若島正先生(@propara)の洋書千一夜part2

若島正先生の洋書紹介。0051から100まで。(ラテン談義、ワースト小説その他も入れました)
0
前へ 1 ・・ 3 4 ・・ 10 次へ
Problem Paradise @propara

うーん、なかなか凄い話ですねえ。栴檀は双葉より芳し…。わたしが小学生のときにラテンに狂ったきっかけは、「セレソ・ローサ」でした。@saguiso_u :父の十八番でした。我流のギター弾き語りで。私が最初に歌った歌はベサメムーチョだったそうです(^^

2013-01-07 04:22:18
Problem Paradise @propara

というわけで、ペレス・プラードの「セレソ・ローサ」はこちら。http://t.co/s6o9pgpP

2013-01-07 04:25:01
拡大
Problem Paradise @propara

しかし、子供の頃のわたしは、どんな曲にも歌詞が付くものだと思っていた(要するに、歌いたかったわけですね)。そこで、この「セレソ・ローサ」にもむりやり歌詞を付けて歌った。セレソ・ローサ…それって、なんとなく赤い花っぽい。それだったら…。

2013-01-07 04:33:39
Problem Paradise @propara

というわけで、「垣に赤い花さく いつかのあの家/夢に帰るその庭 はるかな昔…」を「セレソ・ローサ」のメロディに乗せて歌っていたのでした。もちろん、合うわけがありませんけど、一度お試しを。ちなみに、当時は「垣に赤い花さく」の部分を、「柿に赤い花さく」だと思い込んでいたのでした。

2013-01-07 04:36:51
Problem Paradise @propara

しかし、この歌詞を乗せると、不思議なことに「鳥のうた木々めぐり そよかぜに花ゆらぐ/なつかしい思い出よ はるかなむかし」の部分はそれなりに歌えるのを発見。我ながら、いったいどんな子供だったのか、よくわからない…。

2013-01-07 04:39:27
Problem Paradise @propara

小学生のときに、もう一つ狂ったのは、ベニー・グッドマン楽団のSing Sing Sing。これを口真似で一人演奏することをおぼえた。子供の頃に身についた体験は恐ろしいもので、これは今でもできる(が、もちろんカラオケで披露するというわけにもいかないし…)。

2013-01-07 04:43:17
Problem Paradise @propara

野中雅代さんからAlan Glassをご恵送いただく。いつまで見ていても見飽きない。すばらしい。野中さんの解説もまた。http://t.co/Cl8wCOJR

2013-01-07 20:11:07
Problem Paradise @propara

Alan Glassがマッケンに影響を受けたというくだりが解説に出てきて、なるほどねえと思わずうなる。

2013-01-07 20:13:38
Problem Paradise @propara

【洋書千一夜0058】Tom Hiney, Raymond Chandler: A Biography (1997)。今日、帰りの電車の中で読んでいた本。チャンドラーがモームと意気投合したという話が出てきて、妙に納得する。 http://t.co/3FRv71PE

2013-01-11 01:30:52
拡大
Problem Paradise @propara

【洋書千一夜0059】Judy Oppenheimer, Private Demons: The Life of Shirley Jackson (1988)。伝記で思い出したのがこれ。びっくりするようなエピソードがあちこちに。 http://t.co/jo7M6mh4

2013-01-11 01:43:11
拡大
Problem Paradise @propara

【洋書0060】Shirley Jackson, The Bird's Nest (1954)。ついでにシャーリー・ジャクスンの未訳長篇を。四重人格者の女性の物語。どうしてこれが未訳のままで残っているのでしょうか。 http://t.co/JzV8ympa

2013-01-11 01:46:32
拡大
Problem Paradise @propara

ある小説に出てくる、ソ連当時のホテルの部屋の描写で heavily buggedというのが、翻訳では「やたらとなんきん虫の多い」部屋になっているのを発見して、大笑いした。珍訳はこうでなきゃ。

2013-01-16 12:41:56
Problem Paradise @propara

【洋書千一夜0061】Andrew Wilson, Beautiful Shadow: A Life of Patricia Highsmith (2004)。今日はハイスミスの誕生日だったのか。というわけで、彼女の伝記を。 http://t.co/N8wgqGbe

2013-01-19 23:10:15
拡大
Problem Paradise @propara

http://t.co/N8wgqGbe - これ、写真のページを見るだけでも買う価値あり。びっくりします。

2013-01-19 23:11:27
拡大
Problem Paradise @propara

【洋書0062】Barbara Reynolds, Dorothy L. Sayers: Her Life and Soul (1993)。ミステリ作家の伝記ではなんといってもこれ。時代の遥か先を行っていたセイヤーズ凄すぎ。 http://t.co/yLI4gC6j

2013-01-20 13:34:05
拡大
Problem Paradise @propara

http://t.co/yLI4gC6j - というか、この伝記を読むと、こんな生き方をした女性がどういう小説を書いたんだろうという興味で、彼女の小説を読んでみたくなるのですね。

2013-01-20 13:36:04
拡大
Problem Paradise @propara

【洋書千一夜0063】Barbara Reynolds (ed.), The Letters of Dorothy L. Sayers 1899-1936 (1995)。で、伝記を読めば、当然ながら書簡集も読みたくなりますよね。 http://t.co/oPaAUszw

2013-01-20 14:06:59
拡大
Problem Paradise @propara

【洋書千一夜0064】Patrick Markham, The Man Who Wasn't Maigret: A Portrait of Georges Simenon (1993)。セイヤーズと真逆の意味で凄いのがこれ。 http://t.co/B3j1NBH9

2013-01-20 14:19:03
拡大
Problem Paradise @propara

http://t.co/B3j1NBH9 - これをTLSでハイスミスが書評していましたな。絶妙の組み合わせとはこういうものか。

2013-01-20 14:21:36
拡大
Problem Paradise @propara

シムノンの他にも、目標は千人斬りと言っていた男を2人知ってるが、まったく何考えてるんだか。下半身につける薬はないのかな。

2013-01-20 14:27:55
Problem Paradise @propara

ガイブンというと「恥も外聞もない」という文句をどうしても思い出してしまうし、カイブンでは回文に聞こえてしまうので、やはり海外文学は海外文学でないと落ち着かないな。

2013-01-20 18:40:55
Problem Paradise @propara

ジョン・アップダイクの膨大なエッセイ群から独自編集した『アップダイクと私』が出ました。お手に取っていただけると幸いです。これが好評なら、短篇のセレクションも作ってみたいと考えています。http://t.co/5uv5UwTb

2013-01-21 19:19:36
Problem Paradise @propara

【洋書千一夜0065】Peter Cheyney, This Man is Dangerous (1936)。英国産ハードボイルドとして有名な一冊。将来、暇があったらこのあたりの英国大衆小説に溺れてみたい。 http://t.co/L9LMouM3

2013-01-21 19:41:54
拡大
Problem Paradise @propara

http://t.co/L9LMouM3 - なお、Peter Cheyneyについては、敬愛するSteve Holland大先生のこの記事を参照してほしい。Holland先生でも、この小説はunreadableだとおっしゃっているが…。http://bearalley

2013-01-21 19:47:34
拡大
Problem Paradise @propara

リンクが入らなかったので、こちらに張り直しておきます。http://t.co/mKqtjYof

2013-01-21 19:49:22
前へ 1 ・・ 3 4 ・・ 10 次へ