- leaf_parsley
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ふむ、何やら「放射線科医は日常的に放射線を使ってるから慣れてしまっていて、危険性を軽視する傾向がある」的なことを書いてる人がいるようですね。核医学の治療をやる医者は油断すると被曝しまくるから、むしろ常に放射線防護を意識しないと仕事できないということは知らない様子。
2012-05-07 00:08:07人体への放射線の影響を誰より良くわかっているはずの放射線医療従事者が現場から逃げ出さないのはなぜか、という方向へは意識が向かないのですね、彼らは…。RT @PKAnzug 核医学の治療をやる医者は油断すると被曝しまくるから、むしろ常に放射線防護を意識しないと仕事できない
2012-05-07 00:13:38@PKAnzug こんばんは。何やら物凄い内容が(苦笑)素人の私ですら(危険を侵さざるを得ない職種の方は別として)専門家はそれの専門が故に危険や面倒は術を持ってして極力回避する、と言う風に考えますが。どなたが書いたか存じませんが放射線の専門家を貶めたいが為の書き込みなのでしょうか
2012-05-07 00:21:03@Ponkom それはわりとありそうな気がしますね。でも、個人的にはむしろ専門家かどうかは軽視してもらった方が気楽だったりしますw あと、自分で調べた方が間違いなく理解度が上がるので、そういう意味でも少し疑ってもらった方がいいです。「こいつの言うのは嘘だ」的な疑い方は困りますが。
2012-05-07 00:23:18@NagatoShinano 放射線診療がメシのタネとはいえ、本当に危険だったら寝当直専門に逃げるとかいろいろ逃げ道はありますからね。「医師であること」自体がわりと健康リスクのような気がするというのはさておきw
2012-05-07 00:32:13@sumi_kitta なんかそんな感じのまとめが作られたっぽいです。そもそも肩書きに頼るような発言はしてないので、肩書きを毀損されてもあまり意味はないのですけどね。
2012-05-07 00:34:40@miko_mama 普通のレントゲンやCTであれば、機械が止まってれば空間線量は普通の場所と変わらないです。核医学検査室は、放射性物質がどこかに付着してたりする可能性があるので、僅かながら空間線量も高めかもしれません。核医学治療室は普通の場所より空間線量は高めです。
2012-05-07 00:39:30@miko_mama ちょっと追加説明を。レントゲンの機械は「可視光線でなく放射線を出すライト」みたいなもので、撮影の瞬間以外は放射線は出てないんです。一方の核医学で使う放射性物質は放射線を止められないので、自己防衛が大事なんですよね。核医学の新人にまず教えるのは放射線防護の話。
2012-05-07 02:02:45@miko_mama なので、核医学の現場に慣れてくると「放射線を軽視するようになる」のではなく、放射線から身を守るのが当たり前になります。医療現場だと、刃物や針は使うわ、病原体の入った体液も扱うわ、さらに放射線も扱うわで、医師だけでなくみんな身を守るのに気を付けてるんですよね。
2012-05-07 02:07:14@PKAnzug いえ、「放射線の専門家の間で、診断や治療で扱う放射線量に慣れてしまって、原発公害で問題となる内部被曝(多様な核種と複合的な摂取)を軽視する傾向があるのでは?」という仮説でした。核医学の先生方が放射線防護を意識しないと仕事できないというのは承知しています。ただ、
2012-05-07 09:56:07@PKAnzug いえ、「放射線の専門家の間で、診断や治療で扱う放射線量に慣れてしまって、原発公害で問題となる内部被曝(多様な核種と複合的な摂取)を軽視する傾向があるのでは?」という仮説でした。核医学の先生方が放射線防護を意識しないと仕事できないというのは承知しています。ただ、
2012-05-07 09:56:07@PKAnzug (承前)PKAnzugさんの『総量1メガベクレル以下の放射性セシウム摂取であれば、特に心配する必要はないだろう』https://t.co/nTz4PaD7 というTwに関しては、個人的な感想なのか、固いエビデンスに基づくものかは明確にして頂きたいと思いました。
2012-05-07 10:01:32@PKAnzug (承前2)なぜなら、1日に100ベクレルの食事を1キロ食べたとして、1年間で36500ベクレルになりますが、1メガベクレル(=100万ベクレル)に及びませんし、そもそも1日100ベクレルを1年間人が食べ続けたような臨床試験(=固いエビデンス)も存在しません。
2012-05-07 10:10:11@PKAnzug (承前3)つまり、PKAnzug さんの結論だと、暫定規制値の基準をはるかに超えても大丈夫という結論になってしまうのです。国際的な基準を含めて暫定規制値を定めることに反対のご意見であれば失礼いたしました。
2012-05-07 10:23:15. @Todaidon 多様な核種があろうと、放射性核種から出るのはγ線やβ線といった限られた種類の放射線ですよ。あなたを含め、放射性セシウムからの被曝を「未知の事態」にしたがる人がいますが、被曝の本質的には既知の事態であり、また核実験由来のセシウムによる実例すらあるわけです。
2012-05-07 11:02:03. @Todaidon そして例のツイートに関しては、「責任を持って明言しろ」的な発言に対して示したもので、「多数の固いエビデンスと既知の情報から合理的に導かれる推論」です。実際に投与して確認した実例以外を「個人の感想」とするのは、ゼロかイチかのデジタル思考と大差ないですよ。
2012-05-07 11:02:25. @Todaidon 過去に行われた様々な検討から現象の本質を見出して、そこから未知の出来事を推定するというのは、専門家に求められる役割の1つです。そして放射線の生体影響はもう何十年も調べられていて、現象の本質は概ね分かっているんですよ。
2012-05-07 11:02:33. @Todaidon よく「低線量の影響は分かってない」と言われるのは、影響が小さすぎて見えないからプラスなのかマイナスなのかゼロなのか分からないというだけで、どのみち影響が確認できないほど小さいことに変わりはありません。
2012-05-07 11:02:48. @Todaidon そして1MBqのセシウム(Cs-137とCs-134は同比率と仮定)からの内部被曝は16mSv弱。「マイクロ」に慣れてると大きく見えるでしょうが、これは余裕の低線量であって、被曝の影響は見えないレベルです。
2012-05-07 11:03:04. @Todaidon それから、「放射性セシウムは半減期30年だ」という指摘もありましたが、生体からの減衰を意味する生物学的半減期は、成人だと70-100日程度、小児だと20-30日程度。物理的半減期が長いと排泄の影響が大きくなるので、物理的半減期で考えるのは不適切です。
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