シマウマ(f_zebra)さんと考える「敦賀発電所の破砕帯調査」の中身は?
であれば5万年のころの根拠、13万年の根拠は?大きな事故が起きたからよりリスク判断を厳しくしたのは合理的ではないのでしょうか?5万年から13万年に伸びた時は問題ないのでしょうか?現存する原発を止めることが選択肢に入る基準だから気に入らないように見えます@f_zebra
2012-12-20 08:40:49新聞記事で恐縮ですが、ここには地下への力のかかり方は40万年以降が現在と同じということが専門家の間で一般的とされていますが。http://t.co/FvAduERr@f_zebra
2012-12-20 08:44:34事故後の状況判断等ではzebraさんに沢山学ばせて頂き、とても感謝しています。ただ今後の原発稼働にかかわるご意見には時折極端なものが感じられます。僕自身は即時廃止派ではありません。ただ原発を動かすにしても安全の確保には事業者側の歩みよりも大事ではないでしょうか@f_zebra
2012-12-20 08:53:35@moriokahiguma 現段階では専門家のマジョリティが認めたわけではありません。ある程度評価が出てくるのは数ヶ月後でしょう。委員会で少数の委員による見解が偏ることはある程度仕方なく、そのために公開、審査のプロセスがあるのです。現在は、まだ最初の意見が出されたに過ぎません。
2012-12-20 12:32:31@moriokahiguma 利害が直接影響する当事者が誰よりも真剣に検討し、都合の悪い意見には激しく反発するというのは当然です。規制と事業者が対立するのは自然な姿ですが、双方に科学的な態度が求められます。私が批判しているのも結論ではなく、合理的説明がないところです。
2012-12-20 12:32:47@moriokahiguma 5万年にしろ13万年にしろ合理的な根拠なんてないと思います。活断層が「見つからない」のは「無い」と同義ではなく、どこで線を引くにしてもその線を越えるか越えないかで何かが本質的に変わるわけではありません。
2012-12-20 12:41:43@f_zebra なるほど。そうであれば了解致しました。ただそのようなご意図の発言であれば議論の相手となる専門家を指して「おろか」と断ずるのは科学的・合理的議論の進め方ではいと思います。
2012-12-20 12:41:46@moriokahiguma 地震への備えはいずれにせよ必要なのです。活断層か否かに拘るのは、リスクを最小化するという本来の目的にとって有害だというのが私の考えです。自然現象の不確実性を軽視し、人為的に決めたライン内であれば安全と誤認して対策を怠る危険があると思うからです。
2012-12-20 12:41:56@moriokahiguma 事業者が信頼されていないのは理解しますが、安全の確保は事業者にとってこそ最優先課題です。事故を防ぐ責任を負っている分、被害者となり得る人たち以上に安全確保には気を遣っています。厳しいだけで合理性を欠く規制は、安全に寄与しません。
2012-12-20 12:42:56@moriokahiguma 事業者側にも歩み寄りが必要なのは全面的に同意します。それは馴れ合うという事ではなく、科学のベースに乗って合理的に議論を闘わせ、安全で経済的な安定電源の確保という共通の目的に向けて前進するということです。
2012-12-20 12:43:08このご意見には全面的賛成です。しかしまさにそれは事故前の事業者の態度そのものではないでしょうか。起こりうる・過去に起こった自然現象への指摘を軽視し対策を怠った結果大事故につながりました。だから規制が厳しくなった訳で、規制委を責める前に事業者サイドの反省が必要かと@f_zebra
2012-12-20 12:47:30100%同意致します@f_zebra 事業者側にも歩み寄りが必要なのは全面的に同意します。それは馴れ合うという事ではなく、科学のベースに乗って合理的に議論を闘わせ、安全で経済的な安定電源の確保という共通の目的に向けて前進するということです
2012-12-20 12:48:22@moriokahiguma 私が愚かだと言うのは専門家の判断に対してでは無く、合理的なリスク評価を軽視して活断層か否かという問題に矮小化しようとしているその姿勢に対してです。
2012-12-20 12:48:50@moriokahiguma 新たに明らかになったリスク(ハザード)について従来の基準を見直し、改めてリスクを評価した上で対応するのは当然です。「事故が起きたから」と闇雲に基準値を変更するのはこれとは異なります。
2012-12-20 12:50:07@moriokahiguma 1Fが想定を超えた津波でいとも簡単に原子炉の冷却手段を失い、連鎖的に3基の炉心損傷、放射性物質の環境放出に至ったというのは原子力関係者にとって大きな衝撃でした。我々が認識していなかった、あるいは軽視していたリスクに気付いたからです。
2012-12-20 12:50:26@moriokahiguma 事故の後、各事業者は自主的に津波に起因するイベントのリスク評価を行い、特に大きなリスクに対してはすぐさま緊急対策工事を実施しました。国がストレステスト(これも合理的なものではありませんが)等のアクションを決めた時には、あらかた対策を終えていました。
2012-12-20 12:50:56なるほど。ただそれは、これまで事業者側が「活断層でない」ということにこだわって「安全の証明」をしてきたことの裏返しではないのでしょうか。僕には規制委を責める言葉が、そのまま過去の事業者の振る舞いへの批判に見えてなりません@f_zebra
2012-12-20 12:51:14@f_zebra 事業者の対応については敬意を払っております。ただそれが適切か否かは、残念ながら門外漢には分かりかねる範疇です。だからこそ規制委が制度的に設けられ、科学的・専門的見地から国民を代表して審査をしている訳で、それそのもの判断は尊重されるべきでしょう。
2012-12-20 12:55:05@moriokahiguma 事業者は活断層があるかないかに関わらず、地震には備えています。規制する上で何らかの基準は必要ですが、本来の目的を見失って硬直化した基準は安全に対してはむしろ有害な場合もあります。
2012-12-20 12:57:16@moriokahiguma shinさんとは意見が異なる事も多々ありますが、私とは別の視点からよく考えておられるのでご意見はとても参考になります。また、敢えて(非難ではなく)反論して下さる方も少ないのでその意味でも感謝しています。
2012-12-20 13:00:02はい。それはおっしゃる通りです。ただそれでも認知可能なハザードについては出来る限り避けるのは当然ですよね。だからこそ、これまでの安全審査の蓄積の中で「活断層の上には建てない」という安全指針ができた訳で、それは尊重されるべきではありませんか?@f_zebra
2012-12-20 13:01:30こちらこそお忙しいところ大変申し訳ありません。zebraさんのような専門家とお話しさせて頂ける機会に甘えさせてもらっております。事故により大なり小なり影響を受けた地域の住民には、原発問題はこのように見えることもあるということをお考えの隅において頂ければと思います@f_zebra
2012-12-20 13:07:20