あしぶみいさみ氏――「再魔術化」、「退却の系譜」、「だめ連」

あしぶみいさみ @ashibumi68

.@ueyamakzk（承前）本当は自らの経験に照らし合わせながら学んだ理論を自己修正していくべきなのに、自分の行動に揺るぎなさを与えようとする際に、自らが学んだ理論の金科玉条性を更に高めることを通してそうしようとする（その際の徴候的フレーズが「ああやっぱり」というものデス）。

あしぶみいさみ @ashibumi68

.@ueyamakzk自分としてはこうした現象を見せつけられるたびに、左派におけるラジカリズムとはいったい何なんだと、頭をかしげてしまいます。同じく非妥協的であると言っても、愚直なラジカル性と傲慢な硬直性とは、全く似て非なるものだろうと。

あしぶみいさみ @ashibumi68

.@ueyamakzk （当事者、運動界隈の）「言説が本当に貧しく、いつも同じパターンを反復するばかり」―この上山さんの指摘を受けて感じたのは、（また同じことの繰り返しになってしまいますが）、左翼運動の一部とみられるだめ連界隈に自分が長くい続けてしまったのは、（続）

あしぶみいさみ @ashibumi68

.@ueyamakzk （承前）まさにそこが、運動の言説の同―パターンの反復に対して緩やかな異和を抱き続けられる場所だったからだということでした。うーん、この緩やかな異和にもっと言葉を与え、「就労や社会生活がうまくできない」存在に変な可能性を観た愚かしさに落とし前をつけていかねば

あしぶみいさみ @ashibumi68

@ueyamakzk 「むしろその貧しさこそが、考察を迫る現象そのものだと思うのです」―そして、その運動言説のパターンの貧しさによって被害を受ける「就労や社会生活がうまく出来ない」存在の《こじれ》と、その《こじれ》を一種の潜勢力として言説の貧しさに介入していく方法／スタイルをも。

あしぶみいさみ @ashibumi68

.@ueyamakzk佐々木中『夜戦と永遠』を読んで知っただけですが、ルジャンドルはネオリベ改革以降の資本主義を批判する際、「マネジメント原理主義」という言い方までするそうですね。マネジメントというのは、フーコー的な《統治》の一番擦り切れた姿だということになるのかも。