第21回 明日の教室東京分校 #askt21 仲里靖雄先生(帝塚山学院小学校教諭)『「校内ワースト1」と呼ばれた教師の挑戦』

第21回 明日の教室東京分校 http://asunokyosi.exblog.jp/ 講師紹介:仲里靖雄先生 続きを読む
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藤川大祐 @daisukef

まもなく始まります。ハッシュタグ #askt21 でツイートします。/9月1日 第21回 明日の教室東京分校 仲里靖雄先生(東京都) http://t.co/oXIf8tpD

2012-09-01 13:27:29
明日の教室東京分校 @askyo_t

仲里先生のお話が始まりました。まずは自己紹介です。 #askt21

2012-09-01 13:32:39
明日の教室東京分校 @askyo_t

「大阪から東京に来る時、エスカレーターの並びの違い・7人掛けのイスに7人掛けで座っている東京の人…文化の違いを感じます」…とのことです。 #askt21

2012-09-01 13:35:30
明日の教室東京分校 @askyo_t

仲里:今日のテーマは「「校内ワースト1」と呼ばれた教師の挑戦 」。なぜ「ワースト1」なのか? 同僚から「仲里先生、子どもに怒こらないで気を遣ってるでしょ?」と言われた。その後、渡り廊下で児童を叱ったことがあり、それ以降その子とは話すことができなくなった。 #askt21

2012-09-01 13:39:23
明日の教室東京分校 @askyo_t

仲里:その後も負のサイクルが続いた。子どもにとってカリスマだった先生から、担任を受け持った際に「前の先生と変わってほしい」と黒板に書かれていた。自分を信頼しない児童がどんどん増えた。「先生、この学校のワースト1の教師」と児童に言われてしまった。 #askt21

2012-09-01 13:47:10
明日の教室東京分校 @askyo_t

仲里:そんな私が今日伝えたいことは、 1) トラブルが学級を崩壊させる… 2) 教師の視点、その角度 3) 共感・表現が学級を育てる の3点。算数の話もするが、今日は割愛させていただく。 #askt21

2012-09-01 13:48:12
明日の教室東京分校 @askyo_t

仲里:『1) トラブルが学級を崩壊させる…』。自分は子どもの時に、あまりケンカをしたことがないし、危害を受けたこともなかった。感情が「カーッ」となることもなかった。子どもがぐちゃっとしても、「どーしよ」となるだけ。「いつか怒れる先生になりたい」という気持ちがあった #askt21

2012-09-01 13:49:33
明日の教室東京分校 @askyo_t

仲里:トラブルが恐ろしいのは、その矛先がすべて「教師」に向かうこと。「なんで俺ばっかり怒られなあかんねん!」「あいつも悪いのに!先生はひいきしている!」など。 #askt21

2012-09-01 13:50:47
明日の教室東京分校 @askyo_t

仲里:トラブルが生じたとき、相手がどんな気持ちになったかを問うだろう。叱るよりも良いことかもしれないが、条件として「教師との信頼関係が築かれていること」があるだろう。それがなければ教師の話が入っていかない。 #askt21

2012-09-01 13:51:39
藤川大祐 @daisukef

子ども同士のトラブルの矛先が教師に向く。だから学級が崩れる。これ、重要な点ですね。 #askt21

2012-09-01 13:52:17
明日の教室東京分校 @askyo_t

仲里:教師との「信頼関係」とは、「誰もが認められている」ということ。いいことをしたらほめる・当たり前のことが素晴らしい。「教科書出しましょう」で児童が出すという当たり前も凄いこと。 #askt21

2012-09-01 13:53:30
藤川大祐 @daisukef

子どもの手柄を教師の手柄にしていないか。これも重要な点ですね。当たり前のことが素晴らしい。 #askt21

2012-09-01 13:54:51
明日の教室東京分校 @askyo_t

仲里:一方で、「ここぞの時しか誉めない」という方針の先生もいる。その先生はきっと怒ってばかりかもしれない。児童のがんばりが、先生の手柄になってしまうこともある。手柄にはせずに、「手放しに誉めること」が重要だろう。 #askt21

2012-09-01 13:55:24
明日の教室東京分校 @askyo_t

仲里:相手がどんな気持ちになったかを解いても、教師への依存は変わらない。先生がどんなに起こっても、「どう思う?」と聞いても、解決したのは結局、先生。いい方法だが、依存していることは忘れてはいけない。 #askt21

2012-09-01 13:56:19
藤川大祐 @daisukef

トラブルが解決しても、教師が解決したと思われると、教師による解決が求められてしまう。 #askt21

2012-09-01 13:56:27
藤川大祐 @daisukef

自分で解決しようとして解決できなくても、不満にはならない。 #askt21

2012-09-01 13:56:58
明日の教室東京分校 @askyo_t

仲里:自分たちで解決に向けて動くことができれば、不平・不満がなくなる。子どもたちだけで解決したことが、稚拙なこともあるかもしれないが。 #askt21

2012-09-01 13:57:19
明日の教室東京分校 @askyo_t

仲里:子どもどうしでの話し合いをすることもあるだろう。私も行うが、非常に難易度が高い。教室での学級会も、子どもが着地点を知っているか、ということ。結局、子どもが家庭で不満をぶちまけて、学校へ連絡し、最終的に「保護者が学級を破壊する」という現実に陥ってしまう。 #askt21

2012-09-01 13:59:02
藤川大祐 @daisukef

学級での話し合いに子どもが不満を持つと、子どもは家庭で不満をぶちまける。すると、「保護者が学級を破壊する」。こういうリンクがあるわけですね。 #askt21

2012-09-01 13:59:36
明日の教室東京分校 @askyo_t

仲里:「うちの子最近元気がないのですが、先生どうなんでしょうか?」という電話が何件もかかってくる。教室での学級会もなかなかできないかもしれない。教師が着地点を子どもと共有して、一緒に着地すればよいだろう。 #askt21

2012-09-01 14:01:06
藤川大祐 @daisukef

教師も間違うことがあるから、教師が答えを出し続けることは危険。なるほど、正しい結論を出そうとすることより、間違ったとしても不満が生じないようにすることが必要というわけですね。 #askt21

2012-09-01 14:02:19
明日の教室東京分校 @askyo_t

仲里:教師だけが学級をつくろうとする。だから荒れる。先生にすごい力量があれば、子どもが集中して言うことを聞いてまとまってくることもあるだろう。しかし、それはどんな先生でもできることではない。子どもが学級を作りたい…という意識が重要。 #askt21

2012-09-01 14:02:29
明日の教室東京分校 @askyo_t

仲里:私は「リーダーが育つこと」を考えてきた。4人1班で8班編成する。休み時間に「この子は話しかけていて、リーダーができそうだな…」と観察する。その後、リーダーをもとに班を編成し、そので「好きに席替えしていいよ」とする。最初は意図的にこうしてクラスをつくっている。 #askt21

2012-09-01 14:04:46
明日の教室東京分校 @askyo_t

仲里:その後、「リーダー会議」を週2で行う。会議では「最近発表少ないけど…」と持ちかける。その解決方法をリーダーに考えさせ、班で実践してもらう。ある時は、「雨のときにどう遊ぶか」などをリーダーが自発的に集まって話し合いをしていたこともあった。 #askt21

2012-09-01 14:05:54
明日の教室東京分校 @askyo_t

仲里:子どもがトラブルを起こすことはいつでもある。しかし先生は「またこいつか…」とテンションが下がってしまう。それが一番怖い事と自分は考える。テンションが下がることをいかに阻止するか。 #askt21

2012-09-01 14:07:08
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