ラダック・ラマユル寺の密教舞踊と来訪神儀礼
1枚目の写真の、ダオの後ろに見えてるのがストールマ(供物)。ふと思ったけどストルマ、も西部方言かな…さっきの文章にはトルマ、って書いてあるし
2012-10-12 02:37:04@rigzen_angmo @yama_taka なるほど、ラマユル寺はカブギェということは、カギェ・デシェ・ドゥパという八大憤怒尊成就法のテルマが元ですね。この図版でも手尊の左右に四体づつ描かれた憤怒尊が剣・弓などをてにしています。→ http://t.co/R4mkZi8a
2012-10-12 02:41:28それにしても、ルービン美術館でもカギェ・デシェ・ドゥパとカルリンシトの憤怒尊とを混同している。 http://t.co/gIdqmTZa
2012-10-12 02:41:49すごく面白そうな匂いがします…(クンクン RT @yama_taka: @rigzen_angmo 黒帽の僧侶はシャナクといって、どの宗派のチャムにも出てくる重要な役目。あのたっぷりとした袖は、内側にランダルマ王を暗殺するための武器が隠されていたんだ、ってアチュクが言ってた。
2012-10-12 02:43:50ダオが破壊され、僧が去ったあと、どうにもコミカルな翁媼的な人たちが出てきた。舞ではなくコミカルで大げさな動きをして、場内に笑いが起こる。 http://t.co/YWPPaIpG http://t.co/7OQk5LYp
2012-10-12 02:54:193日連続の最終日はゴンパの最上部で短い踊り。(これまた意味は全く分かりませんでしたが… http://t.co/BF3SgcU9 http://t.co/98XEofIX http://t.co/Mf0xA6a5
2012-10-12 03:07:54@rigzen_angmo うぉお、なつかしいw RT @rigzen_angmo こちらこそ長々とお付き合いいただきありがとうございます…!とぅくじぇーちぇ…!
2012-10-12 03:10:02写真はこれで終わりです。あ、さっきまで自分でもすっかり忘れてましたが、わたし3日間のうち、2日目、3日目しか見れなかったので1日目の写真はありません。
2012-10-12 03:10:10トータル2時間かかった…?(気のせいと思いたい… おつきあいいただいた方ありがとうございました…! とぅくじぇーちぇ、つぁんまーぎゃらにったんれ(*‘ω‘*)ノシ
2012-10-12 03:18:29@Akiya_Kentar @rigzen_angmo @yama_taka ダウォ(リンガ)を葬る主尊は寺によってヤマーンタカ(閻魔)だったり、マハーカーラ(大黒)だったり、ラマユルのようにカギェ(八大憤怒尊)だったりする密教儀礼なんですけれども
2012-10-12 03:22:44@Akiya_Kentar @rigzen_angmo @yama_taka この儀式全体では、山高さんがおっしゃるように、シャナク(黒帽)つまりハルン・ペルギ・イェシェが仏敵であるランダルマ王を暗殺したという古代王朝分裂の伝承に基づいた王殺し儀礼でもあって
2012-10-12 03:22:46@akiya_kentar @rigzen_angmo @yama_taka また、もっと古い層では、まるで脇役かのようにその土地の山の神が登場して祀られたり、道化かのように翁媼があらわれる来訪神儀礼でもあって、ものすごく多層的な構造をした舞踊劇なんですよね。
2012-10-12 03:24:04@rigzen_angmo ちなみに、一日目というのは、おそらく衣裳を着けないで赤い僧衣のまま全演目を演じるゲネプロじゃないかな?チベット語だとマルチャムっていいます。
2012-10-12 03:35:15さすがの解説、有り難うございます。本邦の古い神楽など連想させる多層性ですね。 RT @goyou また、もっと古い層では、まるで脇役かのようにその土地の山の神が登場して祀られたり、道化かのように翁媼があらわれる来訪神儀礼でもあって、ものすごく多層的な構造をした舞踊劇なんですよね。
2012-10-12 03:45:41@Akiya_Kentar 日本の神楽とは、かなり深いところまで共通の要素があるとおもうんですよ。実は、もう早く帰国して神楽のフィールドワークしたいとおもっているところなのです。
2012-10-12 03:53:57@goyou 実は、ぼくもラダックでチャムを観てから、日本に戻って神楽を観始めたんです。心のなかではチャムはラダックの神楽と呼んでいました。もう一つ、ケーララ州のテイヤムにも、そんな気配を感じました。三上さん経由とかで、どこかで会うかもしれませんね。
2012-10-12 03:57:29