【電子書籍】竹の子書房のロードマップとか電子書籍展開戦略とか【竹の子書房@takenokoshobo】
@3peta 文庫本の場合ザッとしたページ単価は今は5000円前後じゃないかな。224頁で100万強くらい。部数ははっきり言わないでおきますw
2010-08-28 02:55:21@3peta これが、1500円、1800円の新刊ハードカバーでも、著者の取り分は同じくらいなんですよ。つまり、ハードカバーは発行部数が少ない分を、価格を上げることで補っている。
2010-08-28 02:56:05@3peta 年間500万の収益を得ようと思ったら、年に5~8冊書かないと食べていけません。が、そんなに続けざまに本を出せている人は、そもそも売れっ子作家です。
2010-08-28 02:57:20@3peta そういう逆算をしていくと、作家の多くは何らかの兼業(雑誌連載、別分野の仕事、バイト)である、ということになるか、年収200~300万以下、ということになります。実際200万円台の年収のモノカキは珍しくはないと思います。新刊が年一の人もいますから。
2010-08-28 02:58:19@3peta 結局、年一だと読者に名前を覚えてもらえません。突破口は「賞を取って賞作家になり脚光を浴びること」になります。元々文学賞というのは出版社が話題作り(営業活動)として設置したものでもありまして、昨今では賞の乱立が起きたりもしています。
2010-08-28 02:59:20@3peta 権威ある賞を作ろうとして立ち上げたものの、賞そのものが立ちゆかなかったり、賞ジプシーがいつまで立っても売れないケースというのも珍しくありません。
2010-08-28 02:59:52@azukiglg 僕は食えるぐらいは文筆以外の仕事してるので、本当に趣味的に力を注げるんですよね。なんというか「文筆」だけで食うというのは凄く怖いなと。ギャンブル的だなと思います。
2010-08-28 02:59:58@azukiglg うん。賞なら本当に大手の賞を取らないと、意味が無いという話も聞きますね。あとは長編でないと余りメリットは無い、とかも聞きます。
2010-08-28 03:01:09@3peta 僕は自分が「本業は編集者」という自覚があるからモノカキをやってられるようなもので、モノカキ専業になったら食えないと思いますよ。才能の有無もありますけど、そのくらい執筆業は厳しい、ということです。どうしても印税ウハウハの成功例だけが脚光を浴びてしまうのでアレですが。
2010-08-28 03:01:59@3peta なので、文筆業は「それだけで贅を過ごそう」とか、「人生設計を立てよう」という人にははっきり言って向いてない。その上、常に80点のクオリティを一生維持するのだって難しい。常に120点をはじき出しているとされている人は、人格が変わるくらいの苦労をなさっていると思います
2010-08-28 03:03:23@azukiglg 僕は印税はほとんど当てにしていないというか、貰えたらラッキー、程度の考えなのでw 気が楽です。まぁ、貰えれば嬉しいけどねー、的なw
2010-08-28 03:04:22@3peta だから作家志望の人にはできるだけ「賞への挑戦」が推奨されるんですよ。実際、出版社(特に営業部)の後押しが段違いになります。ただ、それは「とにかく宝くじに当たれ」というようなもので、努力ではどうにもならない部分はどうしても残ります。
2010-08-28 03:04:42@3peta ですねー。今後、電本で著者の裾野が広がることが起きるとなったら、専業作家にとって脅威でしょうね。ハイ=アマチュアでプロ以上というのは珍しくないんですから。その中でプロのメリットは「締切に遅れない」「大崩れしない」というとこぐらいかな。
2010-08-28 03:05:50@3peta そして、兼業作家やハイ=アマチュアの進出を諦めさせるとか、やめさせる、既得権益を死守する、というようなことは、専業作家には絶対にできないんですよ。うまいプロが自分を脅かす新人を囲い込んだり貶して潰す、という話は過去にありましたけど、
2010-08-28 03:06:48@azukiglg 僕は筆が速いみたいで、〆切に遅れた事が無いんですけどねw 約束事なので、絶対遅れないように気をつけるタイプです。それが信用を作ると思っているので。
2010-08-28 03:06:53@3peta そういう新人が想定外の場所からどんどん竹の子のように顔を出すようになったら、いちいち見つけ出して絡んで潰すというようなマメで地道な作業では追いつかない。それでも抵抗はあると思いますが。
2010-08-28 03:07:29@3peta そうなったとき、プロは生計のために何が何でもいいものを作ることが義務づけられているけど、ハイ=アマ、兼業は生活のために書くわけではないから、「いいものができたときだけ売ればいい、売れなくても生活は困らない」ということになる。
2010-08-28 03:08:43@3peta 一人や二人ならともかく、そんなハイ=アマ、兼業が【入れ替わり立ち替わり】120%のものを出してきたら、専業プロはパンクします。
2010-08-28 03:09:08@3peta ハイ=アマ、兼業にとっての最大の強みは、「義務がない」「同じような環境のハイ=アマ、兼業が山ほどいる」「生活のために書かなくてもよい」という点になります。辺りが出れば御の字。でなくても【自分が満足できたならそれでいい】という。
2010-08-28 03:10:20@3peta 芸術家肌の作家は「自分が満足できれば」と……まあ、皆言いたいと思いますけどwそれは綺麗事で、それ以外の収入源がないのだから、それで食えなくてはならず、自分を脅かすものを排除せねば、と考えてしまうのを否めない。
2010-08-28 03:11:08