、個々の実例ごとに説明が必要で、それはこれまでもちゃんとなされてきたと思いますし、してきたつもりです。単に「間違いだから」ではないです。 http://togetter.com/li/28001

2010-06-10 09:56:03
あ〜る菊池誠(反緊縮)公式 @kikumaco

本来なら科学の土俵に乗るはずがないのに、科学を装っているものについては、僕は「ニセ科学」と呼びます。「科学を装っている」ところが重要だと思います。 http://togetter.com/li/28001

2010-06-10 09:58:22
あ〜る菊池誠(反緊縮)公式 @kikumaco

差別問題としての血液型性格判断は科学的な正否と関係ないし、「ニセ科学かどうか」とも関係ないと言ってもかまいません。 http://togetter.com/li/28001

2010-06-10 10:00:31
菊池誠(多言) @kikumaco_x

ちなみに僕は、どんなでたらめな説でも提唱する自由がある、と言っています。それを真に受ける人が多いことのほうが問題で、そのために「批判」を行うわけです。しかし、最後の判断が受け取る個人の自由であることは当然の大前提。 @HayakawaYukio

2010-06-10 10:43:39
早川由紀夫 @HayakawaYukio

思いつきですが、水で薄めれば薄めるほど効果がある薬の話。あ、あれはアボガドロ数で反証されるのか。RT @kikumaco_x: 早川さんの考える「ニセ科学」に含まれるものとしてどういう例があるのか、なんですけど

2010-06-10 16:04:44
菊池誠(多言) @kikumaco_x

「科学を装っているが科学ではない」はいわばキャッチフレーズで、詳細は個々の事例ごとに検討するのが前提だと思います。それでも一連の問題群を「ニセ科学」というカテゴリーで整理するのは有益と考えるわけです @HayakawaYukio

2010-06-11 12:45:03
菊池誠(多言) @kikumaco_x

実例に基づかない考察ではだめだと思うのですが。だって、滑稽な例外はいくらでも見つかる。先に定義をしてしまうから、そういう妙なことになるので、まずは実例をたくさん集めて、よく眺めてみること。理論より先にまず観察。

2010-06-13 10:17:19
闇のapj @apj

@hietaro 立入禁止でもプロは入るらしい。例えば火山だと、一般人に避難命令が出てても火山学者が集まってきてる間は大丈夫だそうで、学者が逃げ出したらマジでヤバイんだそうな。もっとも、学者の予想が常にアテになるとは限らないので、用が無いなら逃げた方が安心かと。

2010-06-24 19:23:39
菊池誠(多言) @kikumaco_x

ところで、思い出したように「定義」の話をしますが、「定義しない」ことと「どういうものであるかも言わない」こととは違います。「だいたいこういうもの」と言うことはできる。しかし、「定義」にこだわると、例外を発見するたびに意味のない「再定義」に労力を費やすことになる。

2010-06-28 11:13:21
菊池誠(多言) @kikumaco_x

いずれにしても、実例の詳細な検討なしに定義だけを先に決めてしまおうとするのは、いわゆる「頭でっかち」な態度であって、有益とは思えません。そもそも、定義が先にあるのではなく、実例の集合体が先にあったはずです。「先に定義」というのは、いわば博物学を軽視するようなものです。まずは観察。

2010-06-28 11:15:38
闇のapj @apj

@HayakawaYukio 元々水伝は悪徳商法の商材の理屈付けに多様されています。また、水が、水以外の物質を現実に含む事なしに情報を記憶するというのはホメオパシーの基本的な考え方で、ホメと水伝(とその背後の「波動」)の親和性は高く、ホメが原因の死人は既に出ています。

2010-08-20 12:50:31
早川由紀夫 @HayakawaYukio

@apj 波動測定器という悪徳商法のこと、ホメオパシーのこと、どちらも承知しています。道徳の授業で水伝をつかうと危険だとする意見について、詳しく知りたいと思いました。

2010-08-20 12:55:02
闇のapj @apj

@HayakawaYukio 道徳を通じて水伝が正しいと信じた人は、水伝を使って宣伝されるいんちき商品を買うことに対するハードルが下がります。道徳を教えることによって、詐欺のカモを増やすというのはどうかと思います。

2010-08-20 13:08:37
早川由紀夫 @HayakawaYukio

@apj 本音が出たとみました。その種の消費者問題に私は関心がありませんので、お引取りください。

2010-08-20 13:12:59
闇のapj @apj

ではこちらからも言います。消費者問題に興味がないなら、詐欺の被害を増やすことを容認するような主張はやめて、引っ込んでて下さい。 @HayakawaYukio その種の消費者問題に私は関心がありませんので、お引取りください。

2010-08-20 13:21:45
早川由紀夫 @HayakawaYukio

@Mihoko_Nojiri 1新聞記事だけからは確かなことはわからない。だから他者の非難は慎重に。非難するなら自分で調査してから; 2ただし、記事が書いた大学の応答はまったくオソマツ。でも、これだって、大学がホントに言ったかどうかわからない; 3それと学問の自由は別問題。

2010-09-19 16:10:50
🐱野尻美保子(1) @Mihoko_Nojiri

@HayakawaYukio 新聞記事(報道)は一次情報と考えていいというのが一般的は考えですね。そうでなければ、我々は何も発言できなくなる。私は早川さんの1には不同意です。

2010-09-19 16:21:05
🐱野尻美保子(1) @Mihoko_Nojiri

@HayakawaYukio 報道をベースに発言して報道が変われば修正します。では。

2010-09-19 16:27:11
名取宏(なとろむ) @NATROM

そんな曖昧な定義が許されるなら、「ニセ科学:血液型性格診断や水伝のような科学を装っているが科学でないもの」でも十分ですね。「良い」「成功した」も定義ではなく、単に言い換え。QT @HayakawaYukio :黒:墨や木炭の色。

2010-12-10 12:21:23