人型戦闘ロボットにこだわる理由
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さっき、民族の象徴的巨大ロボットって、つまりガンダムじゃないですかって指摘があったのだけど、言われてみればそうだなと思いつつ、象徴というにはガンダムは自分で動き回りすぎているし、強すぎると思った。象徴ならもうちょっとハリボテでもいい。
2012-10-27 14:09:56@ogawaissui 何と言うか両者を比較すると「機能に特化した」本来的にロボットの範疇(工業的なロボット)とかは人型巨大ロボットとしては認識できず、有り余るリソースを余裕を持って(あるいは無駄に)所有してて、それゆえの遊びと汎用性があると人型ロボットと認識出来る感じですね
2012-10-27 14:10:12巨大人型ロボットの心理効果とは、つまるところ、人間が人間の形を最も身近に感じるが故に、その「同じ規格で違う規模」という感覚がバリバリと伝わるというのはありそう。
2012-10-27 14:11:28人型ロボットか否か、か。恐らく神話にあるゴーレム、つまり機械駆動ではない巨大な土から出来た人形を私たちは人型ロボットと認識してしまうだろう。逆に一時期話題になったラーメン作りロボットは人間の各要素を抽出してエミュレートしてるにも関わらず人型ロボットとは認識できない
2012-10-27 14:12:35「寝てばっかりいる巨大人型ロボット」というものを思いついた。人型で大きいのだが、寝ている。動きといえば謎めいた箴言や意味があるのかないのかわからない説教を低い声でつぶやくだけ。たまにドーンと寝返りを打つと近所で大勢死ぬ。……ブッダの像だな。最後を除けば。
2012-10-27 14:14:22多くの巨大人型ロボットは、整備中でも立たされっぱなしで、いろいろ大変そうだとは思う。整備のときぐらい寝かせたりひっくり返したりすればいいのに……。
2012-10-27 14:16:43……ドックに入ると、餅焼き網のようなもので挟まれて、くるくるひっくり返される巨大人型ロボットというものも思い浮かぶ。量産型だとずらっと並んだ機体がどれもこれもくるくるひっくり返されていて、まるで焼き鳥屋の屋台。
2012-10-27 14:17:57たしか『ロボット兵士の戦争』だったと思うけど、無人兵器に人格というか、親しみやすさを増したものの方がオペレーター達のモチベーションと疲労軽減に役立つって話あったような。
2012-10-27 14:38:23『ロボット兵士の戦争』495pの記述は以下のとおり。(引用開始)『無人戦闘機の操縦に関する研究で、人間の操縦者と協力して任務に当たるAIプログラムに、「性格」の違う二種類が用意された。ひとつは人間のような声と癖をもち、人間に対して、「おい[相手の名前]、(続)
2012-10-27 14:55:05(承前)俺たち、すごい働きをしたよな――お前と組めて最高だ!」と言い、ジョークを飛ばした。もうひとつは、単調な声で「ハロー」と言うだけ。(中略)その差は結果に表れ、人に好かれるAIと人間のチームのほうが早く任務を終えた。ロボット戦争では、性格のいいAIが勝利する。(引用終わり)
2012-10-27 14:55:52引用だけで構成されたtweetが物凄い勢いでRT&favされるのって微妙に気まずいな…。いや『ロボット兵士の戦争』はすげえ面白い書物なんだけど!
2012-10-27 18:36:51『ロボット兵士の戦争』は「戦死」したロボット兵士スクービー・ドゥーとそれに取り乱す兵士の話が一番印象深かったなー。どうかするとアンドロイドとガンスリンガーガールみたいな関係築いちゃいそうな何かを見てとれる。
2012-10-27 18:40:17昨日紹介した『ロボット兵士の戦争』の引用、かなりRTされたようなので、もう少し補足。。。同じく495p、昨日のpostからそのまま続けて(引用開始)『この結果は、無人戦争において、全く新しい戦時の団結と、新たな皮肉が生まれていることを示している。(続)
2012-10-28 18:46:49(承前)ピーター・カーンは、人とロボットの交流に関する世界有数の専門家で、次のように説明する。「軍のチームの一員になるようにロボットを設計するとしよう。 その結果、ロボットにより効果的に関与できるようになるかもしれない。(続)
2012-10-28 18:47:54(承前)しかし、ロボットの隊員は使い捨て、と考えることは少々むずかしくなる……仲間のロボットを爆破させるのはうまくいきそうにない」。(続)
2012-10-28 18:48:44(承前)軍が最終的に必要とするのは、「あまり人好きのしない性格」のロボットかもしれないと、カーンは考えている。言い換えれば、社交的だが、少しうっとうしくて、爆破されても仲間の兵士が気の毒に思わないロボットということだ。(引用終わり) 夢のない話だけど、ここは要注意と思う。
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