「意味順」と「be動詞」―中学生にどう英語を教えるか
- tam07pb915
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英語教育関係者の間で話題の「意味順」という指導方法。これを使ってbe動詞を教えるのってちょっと問題があるかもしれないよなというお話です。
@anfieldroad先生のブログ記事がこちら。
be動詞を=(イコール)で教えてると、He is sleeping.みたいな進行形の分詞の扱いに困る。分詞を補語のように教えることになっちゃって、「意味順」指導と相性がよくない。「意味順」ではis sleepngごと「する・です」ボックスに入れちゃうもんね。
2012-07-28 16:12:49@anfldrd Copulaのbeと助動詞のbeは別モノなのよね。でも見た目が同じだからどうやって教えるかは難しいところですね。
2012-07-28 16:15:56初学者向けの「わかりやすい説明」とか「やさしい嘘」を作る上で結構やっかいな壁となる存在です。RT @uranoken: @anfldrd Copulaのbeと助動詞のbeは別モノなのよね。でも見た目が同じだからどうやって教えるかは難しいところですね。
2012-07-28 16:17:35@anfldrd ここはやっぱり最近静かな @watariyoichi センセにひとつお願いするしかないですね。夏の学会が一段落したら何とかしてくれると勝手に期待しましょう(笑)
2012-07-28 16:19:01@anfldrd 認知文法の考え方では、X be Yという構成体(construction)を考え、その意味は、XがYという状況にあるとし、He is sleepingは彼が眠るという行為の途中にあると考えます。(ご参考までに)
2012-07-28 16:21:09@anfldrd 認知文法的考え方だと、伝統文法でSV, SVCと別の文型に分類されていたものが、X be Yという1つの構成体(construction)として捉えますので、従来の文型論を忘れないと、話がややこしいかもしれません。(追記)
2012-07-28 16:27:43@anfldrd 「意味順」での説明が難しいのは、言語の階層性をうまく取り込めてないからかも。認知言語学は詳しくないですが、先ほどの今井先生の説明を借りると、He is reading a bookなら「heがreading a bookという状況にある」としておいて、(つづく)
2012-07-28 17:12:35@anfldrd (承前)その後「reading a book」を次のステップで解析すればすっきりするように思いました。「意味順」もちゃんと読んだことないけど、関係節のような入れ子はどう説明するのでしょう。
2012-07-28 17:14:39@uranoken そうかぁ、2段階なわけですね。なるほど。ちなみに「意味順」ではノートを2段使って関係詞節などを表します。入れ子でも。 http://t.co/UQeMq2z0
2012-07-28 17:24:38@anfldrd わざわざありがとうございます。主語に関係節がくっついてる The boy who I met yesterday said bad things about Mr. Fukuta. みたいな文も The boy____ みたいにして下の行に書くのですか?
2012-07-28 17:26:54@anfldrd だったら He is reading a book も2行使えば説明つきそうな気がしません?1行目に He is [reading a book] としておいて、2行目に(主語が見えないけど)read(ing) a book を書くの。
2012-07-28 17:30:51@uranoken 構造説明としてはそれでできそうですね。「意味順」記法では構成している語句を一度しか書かないので、ちょっと前提は変わるかも知れませんが。
2012-07-28 17:35:09@anfldrd だったら関係節と同じようにreading以下をtraceにして、1行目に He is ____ として、2行目にisの真下からread(ing) a book と書いたらどうでしょう。
2012-07-28 17:38:31@anfldrd こんな感じで。 だれが する・です だれ なに どこ いつ He is ____ read(ing) a book
2012-07-28 17:40:07認知文法では、He is reading a bookのreading a bookと、My hobby is reading a bookのreading a bookは同じものとして説明するのかな?
2012-07-28 17:40:24