PKAnzug先生の(反論というよりむしろ)正論

コメント欄があればぜったいそこに書いたと思う。
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𝑷𝑲𝑨 @PKAnzug

. @Todaidon あと、あなたは基準値を安全圏ギリギリに置いていると考えているのかもしれませんが、実際には相当に余裕を持たせるものです。「医学的に考えて1MBqくらい摂取してもまず何も起こらない」と「基準値を1MBqに置くのが適切」は全く意味が違います。

2012-05-07 11:03:59
𝑷𝑲𝑨 @PKAnzug

. @Todaidon ということで、あなたは細かい部分を気にするわりに、重要な部分をまるっきり誤解しているんですよ。意図的に誤解している振りをしているのでないなら、コメント不可のまとめを作る時間を使って、まずはその誤解を正してください。

2012-05-07 11:04:12
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@PKAnzug コメント有難うございます。生体半減期のことは存じ上げております。臨床で50年にわたって使用されたヨウ素131の影響については、大抵の報告では有意差は出ていませんが、中には発癌が有意に増加しているCancer論文もあるのはご存知でしょうか?

2012-05-07 11:09:40
𝑷𝑲𝑨 @PKAnzug

. @Todaidon 有意差は「こういう差は偶然には低い確率でしか出ない」という意味なので、いっぱい報告があれば有意差が出るものも当然あるでしょう。大半の報告で有意差がないということが重要なんです。

2012-05-07 11:12:59
𝑷𝑲𝑨 @PKAnzug

. @Todaidon あと、I-131治療とI-131検査は投与量が全く違うので、そこも重要。仰ってるのはどっちの論文の話でしょうか?

2012-05-07 11:14:26
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@PKAnzug そのへんのところは、はしょらずに正確に伝えた方がいいと思います。ヨウ素131の影響については成人や高齢者を含めた報告がほとんどで、小児は少数なので、国連報告のようなレベルの増加は検出できていない可能性が高いとも思います。https://t.co/YM5fWld8

2012-05-07 11:19:07
𝑷𝑲𝑨 @PKAnzug

. @tanuki1947 観測しても差が出ない時点で「影響が小さい」とは断言できます。そして「可能性は否定できない」的なことを言い出すと、ありとあらゆる化学物質や食品に関しても同じ議論が始められますが、万能の論調を特定のものだけに向けるのは恣意的であると言わざるを得ません。

2012-05-07 11:24:58
千葉どんぐり@休眠中 @chiba_donguri

PKA先生に絡んでる人がおっしゃってるのは、I-131内服療法を受けた患者の二次がんのことだろうな。昨年末に私も探して、先生に質問したやつ。癌治療(GBq投与)で胃がんが微増して、バセの方では有意差なしだったはず。暫定規制値の話で持ち出すのはミスリードじゃないかな。

2012-05-07 11:27:26
𝑷𝑲𝑨 @PKAnzug

. @Todaidon 治療であれば論外です。投与量があまりにも違いすぎる。それこそ「溶岩の危険性を根拠にぬるま湯の熱を危険だと言う」ようなものです。他人に「細部を端折るな」と言う口で、放射線量(放射性物質投与量)という細部じゃない本質を端折らないでください。

2012-05-07 11:30:20
𝑷𝑲𝑨 @PKAnzug

ちなみに甲状腺癌のI-131治療では軽くだけど血球減少しますからね。甲状腺に異常に集中する特性のある物質ですけど、1週間くらい経って退室可能になってもガンマカメラに人型が見える程度には全身分布して、骨髄に確定的影響が出る程度には全身被曝します。

2012-05-07 11:39:32
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@PKAnzug 実際の論文では、55-2664MBq で平均305MBq です。ヨウ素131について一例を紹介しただけですが、逆に1MBq以下ならまず問題ないという根拠を教えていただけますか?

2012-05-07 11:43:15
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@PKAnzug 『1MBqのセシウム(Cs-137とCs-134は同比率と仮定)からの内部被曝は16mSv弱で、余裕の低線量』というのがPKAnzugさんの数値感覚なのですね。これが子供でも20mSv以下ならOKという意見のバックグラウンドになっているのでしょうか。

2012-05-07 11:48:52
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

まとめを更新しました。PKAnzugさんのコメントを追加しました。 「『原発公害』に対して、放射線の専門家が陥りやすいピットフォール」 http://t.co/KEFFYq4X

2012-05-07 12:09:57
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@PKAnzug (承前)私は1年に16mSvも浴びたことがないので、一般公衆の方々が浴びたなら「えっ」と思う数値感覚です。医師の中でもそれだけ浴びるのは血管造影の術者(の一部)くらいではないでしょうか。経験からは余裕の低線量とは思えないのです。

2012-05-07 12:37:10
𝑷𝑲𝑨 @PKAnzug

. @Todaidon 「1MBqの根拠」ですが、まず一番簡素で手っ取り早いのは、投与量を被曝量に換算する計算式によるもの。さっき書いた通り、セシウム1MBqなら16mSv弱、赤ん坊でも20mSv程度で、発癌の増加が見えだすレベルとされる100mSvには全く及びません。

2012-05-07 12:44:04
𝑷𝑲𝑨 @PKAnzug

. @Todaidon もちろん、本職ですからそれだけでは済ましません。セシウムの生体内分布はご存知の通り、筋肉に偏っています。で、筋肉は全身に相当量ありますんで、一ヶ所あたりの分布量は相当減ります。小さい甲状腺に90%くらい集まる放射性ヨードと大きく異なる点。

2012-05-07 12:44:36
𝑷𝑲𝑨 @PKAnzug

. @Todaidon また、筋組織は放射線感受性が低い組織だということも過去の検討で既知の事実です。筋組織に入らなかった分や筋から排出された分は、多くが血液・腎臓を経由して尿に排泄されます。透析の人は透析液中に排泄されます。腎や透析では受動拡散で排泄されるというのも既知の事実。

2012-05-07 12:44:57
𝑷𝑲𝑨 @PKAnzug

. @Todaidon さらに、筋組織は悪性腫瘍を発生しにくいことも有名です。「横紋筋肉腫」とか「心筋肉腫」っていう悪性病変がありますが、聞いたことないでしょう?低線量の放射線で問題視されるのが悪性腫瘍である中で、筋由来の悪性腫瘍が元々非常に出来にくいというのは大切なことです。

2012-05-07 12:45:19
𝑷𝑲𝑨 @PKAnzug

. @Todaidon あと、自然放射性核種の代表格である放射性カリウムK-40は、元々筋肉に多く分布しているという事実もあります。元々内部被曝が比較的多い組織でありながら、悪性腫瘍ができにくい。理由はいろいろありえますが、その事実そのものには疑いの余地がありません。

2012-05-07 12:45:41
𝑷𝑲𝑨 @PKAnzug

. @Todaidon 確かに、生物学的半減期で考えても、長くて100日くらいあるのは結構長いです。ただ、その期間の多くを筋細胞に分散してトラップされた状態で過ごすことを考えたら、内部被曝の原因物質としてのセシウムにはそこまでの脅威はないんです。I-131の方が余程危ない。

2012-05-07 12:46:15
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@tanuki1947 コメントをありがとうございます。私と@PKAnzug さんの放射線に関する数値感覚や考察は実に対照的なので、両者のコメントを比較してみてください。法廷での両側の参考人みたいな。。最終的に判断するのは皆様一人ひとりだと思います。(^^)/

2012-05-07 12:46:48
𝑷𝑲𝑨 @PKAnzug

. @Todaidon で、1MBqという数字がどこから来たか。Bq→Svの換算式から考えたら、成人なら5MBqでも100mSvに達しませんから、それくらいならたぶん何も起こらないでしょう。ただ、そういう計算式もわりとアバウトだと知ってますから、曖昧さに対して保険をかけます。

2012-05-07 12:47:08
𝑷𝑲𝑨 @PKAnzug

. @Todaidon で、いくら曖昧とはいっても5倍も見込めばさすがに大丈夫だろうという判断と、1MBqという数値のキリの良さから、1MBqを私が「医学的には大丈夫だろう」と言う線引きにした、ということです。繰り返しますが、これを摂取量の公的基準にしろという主張ではないです。

2012-05-07 12:47:49
𝑷𝑲𝑨 @PKAnzug

. @Todaidon 飽くまでも「お前はどれくらいなら大丈夫と言えるのか」的な問いに対して、私が専門家として自信を持って言える範囲で示した数字がこれということです。余裕をとってる分、実際に影響が出るのは大分上である可能性が高いですし、公的な基準はまた別に考えるべき別物です。

2012-05-07 12:50:54
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