夏休みのためのブックガイド

入門書、一般書を中心に、分野別ブックガイドを作りました。
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シータ @Perfect_Insider

そういえば数物系以外の理系の本について、過去にも全然挙げていないのでちょっと入門書を挙げておこう

2014-04-09 23:09:37
シータ @Perfect_Insider

【心理学・脳科学】心理学入門書としては岩崎祥一『心を科学する』が非常にコンパクトかつ幅広い内容を押さえている。脳についての予想外の実験事実を知りたければ下條信輔『<意識>とは何だろうか』が楽しい。アーモット、ワン『最新脳科学で読み解く脳のしくみ』は脳のよくある誤解を解いてくれる。

2014-04-09 23:12:46
シータ @Perfect_Insider

【生物】木村資生『生物進化を考える』は中立説の提唱者による入門書。進化が作り上げた驚くべき機構の発生過程を知りたければレーン『生命の跳躍――進化の十大発明』がDNA、光合成、有性生殖の誕生を取り上げる。粂和彦『時間の分子生物学』は体内時計研究の最先端を見せてくれる。

2014-04-09 23:15:54
シータ @Perfect_Insider

【宇宙・地球】田家康『気候文明史』は、人類の歴史と並行して地球の気候がいかに変動してきたかを見せてくれる。宇宙論、特に宇宙の最初、を知りたいなら佐藤勝彦『宇宙論入門』は少し難しいが良書。地球の地面の下の世界は鎌田浩毅『地球は火山がつくった―地球科学入門』が解説している。

2014-04-09 23:18:57