11月4日 甲状腺説明会郡山 ダイジェスト版
- leaf_parsley
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質疑応答の中から ヨウ素の被曝量?⇒ 県民調査の外部被曝はセシウム合算の実効線量。比較的初期のWBCの結果からは類推可能。甲状腺スクリーニング結果はヨウ素。 各市部での分布状況を公開するか?⇒ 公開については慎重に判断中。(データ整理は継続)
2012-11-05 11:14:52今検査している意図は⇒ きっと何も起こらないだろうけど、万が一何が起こっても対応ができるように、今、体制を整えている。
2012-11-05 11:15:38鈴木先生がこたえに窮していらした質問は、 「公表している被曝数値は、初期のヨウ素131の被ばくを含んでいますか?」
という問でした。
実のところきちんと答えてはおられなかったです。
おそらく質問者側も、自分の聞き方が曖昧なのに気が付いていないような質問の仕方でした。(多分、「入っていません」
という答えを期待して溜飲を下げたかったのではないかという気配がします)
県の外部被曝推算は、外部被曝なので実効線量で計上されています。実効線量係数はヨウ素よりもセシウムのほうが大きいため、
γ線空間線量の全量をセシウム換算で計算していますが、全量なのでヨウ素分を含んでいます。そういう意味では答えはyesです。
でも、おそらく彼が聞きたいのは、ヨウ素の甲状腺等価線量なんじゃないかという気がしました。(ということは内部被曝分です)
セシウムとヨウ素の比率は推測されていないので(地点ポイントでの空間線量が短期でγ線減衰率の高い地域はヨウ素131率が多く、
低い地域はセシウム率が多いはずですが、問題はダストの中での比率になるので、
沈着率が天候によって大きく違う2つの核種のその地点のその時間での比率を推定するのは非常に困難です。)
各地点、各時間帯でのダストのヨウ素131の量はまだ決定できていません。
比率がわからないため、外部被曝値から初期のヨウ素の吸入による内部被曝の甲状腺等価線量も出せません。
初期のヨウ素内部被ばく量については、甲状腺スクリーニングがほとんど唯一の実測データになります。
半年後以降のWBCによって初期のセシウム内部被曝量は推定が可能です。
甲状腺スクリーニングの結果を甲状腺等価線量の実質的な上限とみなして受け入れるなら、答えはyesですが、
半年後のWBCから推定されたセシウム内部被曝値にヨウ素分が合算されているか?という意味ならNoです。
質問者の誤解を解きつつ、これらの説明をすることは、質疑応答の時間だけでは、、、という気がしました。
何百回と説明されてるよね、これ RT @leaf_parsley: 今検査している意図は⇒ きっと何も起こらないだろうけど、万が一何が起こっても対応ができるように、今、体制を整えている。
2012-11-05 11:19:58それはありがちで、司会者がさばかなくてはならない “@leaf_parsley: (この質問者は、本当に聞きたいのか、自説を訴えたいのか。)”
2012-11-05 11:21:33司会者の仕事なんです “@leaf_parsley: @kikumaco そうですね。 この質問者は他の方にも先生にも迷惑でした。”
2012-11-05 11:30:32