期待の一般化とは、期待の内容が抽象的・類型的で、かつ違背に抗して維持されることであると。で、「行為システムの構造は、この意味で、必ず、規範的に制度化されている。そのように規範的に制度化された構造をもたないシステムなどというものは考えられない」――『行政学の理論』 (66頁)
2010-07-20 19:35:43@takemita 語「規範」に関する、一方における こうした語法と、他方における〈規範的/認知的〉という語法との間の距離も気になるところ。 前者の意味の「規範的」のほうが、後者よりも 広いように思われるのだが、どうか。
2010-07-20 19:55:30でも、抗違背的としか言われてないから一緒じゃないですか? どう広いのか敷衍乞う。RT @contractio: @takemita 前者の意味の「規範的」のほうが、後者よりも 広いように思われるのだが、どうか。
2010-07-20 19:58:40@takemita すると、議論は ・「予期あれこれ」があり、 ・そのうちには、違背に面して更新される「汎化してない予期」があり、 ・他方には「汎化した予期=規範的な予期」がある。 ・・・という話になっているのだろうか。
2010-07-20 20:19:27「認知的」というのは、規範的でない=時間次元で一般化していない、という意味なので、「何でもこうだとみんな思うだろう」と思えていれば、それらの次元では一般化しているといえる。RT @contractio: 単に「認知的予期は汎化していない」のだろうか。
2010-07-20 20:23:34『法社会学』では、全次元で一般化=整合的一般化という言葉遣いで、「法」を期待論的に論じていた。認知的期待は定義上、時間次元の一般化が欠けているので、法とは言わない、というだけのことでしょう。
2010-07-20 20:26:49@takemita そういえば『社会の法』の 特に前半には 何度も「時間的架橋」の話がでてくる。このへんの基本的構図が 変わってないからだね。
2010-07-20 20:31:14