ウィトゲンシュタインの話のあと、ケンブリッジとウォーバーグ研究所とカッシーラー系の他の思想家

思想史的目録まとめ http://togetter.com/li/35310 からの派生1 上記まとめのウィトゲンシュタインの箇所とカッシーラー/ヴァールブルク学派箇所から。 第1部: まとめ表題のとおり 第2部: ダグラス・サークとパノフスキー 続きを読む
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@ttt_ceinture

.@mori_tatsuya そういえばB. レイトナー『ウィトゲンシュタインの建築』に青年期のウィトゲンの建築作品が図版で載っていたりします。 http://amzn.to/b4SHjd たしかこれはトゥルーミン&ジャニクの『ウィトゲンシュタインのウィーン』でも言及あったかな…

2010-07-18 20:57:59
Mori Tatsuya 🇺🇦 @mori_tatsuya

@ttt_ceinture そういえば建築のほうはあまり見ていません。時間が欲しいですよ…

2010-07-18 21:22:02
Mori Tatsuya 🇺🇦 @mori_tatsuya

世紀末ウィーンからオックスブリッジへ。このあたりの文化論にいまだ疎いのは、バーリンの足跡と重なっていないからだなとも思う。しかし論理実証主義の足どりでもあるのか。

2010-07-18 21:26:42
@ttt_ceinture

.@mori_tatsuya トゥルーミン&ジャニクでは、世紀末ウィーンのシニカルな気風を示すものとしてカール・クラウスの著作が挙げられていたように思いますが(ベンヤミンがこだわっていたりした)、クラウスはまた近年『黒魔術による世界の没落』の邦訳と相まって再注目されている様子。

2010-07-18 21:31:08
@ttt_ceinture

@mori_tatsuya 論理実証主義の足取りであると同時に、ハイエクの足取りでもあるのかも。ハイエクもオーストリア出身でウィーン大で法学を学んだ人ですね。その後、NY大に行き、LSEで教えますが。イギリスではブルームズベリー・グループもあるし、随分いろいろと。

2010-07-18 21:34:17
Mori Tatsuya 🇺🇦 @mori_tatsuya

@ttt_ceinture そういえばハイエクもそうですね。ポパーはニュージーランド経由でしたか。LSEは戦間期の亡命知識人の主な受け入れ先になっていたわけですが、ケンブリッジについてはそれ以前からウィーンとの人的交流があったということでしょうか。

2010-07-18 21:42:52
@ttt_ceinture

@mori_tatsuya どうなんでしょう、ケンブリッジがそういう係留地点だったのかどうなのか…全くそうした研究を読んだことがないので私は妄想しかできてません。亡命ユダヤ人たちの人の移動が20世紀中盤以降を準備したという面はあるのかもしれませんね。

2010-07-18 21:46:55
@ttt_ceinture

@mori_tatsuya そういえば余談ですが、ロンドンにヴァールブルク[ウォーバーグ]研究所が移転するのもナチス政権以後。でもさすがにヴァールブルク学派はロンドンやケンブリッジの政治思想に関係しないか。村上陽一郎によればウィッグ史観からの解放という背景がある、とありますが。

2010-07-18 21:54:06
Mori Tatsuya 🇺🇦 @mori_tatsuya

@ttt_ceinture 直接的ではないですが、カッシーラーはバーリンに影響を与えていると思います。彼はオール・ソウルズの援助でオックスフォードに滞在し、チチェレ講座で法哲学の講師を務めたとあり、バーリンの手紙にも出てきますし、『啓蒙主義の哲学』英訳版の書評を書いています。

2010-07-18 22:15:07
@ttt_ceinture

@mori_tatsuya そんなつながりがあったとは知りませんでした。カッシーラーからバーリンですか…。カッシーラーに師事していた政治学者と言うと、レオ・シュトラウスがいるようです。

2010-07-18 22:19:39
Mori Tatsuya 🇺🇦 @mori_tatsuya

@ttt_ceinture 間接的にと言ったのは、その頃すでにバーリンはコリングウッドの講義に出て感銘を受けたと書いているからです(1932年)。

2010-07-18 22:21:13
Mori Tatsuya 🇺🇦 @mori_tatsuya

この時代、つながりは組織的というよりも、大体は個人的なコネクションだったのでしょうね。

2010-07-18 22:22:35
@ttt_ceinture

『歴史の観念』や『自然の観念』で知られるロビン・G・コリングウッド? 彼はカッシーラーに近しい人なんですか…。知らなかった。RT @mori_tatsuya 間接的にと言ったのは、その頃すでにバーリンはコリングウッドの講義に出て感銘を受けたと書いているからです(1932年)。

2010-07-18 22:31:32
Mori Tatsuya 🇺🇦 @mori_tatsuya

@ttt_ceinture 憶測ですが。コリングウッドはどちらかというとヘーゲリアンですが、カッシーラーの文化批判と考え方が近いように思うのです。二人はオックスフォードで会っているとは思うのですが、手元に資料がありません。最近コリングウッド研究も進んでいるので何かあるかも。

2010-07-18 22:40:09
Mori Tatsuya 🇺🇦 @mori_tatsuya

これ、そのうちあたってみたいです。 RT @ttt_ceinture //村上陽一郎によればウィッグ史観からの解放という背景がある、とありますが。

2010-07-18 22:53:33
Mori Tatsuya 🇺🇦 @mori_tatsuya

当時のイギリスでカッシーラーに最も影響を受けた学者は誰なのでしょうね。

2010-07-18 22:35:37
@ttt_ceinture

イギリスでカッシーラー影響の濃かった人って誰なんだろ

2010-07-18 22:37:04
Yoshiharu ISHIOKA @yishioka

@ttt_ceinture ウォーバーグ研究所の人たちですよ

2010-07-18 22:38:29
@ttt_ceinture

いや、そりゃそうだけど、それ以外の人たちで、ってことでは。RT @yishioka: ttt_ceinture ウォーバーグ研究所の人たちですよ

2010-07-18 22:38:54
Yoshiharu ISHIOKA @yishioka

@ttt_ceinture 狭義の「哲学・思想」の範囲を想定していたということでしょうか。

2010-07-18 22:40:17
@ttt_ceinture

美術史学以外で、ドイツでもなく、狭義の哲学とも違う派生となるとどういう層になるんだろうなあ、と。RT @yishioka: @ttt_ceinture 狭義の「哲学・思想」の範囲を想定していたということでしょうか。

2010-07-18 22:46:08
@ttt_ceinture

ウォーバーグ研究所の人: カッシーラー、パノフスキー、ゴンブリッチ、ザクスル、クリバンスキー、イエイツ、エトガル・ヴィント、ウィットカウアー、D.P.ウォーカー、ほか本当にたくさん

2010-07-18 22:45:10
壺屋めり @cari_meli

めも。 RT @ttt_ceinture: ウォーバーグ研究所の人: カッシーラー、パノフスキー、ゴンブリッチ、ザクスル、クリバンスキー、イエイツ、エトガル・ヴィント、ウィットカウアー、D.P.ウォーカー、ほか本当にたくさん

2010-07-18 22:46:30
@ttt_ceinture

.@davidsbundler 松枝編『ヴァールブルク学派』の巻末に大量についてる「ウォーバーグ研究所紀要総目次」(約70年分、55ページぐらいにわたって載せている)とか「紀要執筆者名順総目次」(同じく50ページほど)と「紀要主題別索引」などを見ておくれ。

2010-07-18 22:50:00
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