生島勘富氏のオタクと犯罪の関係の問題について、文化的側面からの議論
- yoshizawa81
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@kantomi @yoshizawa81 いえ、背徳なるものを、芸術等の表現行為によってその代替とする、という議論は @yoshizawa81 さんが言及しておられるバタイユあたりからずっとあって、その効果は @kantomi さんがまさに言っておられることだと思います。
2012-09-12 18:25:01@yoshizawa81 @kantomi すこしめんどくさい議論になりますが、@yoshizawa81 さんが「原罪」という言葉を使っておられたあたりと、芸術性の維持がなぜ実証主義的な市民権獲得ではなくて、スノビズムによらなければならないのか、そのあたりに何かある気がします。
2012-09-12 18:17:43@yoshizawa81 @kantomi ちょっと長考させてください。なぜ日本のオタク的原罪がペドフィリア的なのか、それからそのような原罪がいかにして芸術性へと結びついているのか、そしてこうした芸術性が以下にしてオタク文化の形成の原動力になっているのか。。。
2012-09-12 18:21:43@hu2001 @kantomi 私も、とりあえず思い付きのレベルでの話ですが、長年オタクをやってきた部分での感覚的なところで、ペドフィリア、原罪、スノビズムの問題を提起したようなところです。
2012-09-12 18:29:01@yoshizawa81 @kantomi さんは、オタク文化とその芸術性(=コンテンツ力)に関する議論になんて、興味がないかもしれませんが。。。
2012-09-12 18:22:47@hu2001 @kantomi ただ、それが無いとオタク文化の経済的な価値そのものもなくなってしまうわけで。私も芸術家・クリエイターじゃないのでアレですが…
2012-09-12 18:27:08@kantomi @hu2001 自制可能な人がほとんどだから犯罪もそんなに起きないし、同時に超絶的なクリエイターも一握りしか居ないわけです。金額が安いどころかタダ、下手すれば自分で金を払って作品を作り発表するのは、ある種の病です。
2012-09-12 18:23:01@kantomi @hu2001 文化、芸術というのはそんなもんです。三島は自衛隊で暴れ割腹自殺し、ゴッホは耳を切り落としたんです。もっとも、バタイユなんかは普通の公務員で一生を終えたわけですが…
2012-09-12 18:24:47@yoshizawa81 @kantomi すこし整理すると、私にはお二人の議論はじつは対立しているわけではないようにみえています。ただマクロな視点を @kantomi さんが言っておられて、その内部で起きているミクロな運動を @yoshizawa81 さんが言っておられる。
2012-09-12 18:28:10@hu2001 @kantomi 私もそこは分かります。生島さんが無暗に規制を求めているとは考えていません。ただ、むしろ深刻な行為との狭間のギリギリのところに芸術性や作品性というのは見いだせるのではないか、と考えるので… そこを積極的に否定されるのに疑念を感じるのです。
2012-09-12 18:31:17@hu2001 @yoshizawa81 私がついて行けてないだけで、対立しているとは思ってないですけど。 どっかに落としどころがあると良いなと思います。 カウンセリングを受けることで創造力が落ちるというのは、まあ、あるのですかね……。
2012-09-12 18:30:21@yoshizawa81 @kantomi つまり、人間は多かれ少なかれ性癖なるものを持っており、それが異常な発達を遂げる確率というのは一定数つねにあるわけです。@kantomi さんはそれを適切な教育によって減らせると考えているし、それに失敗した場合は、アニメで代替すればいい。
2012-09-12 18:29:29@yoshizawa81 @kantomi で、結局、この代替行為の実践というのが芸術であり、これを享受し、シェアすることでオタク文化というのはなりたっているわけですよね。そして、そのクオリティ(=代替の適切さ)というのは、結局、その性癖の強さそのものなわけです。
2012-09-12 18:30:59@yoshizawa81 @kantomi だから、よりコンテンツ力のあるアニメの製作者というのは、ペドフィリア的性質に特化した人であるとさえ言えて、結局のところ、それは犯罪者的でさえあるわけです。でも、彼らは犯罪をするかわりに、アニメを作る。するとそこには文化ができる。
2012-09-12 18:32:43@yoshizawa81 @kantomi そして、オタク文化の受け手たちは、そうした強い性癖を持った者たちが作ったものを享受することで、自分の(相対的には)弱い性癖を満足させ、安易に犯罪に走ることがなくなる、といった仕掛けなわけです。
2012-09-12 18:33:45@hu2001 @kantomi そうなんです。たとえば、宮崎駿がマザコンでロリコンである、というのはよく言われる話で。そこは前提として引き受けないと文化そのものが維持できなくなるのではないか、と考えるのです。
2012-09-12 18:34:40@hu2001 @yoshizawa81 余り調べられていませんが、ペドフィリアって多分、治らなくて、症状を抑えるために女性ホルモンを打ったりすると。 カウンセリングとして、その人がサラリーマンなら症状を抑え、クリエーターなら、幼女に近づかないようにする方策を……。
2012-09-12 18:33:09@yoshizawa81 @kantomi つまり、問題はオタク文化を形成する(底に対して発信することができる)ようなクリエイタと、それをただ享受するだけの人々(その一分が犯罪者になる)とを峻別して考えるべきか、ということな気がします。
2012-09-12 18:35:55@kantomi @hu2001 ただ、今はCGM全盛の時代ですから、サラリーマンでありクリエイターである、というのはザラに居る、というかコミケの出展サークルやニコニコ動画の投稿者のほとんどはそういう人なわけでして。
2012-09-12 18:36:27@yoshizawa81 さんが言われているのは、@kantomi さんのような手法で「中和」してしまうと、結局のところそれはコンテンツ力の低下にしか結びつかないのではないか、といったことなのではないでしょうか。それが @yoshizawa81 さんの言う不可分ということで。
2012-09-12 18:37:07@yoshizawa81 @kantomi で、コンテンツ力が弱まると、それはようするにペドフィリア的性向の代替力も弱まるというわけで、結果的にアニメで飽きたらなくなったペドフィリアン(というのかしら?)たちが犯罪に走るケースが増える、ということもありえる。
2012-09-12 18:38:04@yoshizawa81 @kantomi それにオタク文化におけるコンテンツ力の低下は、端的にいって日本の文化発信力の低下ということで、経済的にもあまり望ましくない、のではないか。といったことかな、と思いました。だいたい以上です。ちなみに私の立場は「どっちでもいい」ですw
2012-09-12 18:39:14@yoshizawa81 @hu2001 犯罪を犯さなければもちろんセーフです。 しかし、社会悪ですから、その妥協点は、医師について犯罪を犯さない最低限の努力をしている。というのを周知することじゃないかと思うのです。 結果、創造力は削がない代わりに、犯罪にも走らせない。
2012-09-12 18:38:37