こなたま氏の語るヒトラー著『我が闘争』

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ナスカの痴情ェ @synfunk

あらかじめ思想や観念に固まって書物を読む人は任意の一文を何でも自身の主張に都合のいい様に解釈しますね。仏教経典「一切経」から天動説や共産主義を読み取る事も可能にする。RT @MyoyoShinnyo: 「我が闘争」が書物として危険なのは、頭がいい人が読んでも悪い人が読んでも

2012-10-07 22:03:33
こなたま(CV:渡辺久美子) @MyoyoShinnyo

もうちょっと「我が闘争」について話そう……今だから注目している人も居るだろうから

2012-10-07 22:51:24
こなたま(CV:渡辺久美子) @MyoyoShinnyo

あの本、支離滅裂な内容でも数百万部~一千万部が売れたってことになってるけど、ガチンコで「書籍」として勝負した第一巻・初版は数千部に留まってます。つまり本としては大惨敗。当時(1925年)は党員もけっこういたはずで、それで買い支えてもその程度。

2012-10-07 22:54:39
こなたま(CV:渡辺久美子) @MyoyoShinnyo

NSDAPが選挙で大躍進した1930年、「今話題のあの政党の党首の著書」ってことで数万部に伸びる。そして1933年に政権とってから爆発的に売れた。…が、これは実質的に一世帯に一冊の購入が義務付けられた、半分強制購入で伸ばした部数。

2012-10-07 22:56:44
こなたま(CV:渡辺久美子) @MyoyoShinnyo

ちょび髭は「私は国家から給料を貰っていない(キリッ)」と言って清廉さをアピールしてたけど、実はこの数百万部以上の「我が闘争」の印税はその「給料」にはカウントされておらず、実質的な税金としてヒトラーの懐に入った。

2012-10-07 22:58:26
こなたま(CV:渡辺久美子) @MyoyoShinnyo

その、国家財政の帳簿に現れていないポケットマネーを使って、国防軍の将軍たちにお小遣い(ボーナス)を与えたりして懐柔していた。

2012-10-07 22:59:40
こなたま(CV:渡辺久美子) @MyoyoShinnyo

でもって国民の側も、あの本が一冊家庭にあれば「ウチは反逆者じゃないですよ」という言い訳が立つ、という。あの本の購入は「みかじめ料」に他ならない。だーれも、中身読んでない。

2012-10-07 23:01:49
こなたま(CV:渡辺久美子) @MyoyoShinnyo

ですので「あの本が支離滅裂だといっても、あんなに売れたんだから日本人にはわからないだけで当時のドイツ人にはわかる何かがあったんだ」っていう言説は、アテにならないです。

2012-10-07 23:02:54