漫画を学校で学ぶ意義とは

漫画家・佐藤秀峰氏とMANZEMI原作者・喜多野土竜氏の漫画を学校で学ぶ意義について語られていたので、興味深かったのでまとめました。 これが現状。 7/31山田圭子先生のTL追加しました。
cheblike 22178view 23コメント
47
ログインして広告を非表示にする
  • @shuhosato 2012-07-26 17:59:33
    大学や専門学校で漫画を学ぶことに疑問をずっと持っていました。 卒業生で漫画家になれている人の率が低過ぎるので。 僕の職場にも、漫画学科卒業生という人は時々来ますが、僕の職場で3ヶ月で教えられることが何百万円をいうお金を支払い、4年かけてもできていない。 意味ないと思う。
  • @shuhosato 2012-07-26 18:02:53
    以前、文化庁の会議で津田大輔さんが竹宮恵子さんに「漫画って大学で教えられるものなんですか?」と質問したら、竹宮さんは何も知らなかった子が4年間で断ち切りの位置が理解できるようになる」と答えていて、それは僕の仕事場で30分で教えられることだと思いました。
  • 神谷昌彦 @kamiyamasahiko 2012-07-26 18:06:25
    @shuhosato 津田大輔→津田大介さんですね。
  • @shuhosato 2012-07-26 18:09:42
    志望者からお金を吸い上げて教員が報酬と受け取るシステムは、日本では他の美術の分野でも同じで、絵画で教授をやってるような人も大抵は絵では食えなくて、教員で食ってる。 研究機関としても機能していないし、やっぱりいらない気がします。
  • 喜多野土竜(心機一転二転三転) @mogura2001 2012-07-26 18:13:00
    @shuhosato 密度の差の問題でしょうね。クラスで大人数を相手にする場合と、徒弟制度で本人にカスタマイズした教え方をするのでは、自ずと差があるし。あと、なれるやつは大学や専門学校経由してもなれるし、なれないやつは良師についてもなれないというのが、自分の結論。運と才能の世界。
  • @shuhosato 2012-07-26 18:14:34
    少なくとも対価に見合った成果を望むのだとすれば、大学における漫画教育はボッタクリと言って間違いないと思います。
  • 喜多野土竜(心機一転二転三転) @mogura2001 2012-07-26 19:29:40
    例えば生徒が80人いて、放課後にやる気のある生徒は別途時間をとって、課外授業をするよと言っても、来るのは16人ぐらい。つまり、20%程度。残りの80%は来ない。その中で、プロになれそうな才能があるのは半分の8人ぐらい。で、放置しても実力でデビューできるのがさらに半分の4人ぐらい。
  • 喜多野土竜(心機一転二転三転) @mogura2001 2012-07-26 19:34:48
    承前)実際、昔の教え子がこの夏、週マガやIKKIでデビューを決めたし、たぶん3人目と4人目も年内になんとかなるだろうけれど、彼らは別に誰が教えても、袋中の錐のように頭角を現しただろう。実は、残りの4人のためにこそ、教育はあると思う。それにしても、5%の法則でしかないのは事実。
  • 喜多野土竜(心機一転二転三転) @mogura2001 2012-07-26 19:38:28
    承前)また、日本の文部科学省は、大学が就職と直結するのを嫌う。大学は研究の場である、という建前がある。結果、フォークボールの後方に起きる空気の流れのメカニズムを研究解析はしても、それをどうやったら打てるか、については対象外である。ここら辺にズレがあるのは事実。
  • 喜多野土竜(心機一転二転三転) @mogura2001 2012-07-26 19:41:21
    承前)もっとも、法学部の学生が全員司法試験を目指すわけでも、英米文学科の生徒が翻訳家を目指すわけでもないように、そもそも大学の漫画学科は、研究の場である。そこをキチンと把握せずに入学する生徒が多いのも、これまた事実。一般の大学なら、資格のためにはダブルスクールは当然なのに。
  • 喜多野土竜(心機一転二転三転) @mogura2001 2012-07-26 19:45:09
    承前)確かに、デビューの近道はアシスタントだけれど、枠がいくらでもあるわけではない。一般公募される作家もいるが、ほとんどは投稿者で見所がある人間を編集部が紹介するというのが一般的。けっきょくアシスタントになるには数少ない公募のチャンスを待つか、投稿して担当が付くレベルを目指すか。
  • 喜多野土竜(心機一転二転三転) @mogura2001 2012-07-26 19:49:40
    承前)ここら辺の問題を、解消したいなとは思うけれど。呉智英師匠が、志のある若者を集めて梁山泊にしようと以費塾を始めたら、集まってきたのは自分は優秀なのに世間が認めないという、ルサンチマンを抱えた連中がほとんど。梁山泊のつもりが、戸塚ヨットスクールに方向転換せざるを得なかったと。
  • 喜多野土竜(心機一転二転三転) @mogura2001 2012-07-26 19:53:31
    承前)なぜ戸塚ヨットスクールかといえば、ダメ人間を何とか人並みにしようという自嘲。なので、一流トッププロの先生が、漫画講座を開いても、やっぱり集まって来る80%は、なれる才能も天運もないタイプなんじゃないかと。以費塾も、講義終盤には毎回半分以下に生徒が減っていたし。
  • 喜多野土竜(心機一転二転三転) @mogura2001 2012-07-26 19:56:06
    承前)ただ、同じような年齢で同じ目的の人間が、周囲に大量にいるというのは、刺激になるし、実はこれの方が重要なんじゃないかと。親はなくても子は育つ、とは言わないが、雰囲気が重要。あとは、ポイントアドバイスできる人間がいれば、それで充分かなぁ。それで一人でも二人でも、可能性が開けば。
  • 喜多野土竜(心機一転二転三転) @mogura2001 2012-07-26 20:00:58
    承前)けっきょく、映画学科を卒業して映画監督になるアメリカとは、システムが違うのが根本問題か。短大は四年制に比較して、その点ではもうちょっと文科省の縛りがゆるいけれど。他の学部も含め、教育制度改革は、必要だろうなぁというのが自分の雑感。
  • 質疑応答
  • 喜多野土竜(心機一転二転三転) @mogura2001 2012-07-26 19:41:21
    承前)もっとも、法学部の学生が全員司法試験を目指すわけでも、英米文学科の生徒が翻訳家を目指すわけでもないように、そもそも大学の漫画学科は、研究の場である。そこをキチンと把握せずに入学する生徒が多いのも、これまた事実。一般の大学なら、資格のためにはダブルスクールは当然なのに。
  • おこなー @okonaa 2012-07-26 19:48:46
    @mogura2001 ダブルスクールっていうのか?アナウンサーになりたいやつらが大学に行きながら土日はアナウンサースクールに行くようなもんか?
  • 喜多野土竜(心機一転二転三転) @mogura2001 2012-07-26 20:02:42
    @okonaa 会計士を目指してる人間とか、普通に外部の学校に通って勉強していましたし。アナウンサーなら専門学校でしゃべりを磨いた人間の方がいいと思うのですが、有名大学のブランドも付加価値で必要なようで。
  • 喜多野土竜(心機一転二転三転) @mogura2001 2012-07-26 19:45:09
    承前)確かに、デビューの近道はアシスタントだけれど、枠がいくらでもあるわけではない。一般公募される作家もいるが、ほとんどは投稿者で見所がある人間を編集部が紹介するというのが一般的。けっきょくアシスタントになるには数少ない公募のチャンスを待つか、投稿して担当が付くレベルを目指すか。
  • STORYBOX Comics @storybox_kr 2012-07-26 19:48:56
    @mogura2001 韓国人作家を大勢抱え込んで「アシをしてれば日本デビューさせてやる」と嘯きながら超安価でコキ使ってるとこは知ってる。

コメント

  • cheblike @cheblike 2012-07-26 20:42:49
    某大学の漫画学科の卒業制作を見に行ったことがありますが、その卒制の締め切りすら守れていない人がいたことに閉口した覚えがあります。
  • ワス @wsplus 2012-07-26 21:56:19
    コミケで同人誌出して、直接一般参加者が自分のマンガのドコで笑ったり気に入ったりしてくれるか、売れる作品のドコが評価されているかを研究したほうが手っ取り早いと思います。
  • ジョらえもん @JORA_JORAEMON 2012-07-26 21:59:08
    小学生の頃に、鳥山明のヘタッピ漫画研究所を読みましたが、あれ読むだけで、漫画の「描き方」は十分に得られる内容だと思いました…あとは、応用の領域だと思うので…
  • ギエろう @tyo_heiki 2012-07-26 22:30:00
    同意する部分も多いですが、漫画家になるための技術や考え方の習得がうまくいかないことの理由を生徒側があらかじめ持っている「才能」や「やる気」のなさに押し付けすぎじゃないかな…とは思いますね。講師(プロの漫画家・編集者)側も生徒のマンガの書き方の何がよくないのかという課題把握や、やる気(自分でも、マンガらしいマンガを描けるかもという、それこそアマチュアレベルでいいから)を引き出せるような工夫を講義の中に盛り込んでいけば、少なくとも最後に残る4人を、6人くらいにはできるんじゃないかと…
  • cheblike @cheblike 2012-07-26 22:52:13
    1つの意見だとは思いますが、実際その職種で一線で働いておられる方々なので重みがあります。あらかじめ持っている才能についてはなんとも言えませんが、やる気は本人の覚悟の次第によるかと。
  • カズマ[OTAFK-FORCE] @OtafkForce 2012-07-26 22:59:16
    専門学校がその後の道への良いきっかけになれば、乱暴な話結果的に望んだ道に進めなくてもアリかな…とは思うけど、それもそれで難しい話だなあ。自分が居た十数年前だって半分以上が、大学にもいけないしとりあえず来た…的な雰囲気ではあったし…
  • ゴゴ山 @Gg_Yama_ 2012-07-26 23:39:54
    大学、専門学校なんてどこの学科もそんなもんじゃねえのとしか
  • poyopoyo @nikukyu29 2012-07-27 00:21:25
    これは日本人の甘えだよ。それにつきる。海外ではという表現はほんとに使いたくないけど、こればっかりはさすがに他の人にも言うんだよ。専門職というのは好きであると同じに覚えるテクニックは年々増えバリエーションが増す、それを個人で行うと初期は良くても今のPCのような存在があると個人で習得できる幅を遥かに超えて応用が生まれる、3Dなんて韓国に簡単に追い越されるよ?
  • 杏仁豆風@C91東W27a @annin_tofu 2012-07-27 01:12:02
    漫画大学がブランドではなくレッテル化していきそうで怖いw
  • 足立淳3日目v(小文字)21b @adatijun 2012-07-27 02:04:12
    日本の学校は英語なんかよりも漫画を教えれば良いと思います
  • むささび屋(,, -`x´-) @Josui_Do 2012-07-27 05:16:01
    小説新潮の編集長だった校條剛氏が、才能の有無を問題にしない小説作法の本を2009年に発表しました。漫画のほうでも、才能に依存しない漫画作法的な本が出てもおかしくないと思うんですが。
  • kghdt @kghdt 2012-07-27 07:48:46
    結局ただの精神論に落ち着くってわけね
  • wwitz @wwitz 2012-07-27 08:33:39
    学費を支払う時に自分が得られると想定したものが、卒業またはリタイアのときに違うものになってしまうと。適価云々は個人差とかあといつ判定するかか。翌日か、20年後か100年後か。
  • @izanamu 2012-07-27 08:47:01
    30年後、そこには永大漫局に属してないと、どこにも掲載誌が無くなっていた…。
  • 倉瀬美都 @clausemitz 2012-07-27 10:08:25
    私が昔働いていたIT系企業でも専門学校に行ってた奴使えねー、プログラムの学科を卒業しててプログラムが一行も組めねー、高卒の子のほうがバリバリとプログラムを組むぜー が実情でした。
  • CV-15 Randolph @RandolphCarter 2012-07-27 11:37:40
    「まー、漫画を学校で勉強するってロックじゃないですよね。」これに尽きる。
  • Sebastian KOBAYASHI @Dongpo_Jushi 2012-07-27 12:51:00
    技術が学術的に研究され、定説がある程度定まった分野でないと学校で勉強する意味はあんまりないと思う。
  • Sebastian KOBAYASHI @Dongpo_Jushi 2012-07-27 12:55:02
    「学校で漫画を勉強する」より「学校で作曲を勉強する」の方が数倍まともに聞こえるよね。音楽は「どんな音の重ね方が聴く人の心理にどういう影響を与えるか」等々が中世から研究されてて定説化されてるから、一から試行錯誤するよりは知識として叩き込んだ方が手っ取り早い。
  • Sebastian KOBAYASHI @Dongpo_Jushi 2012-07-27 13:00:30
    むしろ、漫画の学校だったら、出版社はマンガ家からxx円で買った原稿をxx円で編集しxx円で印刷しxx円でトーハンに卸す…とかって業界研究的な授業はちゃんとしてるのかなー、と。こういう「現場で教えづらい/教えられないこと」こそ学校の本領だと思うし。
  • あんとに庵 @antonianjp 2012-07-27 13:25:47
    漫画学科の目的って漫画家を作り出す事なの?本来の美術アカデミー(大学)の役割というのは徒弟性的職人世界のものであった美術を体系化し知的領域の存在、思想として扱うという転換を行ったので、従来の価値の破壊、新しい視点、芸術理論の確立というものが生じたわけだけど。職人技の継承なら職業的専門学校の分野になるんじゃないか?敢えて大学にするというのは従来の職業的漫画家とは違う道を造りたいみたいなのがあるとか、その辺りはどうなんでしょうね。
  • あんとに庵 @antonianjp 2012-07-27 13:31:51
    まぁ美術はヴァザーリ先生がはじめた事なんで、佐藤先生はヴァザーリ先生と対談してもらいたい気がス。かなり前に死んでるけど。
  • あんとに庵 @antonianjp 2012-07-27 13:33:36
    ただ日本の大学の実情は漫画学科だけでなく美術も他の科もたぶん佐藤先生が指摘するようななっさけない有様である事は、、以下略
  • D.D. @m_d_d_b 2012-07-27 19:28:14
    秀峰先生にコメントを求めてそのコメントに捨て台詞で返した漫画学科の学生,失礼なことに変わりはないけど,30分話を聞いた末でしょ?感想が説教になってたのかも…。甘いこと言ってやる必要はないけど早めに話を切り上げるべきだったのかも

カテゴリーからまとめを探す

「アニメ」に関連するカテゴリー