#福祉対話 (対話第四弾)『福祉といえば北欧』的な日本人の感覚:“楽しい仕事環境のつくり方”を元デンマーク外交官に訊いてみました。

前回まとめから引き続き、元デンマーク外交官の“キムさん”ことペーダセン氏に、北欧デンマークと日本の福祉の違いを生み出している「マインドセット」の違いは何なのかを問いかけるシリーズ第四弾。前回の対話では、「労働環境の違い」の話から、具体的に労組の意義と課題について対話を進めました。今回は、“エネルギーと活気に満ち溢れた労働環境”、すなわち「楽しく働きがいのある労働環境」のつくり方(いわゆる“ディーセント・ワーク”※)について、皆さんとの対話を通じて紐解いてゆきます。 ※用語解説 http://www.jmsc.co.jp/word/column/no70.html (ディーセント・ワークとは?) 対話第一弾 http://togetter.com/li/428711 (社会保障制度の違いの概説) 対話第二弾 http://togetter.com/li/429646 (労働環境の違いと改善案) 続きを読む
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外人の本音 @gaijin_no_honne

#福祉対話 「仕事を楽しくするにはどうすべきか」また、「仕事が楽しくない理由は何なのか」といった内容での講演がいくらでもあるのです。ここは日本と大きく違うと思います。日本人の多くが仕事は「義務」だと考えていませんか?楽しいだなんて事を求める方がおかしいと思っていませんか?続く

2013-01-15 23:36:51
外人の本音 @gaijin_no_honne

#福祉対話 ところが仕事に楽しさを求める事で社員の毎日が楽しくなるという非常に大きなメリットがあるだけでは無く、会社にも多くのメリットがあるのです。続く

2013-01-15 23:37:50

何が為に仕事をするのか

外人の本音 @gaijin_no_honne

#福祉対話 今回はもうひとつ肝心な事についてお話ししますが仕事は何の為に行っているのか。仕事が中心なのか家庭や自分が中心なのか。これは「人間は何故生きているのか」と言うような哲学的な話にも繋がってしまうのですが。特に宗教を巻き込む話をするつもりはありませんのでご安心ください。続く

2013-01-15 23:39:20
外人の本音 @gaijin_no_honne

#福祉対話 ただ、仕事というのは我々西洋人は一日8時間という一日の中でも最も長い時間を費やする活動です。日本人の場合は8時間どころか10時間、いや12時間、それ以上費やする人も沢山います。仕事の意味、何故しているのかを考えるのは非常に重要なポイントです。続く

2013-01-15 23:40:42

なぜ仕事は「楽しくなければいけない」のか?

外人の本音 @gaijin_no_honne

#福祉対話 まずは最初の課題「なぜ仕事が楽しくなければいけないのか」という課題に迫ります。仕事を楽しくするというのには意味がふたつあります。ひとつは楽しいという事で仕事の効率が上がるという事、また、楽しいという事でその社員の人生の質が高まる(幸福度が高まる)という点です。続く

2013-01-15 23:44:00
外人の本音 @gaijin_no_honne

#福祉対話 福祉対話をフォローしている方は覚えていると思いますが労働環境の改善とは一方的な話ではありません。労働者だけが改善のメリットを得るのでは意味がありません。ですから「仕事が楽しい」=「社員に大きなメリット」+「効率が上がる」という事で会社にもメリットがあるのです。続く

2013-01-15 23:44:56

理由1:仕事の能率を左右するから

外人の本音 @gaijin_no_honne

#福祉対話 普通に考えてお分かり頂けると思いますが仕事が楽しいと思う人と辛いと思う人とではどちらが効率が良いと思いますか?当然楽しいと思っている人です。その人は仕事に集中する事ができ、効率良く働くのです。仕事が楽しいと思う人程、効率が上がるだけではなく、発想も豊富になります。続く

2013-01-15 23:46:35

理由2:仕事の判断力を左右するから

外人の本音 @gaijin_no_honne

#福祉対話 トラブルが発生した時もそれに精神的にとらわれず、解決方法を考える余裕があり能力が働き、その能力も育つのです。つまり社員の能力をしっかりと活かし、育てる事なのです。悪い事はひとつも無いのです。「社員を育てる」とはこういう事を言います。叱る事をいうのではありません。続く

2013-01-15 23:47:31

理由3:会社の運営を左右するから

外人の本音 @gaijin_no_honne

#福祉対話 仕事が楽しいと思えばそれこそ欠勤も減り、病気にもなり辛い。日本でも古くから言われているように「病は心から」。つまり元気で働く、楽しく働くという事は健康状態を維持し病気になり辛くするのです。そのメリットはいくらでも考え付きます。元々日本人良く分かってるんです。続く

2013-01-15 23:48:24
外人の本音 @gaijin_no_honne

#福祉対話 楽しい職場づくりのメリットのひとつは欠勤が減る事で社内の計画が立てやすい。いきなり人がいなくなって困る事はない。病気で長期的な休みを取られてしまうと今度は代わりに働ける人が必要となり、その人の教育にも手間が掛るでしょう。続く

2013-01-15 23:49:40

理由4:会社の印象を左右するから

外人の本音 @gaijin_no_honne

#福祉対話 また、外から見ても分かるのです。ピリピリした会社を訪問するのと「楽しく仕事をし、エネルギーと活気にあふれた会社」を訪問するのとどっちが気持ちいと思いますか?まさかピリピリとした環境という人はいないでしょう。続く

2013-01-15 23:50:35
外人の本音 @gaijin_no_honne

#福祉対話 何故なら活気やエネルギーは移るのです。「感染」してしまうのです。ですからお客さんも元気を貰うのです。これは相乗効果があり、元気を与え、元気を貰う。気持ち良くまたその会社を訪問したくなります。続く

2013-01-15 23:51:42

勝見の合いの手コメント

💫T.Katsumi📢 #FreePalestine 🇵🇸 @tkatsumi06j

日・丁対話シリーズ #福祉対話 第四弾のテーマは、@Yuko_Kaba さんとキムさんのやりとりから生まれました。|(対話第四弾)『福祉といえば北欧』的な日本人の感覚:“楽しい仕事環境のつくり方”を元デンマーク外交官に訊いてみました http://t.co/F4gMZnlg

2013-01-16 12:46:36

個人の視点から「ディーセント・ワーク」について考える機会

💫T.Katsumi📢 #FreePalestine 🇵🇸 @tkatsumi06j

#福祉対話 これまでの対話では、主に社会や組織という集団のマインドセットについて語ってきました。今度は、「仕事に対する姿勢」という、個人のマインドセットにフォーカス。そこでキーワードとなるのが、最近日本でも概念としては浸透してきた「ディーセント・ワーク」という言葉です。続く

2013-01-16 12:49:36
💫T.Katsumi📢 #FreePalestine 🇵🇸 @tkatsumi06j

#福祉対話 続き。「ディーセント・ワーク」という言葉はILO(国際労働機関)で生まれた言葉で、厳格な定義や要件があります(参考)全労連http://t.co/Z2as3vHH ここでは、その包含する概念「働きがいのある人間らしい仕事」とはどうあるべきかについて問いかけます。続く

2013-01-16 12:53:36
💫T.Katsumi📢 #FreePalestine 🇵🇸 @tkatsumi06j

#福祉対話 結び。ILOという国際機関や労連が「基準」とすることだけに依拠することなく、私たちにとって「働きがいのある人間らしい仕事」は何か、どういうものか、どうあるべきか、どう担保されるものなのか等を、一緒に考えていきましょう。私もキムさんの話の続きを楽しみにしています^^。了

2013-01-16 12:56:21

キムさん、本論再開

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