私的メモ:「じゃあ、勝手にしなさい」という際の心持ちと和解方法

私(next49)が学生指導の際に「じゃあ、勝手にしなさい」とどういうときに言うのか、それは何故か、それを言った相手がどういう振るまいをしたら和解できるかを書きました。 こういう話は人によって違います。一般化にご注意の上、あくまでもたたき台としてご利用ください。
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next49 @next49

(承前) 具体的にはどうすれば私が納得するかといえば a) 無視してきた過去の指示・助言・注意を洗い出し、それに対応する。 b) 結果として無視してしまうに至ったメカニズムを解明し、そのメカニズムを壊すための解決法および実施法を示す。 これをしてもらえるなら、こちらもヤル気がでる

2012-10-04 19:39:40
next49 @next49

(承前) 過去の注意、助言、指導を見なおさないということは「以前のあなたが言ったことは忘れました。必要ならもういちど言ってください」と言っているも同然。これって、反省している態度なんだろうか?なぜ、無視された側が、無視した側にコストを支払わないといけないのかわからない。

2012-10-04 19:42:11
next49 @next49

無視しないための解決法および実施法を提示しないということは、結局、同じ状況になったらまた無視するという宣言。なんで、数週間後か数カ月後に疲労感と無力感いっぱいになるのがわかっているのに、指導しなきゃいけないのかと。

2012-10-04 19:43:36
next49 @next49

アサーティブな振る舞いについて2冊 http://t.co/yQm3iYdY をで書いた私の認識

2012-10-04 19:51:43
next49 @next49

(承前) ”「自分の主張を相手に述べること」「自分の主張を相手に理解してもらうこと」「自分の主張に対して相手に賛同してもらうこと」はどれも独立の話であるということ。"

2012-10-04 19:52:16
next49 @next49

(承前) そして、自分が気持ちよく生きていくため(少なくとも自己嫌悪に陥らないために)には、少なくとも「自分の主張を相手に述べること」ができなくてはならない。"

2012-10-04 19:52:50
next49 @next49

(承前) "相手の協力を得るためには、少なくとも「自分の主張を相手に理解してもらうこと」ができなければならない。"

2012-10-04 19:53:44
next49 @next49

(承前) "そして、自分ができる最大限のことは「自分の主張を相手に理解してもらうこと」までであり、「自分の主張に対して相手に賛同してもらうこと」は相手の責任(権利)であり、自分の責任(義務)ではないということ。"

2012-10-04 19:54:00
next49 @next49

だから、「私があなたの行為をこのように受け取り傷ついた」というところまでは、理解してもらえないと権利を侵害された気になる。

2012-10-04 19:55:50
next49 @next49

閑話休題。じゃあ、自分が何を無視していたのか皆目検討がつかないときはどうすればよいか?わからないんだから、私に訊くしか無い。「どうして、『じゃあ、勝手にしなさい』と言われたのかわかりません」と言われたら、私は「あなたがこれまで私の注意、助言、指導を無視してきたからです」と答える。

2012-10-04 19:58:26
next49 @next49

(承前)「私は無視なんてしていません。先生の指示通りにやっています」と反論されることが多い。で、ここから事実認定論争が始まることが多い。この時の注意点は、事実の認定と自分が意図的に無視するつもりだったかは切り離してやりとりすること。

2012-10-04 20:02:37
next49 @next49

(承前) 誤解や勘違いということもあるので、事実の有無にはアサーティブに反論するべきだけど、事実があった上でそれを私が無視されたと認識したという点には反論してはいけない。なぜなら、私がどう認識したのかは私の専権事項であるため。弁解したいのならば、まず、共感の謝罪をしたほうが良い

2012-10-04 20:06:01
next49 @next49

(承前) 私もできないけれども、共感表明の謝罪ができるかどうかは、専門家としてまともに生きていけるかに関連すると思われる。 → 有害事象を伝える4つのステップ http://t.co/G3xa6Beg

2012-10-04 20:07:46
next49 @next49

「じゃあ、勝手にしなさい」と言われたあとに、一度話し合いをして、「結局、わからないようですね。あなたと話すことはありません。」と私に言われている場合は、もう少し準備してから二度目の話し合いに望んだほうが良い。

2012-10-04 20:09:23
next49 @next49

(承前) 具体的には、自分が手に入れられる限り(記録している限りの)私からの注意、助言、指導をソース(せめて日付付き)で列挙し、それぞれに対してどのように対応したのかの一覧表を作ってから、二度目の話し合いに望んでほしい。

2012-10-04 20:10:55
next49 @next49

(承前) 過去に受けた指導の一覧表を作るというのは手間がかかるけれども、私の誤解が原因ならば、その一覧表を使って誤解をとけるし、実は無視していたならば、和解プロセスのその1になめらかに突入できる。無視されてきた事実一覧を無視された側が作るのはしんどいことを考慮していただきたい

2012-10-04 20:13:35
next49 @next49

「じゃあ、勝手にしなさい」対策としても、指導を受けたときにその内容の確認メールと受けた指導に対する対応の報告メールをそのときそのときで出しておくと良い。もちろん、そのまま自分のメモとしても使えるので効率的。

2012-10-04 20:16:55
next49 @next49

以上、某所で「『じゃあ、勝手にしなさい』と言われたんですけど、これはどういう意味ですか?どうやって先生と和解したら良いですか」という質問をもらったので、私が「じゃあ、勝手にしなさい」という時について検討してみた。主語を常に「私」にしていたのは一般化注意の事項であるため。

2012-10-04 20:18:46